旧・札幌ピープル

遅延に運休!? 札幌市民が真剣に考えるJR北海道との付き合い方

遅延に運休!? 札幌市民が真剣に考えるJR北海道との付き合い方

JR北海道が運休しまくっていますね。

雪が多いとはいえ、ここまで鉄道機能が麻痺してしまうと、市民生活への影響も甚大です。

そもそも北海道なんだから、雪は毎年必ず降って積もるもの。

想定外とか言ってられないので、今回は、JR北海道との付き合い方を根本的に考え直してみたいと思います。

基本理念は「冬のJR北海道はまったく使えない!」です。

札幌で働いている人はJR沿線には住まない!

札幌で働く人たちの通勤手段には、地下鉄、JR、バス、市電があります。

人気があるのは、圧倒的に地下鉄ですが、JR北海道沿線も、意外と人気があるんですよね。

江別市内の野幌とか大麻とか、北広島とか恵庭とか、学園都市線のあいの里公園とか。

特にマイホームを持っている方々は、JR沿線に多いような気がしますが、冬になると通勤事情がボロボロです。

何もない日でもJRのダイヤは乱れまくりだし、ちょっと雪が多かったりしたら、たちまち運休。

簡単に仕事を休める人ならともかく、僕の知人は職場の近くのホテルに泊まってオフィスへ出勤していました(笑)

これから住む場所を探そうという方は、JR北海道の沿線だけは避けた方がベター

一年の半分近くは雪が降るので、一年の半分近くをストレス抱えて暮らすことになります。

将来に売却を考える場合も、今後、JR沿線の人気が高くなるとは思われません(残念ながら)。

少なくとも札幌市内で仕事をしている方は、JR北海道の沿線に住むべきではないでしょう。

冬の北海道旅行は絶対にやめる!

本当は今月、東京都内でどうしても参加したいイベントがあったんです。

三連休を使えばスケジュール調整も可能でしたが、やはりあきらめました。

冬の北海道(東京)旅行は、スケジュールが絶対的に信用できないからです。

まず、飛行機が飛ぶかどうか。

真冬にわざわざ東京から帰省してきた友人は、千歳空港で一泊したあげく、帰りの飛行機のチケットが取れるまで、札幌市内のホテルで二泊していました(なんで真冬に帰ってくるかな~笑)

仮に飛行機が飛んだとしても、札幌と千歳空港との間を移動できるかどうかが難題です。

千歳空港って、実は札幌市内からかなり遠くて、空港までの移動がかなり大変なんです。

他の大都市にある空港をイメージしているとえらい目に遭います。

ただでさえ不便なうえに、冬のJR北海道はほとんど使えないから、札幌から千歳空港までの移動って、本当にストレスなんですよね。

まして、北海道内の特急列車なんて平然と運休になるので、地方都市でJRの運休に遭ったりしたら、それこそ大惨事です。

千歳空港どころか札幌までたどりつくこともできず、地方都市のホテルで足止めを食うことになります。

地元民としては、どうしてわざわざ交通事情の悪い冬の北海道まで旅行に来るのだろうか?という感じ。

冬の北海道で「不便な思いをして悲惨な体験をしたい」という方は別ですが(笑)

冬のJR北海道は止まってなんぼ。

北海道旅行は、普通に夏にすればいいと思います。

わざわざ、冬の北海道まで来る意味はありません(リスク大きすぎ)。

冬の出張は予定が立たないものとあきらめる

真冬に地方都市へ出張、考えただけでもイヤですね~。

全然予定が立てられないから。

万が一、JRが発車しても途中で止まるかもしれないし、帰りには動いていないかもしれない。

地方都市で足止めなんか喰らったりしたら、本当に最悪です。

僕の知人は、旭川まで出張に行って、帰りのJR北海道が運休になったために、タクシーを使って札幌まで帰ってきた人がいます(悲惨すぎる)。

翌日にどうしても外せない仕事があったそうですが、JR北海道を利用する出張を組む場合、翌日に予定を入れるのはNGです。

むしろ、運休になった場合の代案を考えておいた方がいい。

山岳登山では、悪天候などによる急なルート変更にも対応できるように、代案をいくつも考えておくものです。

JR北海道を利用する冬の出張も、そのくらいの緊張感を持っていないと、大きな失敗につながりかねません。

非常に悲しい状況ですが、北海道で暮らしている以上、自分の身は自分で守るしかありませんよね、、、

まとめ

以上、今回は、JR北海道との付き合い方について見直してみました。

全然信用できないJR北海道ですが、北海道で生きている以上、JR北海道との関係を断つことはできません。

「悪い病気に罹ったもの」とあきらめて、上手に付き合っていきましょう。

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。