旧・札幌ピープル

札幌駅から新千歳空港までJR快速エアポートのメリット・デメリット

札幌駅から新千歳空港までの移動手段は、いくつか方法があります。

今回は、札幌駅から新千歳空港駅まで移動する場合の、最もスタンダードな移動方法であるJR北海道の「快速エアポート」を使う方法のメリットとデメリットについて検証してみました。

なお、空港連絡バスについては、別記事「札幌駅から新千歳空港まで高速バス(空港連絡バス)のメリット・デメリット」で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。

https://sukidesu-sapporo.com/2019/07/24/kuukou-bus/

札幌~空港間の乗り換えが不要

JR北海道の快速エアポートを利用する場合の最大のメリットは、札幌駅から新千歳空港駅まで直通で、乗り換えなしで移動できるということでしょう。

新千歳空港駅は新千歳空港ターミナルビルの地下1階にあるので、外に出る必要がありません。

雨や雪など悪天候の場合でも、何の心配もなくスムーズに移動することが可能です。

多い時間帯で15分おきに運行

快速エアポートは最も多い時間帯で15分おきに運行しています。

ビジネスマンが出張で移動する場合などは、非常に便利なダイヤとなっています。

一方で、早朝や夜間などは運行本数が激減するので、あらかじめ注意が必要です。

お得なJR料金は1,070円

快速エアポートで札幌駅から新千歳空港駅まで移動した場合の料金は1,070円で、高速バスの1,100円と比べて割安となっています。

SUICAが使える

札幌駅・新千歳空港ともにSUICAやKITACAなどのICカードを利用することができます

というのも、北海道内のJR駅の多くではICカードを使うことができないのが当たり前なんです。

ICカードを利用できるというのは大きなメリットですよね。

Uシート(指定席)でゆったりと

快速エアポートには「Uシート(指定席)」車両があるので、事前に予約をしておけば確実に座っていくことができます。

料金は一律520円です。

ただし、広間の快速エアポートの運行間隔は15分おきなので、特に急ぐ予定がなければ、次の列車に座っていくことは可能です。

Uシートの指定席は自動券売機で購入することが可能なので、空席さえあれば、乗車直前に購入しても大丈夫です。

ただし、快速エアポートのUシートは外国人観光客にも人気があるので、時間帯によっては満席になっている可能性があります。

札幌~空港の所要時間は40分

札幌駅から新千歳空港駅までの移動時間は約40分程度です。

札幌中心部と千歳空港は意外と距離があるので、初めての場合は注意しましょう。

キャリーケースは注意

ゆったりと座っていけることを考えると、快速エアポートはやはり快適ですが、大きなキャリーケース等の扱いには注意が必要です。

快速エアポートは非常に利用率の高い列車なので、はっきり言って混雑している場合が多いです。

なので、大きなキャリーケース等をお持ちの場合には、周囲の迷惑にならないように注意しましょう。

冬の快速エアポートは運休が多い

快速エアポート最大の弱点は、突然の運休が多いということです。

特に冬期間は雪の影響を受けやすくて、大雪のために運休、吹雪で視界不良のために運休ということが珍しくありません。

また、雪が降っていない場合でも、設備不良トラブルや緊急の設備点検などで運休になる場合があります。

これは冬以外の季節でも同様なので、快速エアポートの運休リスクについては、常に考えておく必要があります。

とにかく混雑する

人気列車の快速エアポートは、とにかく混雑していることが大きな特徴です。

小さなお子様をお連れの場合など、必ず座りたいときは、ホームで早めに並ぶか、あるいは、Uシートの指定席を予約しておくことをお勧めします。

短距離ではありますが、Uシートの指定席は外国人観光客が好んで使うため、意外と満席になるので、予定がはっきりとしている場合は、早めに予約しておいた方が安心でしょう。

まとめ

札幌駅から新千歳空港駅まで移動する場合の、最も標準的な移動方法は、やはりJR北海道の快速エアポートを利用する方法です。

運行本数が多く、所要時間も40分と短いので、特にビジネスでの移動には重宝します。

ただし、冬場を中心として運休が多いという点には十分に注意が必要です。

快速エアポートでの移動を予定している場合には、万が一、快速エアポートが運休になった場合の代替手段について、あらかじめ確認しておきましょう。

https://sukidesu-sapporo.com/2019/07/24/kuukou-bus/

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kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。