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札幌で食べる関西風のうなぎ「うなぎ加茂川」

数年に一度の寒波とかなんとか、寒い日が続いています。あんまり寒いとウナギが食べたくなりますよね。え? あんまり繋がっていませんかね? 僕の場合、暑くても寒くてもウナギを食べたくなるみたいです(笑)

ところで、皆さんは「カルメル堂」というカフェをご存じでしょうか。このカフェ、札幌中心部の中通りに面した古いビルの中にあるのですが、この古いビルの向かい側に小さなうなぎ屋さんがあります。実は「カルメル堂」に行くたびに、このうなぎ屋さんがずっと気になっているんですよね。ということで今回は、このうなぎ屋さんから実況中継でお伝えしたいと思います。お店の名前は「うなぎ加茂川」です。さあ、期待を胸にお店に入ってみましょう。

関西風のうなぎ

ただいま平日のランチタイム、11時半を少し過ぎたところです。お店の開店時刻を過ぎていますが暖簾はまだ出ていないようです。雪が降っていて寒いので、こっそりお店を覗いてみます。大丈夫ですか? あ、大丈夫ですね。それではお邪魔いたします。上品な雰囲気の女将さんに案内されて、一番入り口側の小上がり席に座ります。やっぱり一番客みたいですね。女将さんがいそいそと暖簾をかけに出て行きます。店内は思ったよりも奥行きがあります。入口を入って右手にカウンター席、左手に小上がりの席。店内は隅々まで非常に清潔に保たれているようです。「きれいなお店」お店ですね。

お店に入ってから気が付きましたが、どうやらこのお店は「関西風のうなぎ」を食べさせるお店みたいです。そう言えば、うなぎにも関東風とか関西風とかありんですよね。知識としては知っていましたが、札幌でうなぎを食べるときに関東風とか関西風とか意識したことはありませんでした。きっと、札幌で食べているうなぎの多くは、関東風ということなのかもしれませんね。それにしても、関西風のうなぎの蒲焼って、一体どんな蒲焼なんでしょうか。ちょっと不安になりました。

うなぎ加茂川のメニュー

うなぎ加茂川

さてさてメニューを拝見します。はい、いかにも専門店らしいシンプルなメニューです。ご飯ものは、うな重、うな丼、ひつまぶしの3種類。その他、白焼・蒲焼の竹と松、そして、肝串というのが、全フードメニューみたいです。どうやらランチメニューはないみたいです。せっかく専門店に来たのだから、思い切ってひつまぶしにしましょう。本格的なひつまぶしを食べたことがあるのかどうか、記憶にはありません。ひつまぶし、初体験です(たぶん)。

うなぎ加茂川

こちらはドリンクメニューです。白焼きを日本酒でゆっくりやるのも良いでしょうね。引退後の楽しみに取っておきましょう(笑) まだまだ先は長いですが、池波正太郎先生みたいに、うなぎ屋の似合うお爺さんになりたいものです。

初めてのひつまぶし

ひつまぶし

うなぎを焼く香ばしい匂いとともに、店の奥から「上がったよ」という大将の声が聞こえました。本格的なうなぎは時間がかかると言いますが、思っていたよりも早く用意ができたようです。そして、女将さんがいそいそとやってきて、ついにひつまぶしが登場です。本格的なひつまぶし、想像以上に豪華です! 食べ慣れないものを見るとテンション上がりますね(笑)

ひつまぶし

なるほど、小さくカットされたうなぎが、大きな丼のご飯の上にびっしりと敷き詰められています。思った以上にウナギが入っているんですね。見た目が既にインスタ映えです。うな肝のお吸い物。お漬け物。薬味らしき、焼き海苔とわさびとネギ。そして、だし汁らしきものと、豪華に勢揃いです。あれ、良く考えてみると、本格的なひつまぶしの食べ方を良く知らないということに、この時点で気が付きました。まあ、なんとかなるでしょう。それでは、早速いただきます!

まずは、肝吸いを一口。上品な薄味です。そして、やっぱりうなぎですよね。一口目からご飯と一緒に頬張ります。

タレがしっかりと蒸さずに焼き上げたといううなぎは、確かにいつもよりはしっかりとした歯応えがあります。美味しいです。いつも食べているうなぎも美味しいけれど、こっちのうなぎも負けずに美味しいです。うなぎとご飯を交互に口の中に放り込んでいきます。うなぎと白米って本当に最高のマッチングですね。ほとんど、うな丼状態でガツガツ頬張ってしまいました。

これで終わったら、ただのうな丼なので、茶椀にうなぎと白米を少し取り分けて、だし汁を注いでみます。うな茶漬け、新鮮な感覚です。確かに美味しいけれど、ご飯をガツガツを食べるのには向いていないようです。白米好きの自分は、喉が詰まりそうな勢いで、うなぎとご飯をかっ込みたい!(笑)

結局、うな茶は一杯だけにして、最後の残りは普通のうな丼状態で食べました。普通のうな丼最強です。うな茶は、最後の〆でささやかに頂く方が良かったのかもしれません。

正しいひつまぶしの食べ方

後で調べてみたら、ひつまぶしの食べ方にも正しい作法というのがあるらしいです。まず、ご飯は、お茶碗に寄せて食べる。自分はお重から直接行ってましたが、どうも違ったみたいです。

最初のうちは、うなぎとご飯をうな丼状態で食べる。次に、わさびやネギなどの薬味と一緒に食べる。最後に、だし汁を注いでお茶漬けで食べる。こういう3段論法みたいな食べ方が、どうやらひつまぶしの正しい作法だったみたいです。なんだか、蕎麦の食べ方と似ているんですね。

まとめ

以上、今回は「うなぎ加茂川」からお伝えいたしました。食べ終わった後の満足感は非常に大きかったです。ひつまぶしじゃなくて、普通のうな丼にすれば良かったとも思いました(笑) 考えてみると、僕は蕎麦でもラーメンでも一番基本の普通のやつが好きなんです。メニューの一番最初に記されているようなやつ。変化球よりも直球が好きなタイプなんでしょうね。

でも、はじめてのひつまぶし、すごく楽しかったです。何よりうなぎがとても美味しくて、ぜひリピートしたいと思いました。真冬のうなぎ、皆さんもいかがでしょうか? 現地からは以上です。

ABOUT ME
どさんこケルス
どさんこケルス
札幌ソロ活代表。18歳のとき、住みたい街ランキング1位の札幌に移住。カフェ巡りと文学散歩を軸に、季節の札幌散策を楽しんでいます。好きな言葉は「振り出しに戻る」。