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【レビュー】ソメスサドルの革巻きボールペンと1本挿しのペンケース

北海道のレザーブランド「ソメスサドル」は男性へのプレゼントに最適

バレンタインデーにソメスサドルのレザーグッズを頂いたのでご紹介します。

革小物をお探しの方の参考に、どうぞ。

なお、管理人おすすめのレザーブランドについては、別記事「エンダースキーマ公式通販のギフトラッピング!レザートートバッグ」も併せてご覧ください。

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ソメスサドルの歴史を詳細に解説

ソメスサドルは、北海道砂川市に工場があるレザーブランドです。

ソメスサドルは北海道が誇るレザーブランドだソメスサドルは北海道が誇るレザーブランドだ

生産品のメインは日本唯一と言われる「馬具」ですが、馬具以外にも多くの革製品を製造・販売しています。

ソメスサドルの生まれ故郷は歌志内市

ブランドが誕生したとき、工場は砂川市の隣町である歌志内市にありました。

歌志内市は人口わずか3,000人の、全国で最も小さな市です。

国木田独歩も宿泊した歌市内

明治時代中期に、原野開拓を夢見て来道した国木田独歩の宿泊した町が、ここ歌志内市でした。

独歩の「空知川の岸辺」には、当時の歌市内の様子が描かれています。

三浦屋に着くや早速主人を呼んで、空知川の沿岸にゆくべき方法を問い、詳しく目的を話して見た。
ところが主人はむしろ引返えして歌志内に廻わり、歌志内より山越えした方が便利だろうという。
「次の汽車なら日の暮までには歌志内に着きますから今夜は歌志内で一泊なされて、明日よくお聞合せになって其上でお出かけになったがようがす。歌志内なら此処とは違って道庁の方も居ますから、その井田さんとかいう方の今居る処も多分解るでしょう」

汽車の歌志内の渓谷に着いた時は、雨全く止みて日はまさに暮れんとする時で、余は宿るべき家のあてもなく停車場を出ると、さすがに幾千の鉱夫を養い、幾百の人家の狭き渓に簇集して居る場所だけありて、宿引なるものが二三人待ち受けていた。その一人に導かれ礫多く燈暗き町を歩みて二階建の旅人宿に入り、妻女の田舎なまりをそのまま、愛嬌も心かららしく迎えられた時は、余も思わず微笑したのである。

「空知川の岸辺」国木田独歩(明治35年)

三浦綾子が代用教員を務めた歌志内

昭和14年、旭川市立高等女学校を卒業後して歌志内の神威尋常高等小学校に代用教員として赴任したのが、旭川出身のベストセラー作家・三浦綾子です。

当時17歳で赴任した三浦綾子が勤務したのはわずか2年4か月でしたが、歌志内での教員生活は後の作家生活にも大きな影響を与えたと言われています。

自伝「石ころのうた」では、軍国主義の色濃い小学校の様子が描かれているし、平成6年に刊行された最後の長編小説「銃口」でも、神威小学校で教員として勤務していた作者の姿が投影されています。

昭和12年、支那事変(日中戦争)が始まり、若い男の人にが来る一方、炭鉱は石炭増産のため、人がどんどん増え、学校も生徒が教室に入りきれなくなるほどでした。

昭和15年、滝川高等女学校を卒業した私は、先生が50人以上、生徒は2,000人を超える神威尋常小学校の代用教員に採用され、そこで出会ったのが、のちに有名作家となる三浦綾子(当時は堀田綾子)さんです。

同い年の彼女とは、翌年文珠に分教場がつくられ、職場が同じになり親しくなりました。堀田先生は、研究熱心で、先輩の先生を捕まえては授業のやりかたを聞いたり、その頃普及した4つ玉そろばんに他の人が苦労しているとき、「わたしなんか1年も前から使ってるよ」と新しいものをとり入れたり、とにかく進んでいる人でした。

昭和16年の1学期で堀田さんは退職し、旭川に戻って以来、疎遠になっていましたが、作家になったことは新聞で知っていました。

副読本「ゆめつむぎ昔話聞取集」歌志内市教育委員会

芥川賞作家・高橋揆一郎の故郷

独歩も「幾千の鉱夫を養い」と書いているように、歌志内市は明治以降日本有数の産炭地でした。

最盛期の昭和23年には人口46,000人を超えたそうです。

この時代に、歌市内の炭鉱で一人の炭鉱夫として働いていたのが、歌市内生まれの芥川賞受賞作家・高橋揆一郎です。

昭和53年、「伸予」で北海道在住作家として初めて芥川賞を受賞した高橋揆一郎は、北海道に根差した多くの作品を輩出しています。

特に、昭和53年に北海道新聞文学賞を受賞している「観音力疾走」は北海道の炭鉱町に生きる人間の姿と真正面から向き合った傑作と言われています。

ソメスサドルは北海道開拓歴史の結晶

さて、そんな歌市内の町に、昭和39年に誕生した馬具メーカーがソメスサドルでした。

ソメスサドルでは多くの革小物を生産・販売しているソメスサドルでは多くの革小物を生産・販売している

当時、日本のエネルギー革命の進行によって石炭産業は既に斜陽を迎えており、産業構造の転換を目的とした企業誘致の一環としてソメスサドルが誕生したのです。

明治以来の北海道開拓に、馬は決して欠かすことのできない大切な動物でした。

そして、馬とともに生きる北海道の人々が静かに培ってきた技術のひとつが「馬具」の生産でした。

今、ソメスサドルは、こうして北海道開拓の歴史の中で培われてきた馬具生産技術を生かして、様々な革製品を生産・販売しています。

北海道開拓の歴史の結晶のようなものを、私たちはソメスサドルの製品の中に感じているのかもしれませんね。

ブランド名は「頂点のサドル」

今やソメスサドルは、北海道内だけではなく、日本国内、そして世界中から注目を集めるレザーブランドとして活動しています。

ソメスサドルは一流デパートにも似合うソメスサドルは一流デパートにも似合う

日本唯一と言われる馬具生産に関しては、武豊やミルコ・デムーロなどをはじめとする国内外の競馬騎手の鞍を手がけています。

さらに、皇族が使用する伝統的な馬車具を生産して、宮内庁に納めているのもソメスサドルの大切な仕事です。

「本物」を作り続けるソメスサドルの革製品はすべてがハンドメイド

企画から製造、販売、修理までを一貫して行うソメスサドルの姿勢は、革製品に対する妥協を許さない職人魂を感じさせてくれます。

ビジネスバッグから財布のような革小物まで、ソメスサドルの製品は幅広く多様だビジネスバッグから財布のような革小物まで、ソメスサドルの製品は幅広く多様だ

なにしろ「ソメスサドル」の「ソメス」とは「頂点」という意味を持つ言葉です。

「頂点(ソメス)」の「サドル(鞍)」というブランド名は、ソメスサドルが生産するレザーグッズに対するプライドの表れでもあるのです。

一流のビジネスマンに愛されるソメスサドル

現在、ソメスサドルは北海道内だけではなく、東京青山や大阪心斎橋にも直営ショップを展開しています。

バレンタインデーが近づくと女性客も多くなるらしいバレンタインデーが近づくと女性客も多くなるらしい

札幌では、大通公園に面して建つ大通ビッセに直営ショップを構えるほか、大丸札幌店や三越札幌店にもショップを営業中。

もちろん、大丸藤井セントラルのような文房具専門店でもソメスサドルの製品を購入することが可能です。

日本の職人が作る「本物」の革製品は、世界中の一流の方々に強く支持されています。

一流の男を目指すビジネスマンにソメスサドルの支持者が多いことも納得ですね。

男性へのプレゼントにはソメスサドルの革小物を

さて、今年のバレンタインデーに管理人が妻から贈られたプレゼントがソメスサドルの革小物でした。

バレンタインデーのプレゼントはソメスサドルの革小物だったバレンタインデーのプレゼントはソメスサドルの革小物だった

管理人が普段からソメスサドルを愛用していることを、妻もちゃんと覚えていてくれたんですね(笑)

レザーのハート型チャームも無料で

プレゼントはふたつで、それぞれ深い緑色の布袋でラッピングされていました。

無料のギフトラッピングにはハート型のレザーチャームが付いている無料のギフトラッピングにはハート型のレザーチャームが付いている

ソメスサドルのブランド名がプリントされたリボンが付いています。

さらに、レザー製のハート型チャームがリボンにセットされていました。

さりげないサービスですが、革製品のおまけが付いているのは、レザーグッズファンにとっては嬉しいものです。

妻に確認したところ、ギフトラッピングは特に有料というわけではなかったようです。

革巻きボールペンはパイロットとのコラボ

プレゼントのひとつめが「アンダルシアン 革巻きボールペン(税込4,400円)」です。

ソメスサドルの「アンダルシア 革巻きボールペン(税込4,400円)」色はライトブラウンソメスサドルの「アンダルシア 革巻きボールペン(税込4,400円)」色はライトブラウン

ナチュラルな風合いを残しながら、美しく染め上げられた革巻きのボールペンで、表面のマットな質感はエイジングを重ねると、艶やかで深みのある色に変化していくそうです。

ボールペンはソメスサドルとコラボレーションしているパイロット製。

レザーコレクション「パイロット×ソメス」シリーズは、国産文房具を愛する人間にとって珠玉のステーショナリーを提案してくれています。

ボールペンのリフィル(替え芯)は汎用性の高い「パーカータイプ」なので、長く使い続けることができそうです。

1本挿しのペンケースは大人に似合う

プレゼントのふたつめは「フロイント ペンケース(税込4,400円)」でした。

ソメスサドルのペンケース(税込4,400円)。ライトブラウンはエイジングが楽しめるソメスサドルのペンケース(税込4,400円)。ライトブラウンはエイジングが楽しめる

1本挿しのペンケースで、ソメスサドルのロゴが刻まれています。

上部にはストラップホルダーが付いているので、ネックストラップを付けることで、首からぶら下げて携行することも可能。

ペンケースにはストラップホルダーが付いている。クールビズスタイルでは首からぶら下げたい。ペンケースにはストラップホルダーが付いている。クールビズスタイルでは首からぶら下げたい。

真夏のビジネスシーンであるクールビズスタイルなどで、ペンケースを首から下げておくと便利でオシャレですよね。

ペンケースにはソメスサドルのブランド名が刻まれているペンケースにはソメスサドルのブランド名が刻まれている

普段はジャケットの胸ポケットに挿している万年筆も、クールビズスタイルでは持ち歩きに困ったりしますから。

文房具で「アズーロ・エ・マローネ」を楽しむ

ボールペンとペンケースのセットをプレゼントされましたが、どちらもライトブラウンなので、それぞれ別々に使った方がコーディネートしやすそうです。

ライトブラウンの革巻きボールペンとペンケース。別々にコーディネートして使いたい。ライトブラウンの革巻きボールペンとペンケース。別々にコーディネートして使いたい。

革巻きのボールペンはレギュラー選手としてガンガン使い込んで経年変化を楽しみたいし、ペンケースは大切な万年筆を挿して、ぜひネックストラップで首からぶら下げてみたいと思います。

もともとレザーグッズは、エイジングのニュアンスを楽しむことができるライトブラウン(キャメル)が好きで、ビジネスバッグや手帳カバー、革靴などでも愛用しています。

ビジネスシーンでは馴染み深いネイビーとも相性が良いので、すごく使いやすいカラーだと思います。

オシャレで有名なイタリアの伊達男たちが愛してやまないカラーコーディネートが「アズーロ・エ・マローネ」、つまり「青色と茶色の組み合わせ」です。

ネイビースーツにライトブラウンの革巻きボールペンなんて、すごく都会的で洗練されていてビジネスマンの印象を格上げしてくれるのではないでしょうか。

まとめ

以上、北海道のレザーブランド「ソメスサドル」についてご紹介いたしました。

最後に、今回のバレンタインデーのプレゼントについてまとめておきたいと思います。

・ソメスサドル製品は北海道開拓が培った技術の結晶
・本物の革小物はビジネススタイルを格上げしてくれそう
・文房具にもさりげなくこだわる素敵な大人になれるかも

ソメスサドルの革小物は価格的にもこなれているので、男性へのプレゼントとして最適なのではないでしょうか。

そして、管理人はしばらくホワイトデーのお返しをどうしようか悩むことになりそうです(笑)

ソメスサドル【日本の革鞄と馬具】
https://www.somes.co.jp/

ソメスサドル公式オンラインショップ
https://www.somes.co.jp/store2/

なお、男性へのプレゼントについては、別記事「男性が本気で喜ぶプレゼントの選び方とお勧めのアイテム 6選」も併せてご覧ください。

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ささら
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札幌ソロ活代表。18歳のとき、住みたい街ランキング1位の札幌に移住。カフェ巡りと文学散歩を軸に、季節の札幌散策を楽しんでいます。好きな言葉は「振り出しに戻る」。