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「恋の町札幌」や「ポプラと私」…石原裕次郎の「札幌が舞台の歌」

石原裕次郎「恋の町札幌」「ポプラと私」のシングルレコード

こんにちは。「札幌の栞」管理人どさんこケルスです。

北海道で石原裕次郎と言えば「小樽」ですが、実は札幌の歌もたくさん歌っているってご存知ですか?

「誌の都」と呼ばれる札幌には、石原裕次郎さんのロマンチックな歌がすごくマッチしているんですよね。

ということで今回は、石原裕次郎さんが歌った「札幌を舞台にした歌」を集めてみました。

昭和の石原裕次郎を聴きながら、札幌情緒を盛り上げましょう。

どさんこケルス
どさんこケルス
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恋の町札幌

札幌のご当地ソングとしては超メジャーな代表曲が「恋の町札幌」です。

石原裕次郎「恋の町札幌」「ポプラと私」のシングルレコード石原裕次郎「恋の町札幌」「ポプラと私」のシングルレコード

1972年(昭和47年)5月に発表されたシングルレコード。

作詞作曲を担当したは浜口庫之助が石原裕次郎の作品を手掛けるのは、これが3作目でした。

互いの気持ちを理解し合えたタイミングで、この名曲が誕生したと言われています。

石原裕次郎が女性の言葉で歌った初めての歌としても知られています。

昭和47年4月23日に札幌グランドホテル開催された「石原裕次郎 恋の町札幌 ポプラと私 発表記念パーティー」には石原裕次郎本人が登場。

札幌市から石原裕次郎さんに「市民の鍵」(木彫置物)が授与されるなど、大変な盛りあがりだったようです。

レコードジャケットには「札幌市」「札幌観光協会」「全日空」のクレジットがあるレコードジャケットには「札幌市」「札幌観光協会」「全日空」のクレジットがある

パーティーではもちろん石原裕次郎さんの熱唱もあり、フィナーレは15人のバスガイドと一緒に歌った「恋の町札幌」でした。

「恋の町札幌」「ポプラと私」の歌詞カード「恋の町札幌」「ポプラと私」の歌詞カード

シングルレコードの歌詞カードには作詞者である浜口庫之助のメッセージが添えられています。

ボクは札幌が大好きです。ある日ボクは札幌グランドホテルの一室で以前から作りたかった札幌の歌が出来上り、石原裕次郎君がボクの思っていたとおり本当にうまく歌ってくれました。

「ポプラと私」に寄せた浜口庫之助のメッセージ「ポプラと私」に寄せた浜口庫之助のメッセージ

この年の2月に冬季オリンピックの会場となった札幌は、全国から注目される一大観光地となっていました。

その札幌をロマンチックに歌い上げた「恋の町札幌」はもちろん大ヒット。

「札幌=恋の町」という図式はあっという間に定着してしまいました。

「アカシヤも散った」というフレーズから、夏の始まりの札幌を歌っていることが分かります。

石原裕次郎を代表する札幌の名曲です。

時計台の下で逢って
私の恋は はじまりました
だまってあなたに ついてくだけで
私はとても幸せだった
夢のような恋のはじめ
忘れはしない 恋の町札幌

ポプラと私

1972年(昭和47年)5月発表のシングル「恋の町札幌」のB面曲です。

作詞作曲は浜口庫之助。

「北一条のホテル」とあるのは札幌グランドホテルのことで、この曲は札幌グランドホテルの社歌として有名になりました。

そもそもこの曲は「札幌グランドホテル讃歌」のタイトルで、札幌グランドホテルが浜口庫之助に作曲を依頼したものでした。

曲は「札幌グランドホテル新館(現本館)開業5周年記念パーティー」に合わせて発表されましたが、その1年後に「恋の町札幌」のB面曲として石原裕次郎さんの歌で全国的に知られるところとなるのです。

パーティーの引出物は「札幌グランドホテル讃歌」のレコードとオルゴール、グランドホテルの電話保留メロディとしても使われました。

北大ポプラ並木で若いカップルがギターを弾きながらこの曲を歌うテレビCMも放映されたそうです。

以降、浜口庫之助は札幌グランドホテルを常宿とするようになったとか。

ちなみに、札幌グランドホテルの忘年会の最後は「ポプラと私」の大合唱で締めくくられるそうです。

ポプラ並木を 歩いていたら
ポプラがみんな 歌っていたぜ
恋をするなら 北国の町
捜しにおいで 本当の恋を

そうかもしれない
本当の恋が 生まれる町は北国の町
あの娘をつれて来たこの並木
愛の言葉が はじめて言えた

風に吹かれて ポプラは笑う
お前もやっと恋人見つけた
あの日あの時北一条の
ホテルもオレを笑っていたぜ

想い出はアカシア

石原裕次郎の札幌と言えばアカシアの白い花というくらいに、石原裕次郎さんはアカシアの花を歌っています。

「想い出のアカシア」も、そんな札幌ソングのひとつでした。

1987年8月発表のシングル「北の旅人」のB面曲でした。

「北の旅人」は釧路・小樽・函館と港町を歌っているので札幌は登場しません。

その分B面で札幌を舞台に歌った曲が登場しているんでしょうね。

きれいになったね あのころよりも
幸せなんだろ あいつとふたり
めぐり逢えたら人妻の
銀の指輪が痛かった
想い出はアカシア 別れの白い花

結ばれなくても男の恋は
胸の想いを消さずに灯す
きっといまごろ札幌は
夢の色づく日昏れ時
想い出はアカシア 瞼の白い花

赤いハンカチ

1962年(昭和35年)10月発表のシングル曲です。

はっきりと札幌とは言っていませんが、アカシヤの花が咲く北国の街といったら、やっぱり札幌ですよね。

アカシヤの 花の下で
あの娘がそっと瞼を拭いた
赤いハンカチよ
怨みに濡れた 目がしらに
それでも泪は こぼれて落ちた

北国の春も逝く日
俺たちだけが しょんぼり見てた
遠い浮雲よ
死ぬ気になれば ふたりとも
霞の彼方に行かれたものを

アカシヤの花も散って
あの娘はどこかおもかげ匂う
赤いハンカチよ
背広の胸に この俺の
こころに遺るよ

モカの匂う街

1971年(昭和46年)11月発表のシングル「サヨナラ横浜」のB面曲です。

歌詞の中に「札幌」の言葉は登場しませんが、アカシヤの花が咲く北国の街というところが、札幌のイメージを濃くしています。

この曲の特徴はコーヒーが主要なテーマになっていること。

当時はコーヒーと言えば「モカ」というくらい、モカが人気の時代でした。

どさんこケルス
どさんこケルス
昔ながらの喫茶店のコーヒーは今も酸っぱいよね

さすらいの 果てに淋しく
立ち寄る街の 白い花よ
ただゆきずりの 女だけど
あの可愛さが 胸のどこかに
いまも浮かんで つらい俺さ

ほろ苦いモカの香りに
想いが残る二人だった
みじかい春が過ぎるとき
この北国の恋も終わると
顔をかくして泣いたおまえ

アカシヤの花がこぼれて
静かな街に俺はひとり
逢うはずだった
一年の月日は流れ雲の彼方に
かわいいおまえを偲ぶだけさ

まとめ

以上、石原裕次郎さんが歌った札幌を舞台にした歌をご紹介しました。

どの曲も札幌の旅情に満ち溢れているので、札幌気分を盛り上げるにはぴったりですよ。

参考になれば幸いです!

ABOUT ME
ささら
ささら
札幌ソロ活代表。18歳のとき、住みたい街ランキング1位の札幌に移住。カフェ巡りと文学散歩を軸に、季節の札幌散策を楽しんでいます。好きな言葉は「振り出しに戻る」。
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