札幌の冬の風物詩である「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」。
とても楽しいイベントですが、意外と見所が多くてフリーで観て歩くと、あっという間に半日くらいは過ぎてしまいます。
今回は「短時間でクリスマス市を楽しみたい」という方のために、効率的にクリスマス市を楽しむことのできる攻略法をご紹介します。
出張の合間の1時間あれば、充分にクリスマス市を楽しむことができますよ。
なお、クリスマス市とセットで楽しみたい「クリスマス電車」については、別記事「クリスマス電車と雪ミク電車がすれ違う冬の札幌インスタ映えスポット」をご覧ください。

ドイツのクリスマスマーケットを札幌で再現
ミュンヘン・クリスマス市は、ドイツで年中行事として行われているクリスマスマーケットを札幌風に再現したもの。
札幌の中心部にある大通公園2丁目に30店以上の屋台が並びます。
ひとつひとつの屋台で魅力的なクリスマスグッズを扱っているので、正直に言って丁寧に観て行ったら時間はいくらあっても足りません。
雑貨を買って飲食を楽しむ
効率的にクリスマス市を楽しむコツは、クリスマス市の構造を理解することです。
このクリスマス市は「雑貨」「飲食」「イベント」という、大きく3つの要素で構成されています。
特に「雑貨」と「飲食」はクリスマス市の中核。
「雑貨を買って飲食を楽しむ」という流れが、クリスマス市を効率的に楽しむためのポイントとなります。
クリスマス市で外国雑貨を探そう
クリスマス市の最大の魅力は、クリスマスグッズを販売しているお店です。
普段はなかなか入手することができないような珍しい雑貨も数多く集まります。
意外と1コインで買えるものから揃えているので、自分へのお土産も含めて記念のアイテムをお持ち帰りしましょう。
クリスマス市には外国製の雑貨を売っている屋台も登場します。
せっかくなので、国内では入手が難しい外国雑貨を中心に探してみましょう。
ロシア製の手作りマトリョシカ
管理人のイチ推しはロシア雑貨の「ロマノフ」です。
ロシア製の手作りマトリョシカを中心に販売されています。
伝統的なマトリョシカから現代的なセンスのものまで、個性的なアイテムも数多く並んでいます。
300円くらいで買える小さなものから本格的なものまで価格帯も様々。
管理人は毎年マトリョシカをひとつずつ買ってコレクションしています。
リトアニア製のキャンドル・ハウス
もうひとつのお勧めは「ケラミック・ハンドアルバイ」。
リトアニア製の手作りキャンドル・ハウスは18~19世紀スタイルのもの。
暖炉にはアロマオイルを入れて楽しむことができます。
ドイツ製みつろうキャンドルやポーランド製マグカップも
クリスマス市には、他にも外国雑貨を扱うお店があります。
ドイツ直輸入のキャンドルフォルダーを販売する「ティンク マルシェ」。
ドイツ直輸入のみつろうキャンドルやくるみ割り人形などを販売する「ルースおばさんのクリスマス物語り キキドール」。
マトリョーシカや漆の入れ物、木製のおもちゃ、クリスマス飾りなど、ロシアの手工芸品を販売する「イニシアティブ」。
ポーランド製の陶器マグカップなどを販売する「ポーリッシュポタリーショップ」。
あらかじめ、欲しいものをイメージしておいて、お店をいくつか回ると良いと思います。
マトリョシカひとつ買うにも、意外と時間がかかりますよ。
屋台前のテーブルでホットワインを立ち飲み
クリスマス雑貨を購入したら、次は飲食です。
クリスマス市の会場にはドリンクやフードの屋台がたくさんあります。
基本は屋台前のテーブルでの立ち飲みですが、寒いのが苦手な方にはテント内の飲食スペースも用意されています。
テント内は酔客が吐き出すアルコールの匂いで充満していますが(笑)
屋台前のテーブルで食べる方がクリスマス市の雰囲気は楽しめると思います。
インスタ映えの焼きマシュマロが大人気のリトルジュースバー
気軽にクリスマス気分を楽しみたいという方にイチ推しが「リトルジュースバー」。
オーガニックなフルーツジュースで人気のカフェがクリスマス市に登場。
一番人気は「クリスマススモア」。
焼きマシュマロのチョコレートがけにイチゴが乗っています。
インスタ映え間違いなしで、すごい行列ができていました。
想像以上に甘くてスイーツ好きな方にお勧めです。
サッポロビール園でホットワイン
がっつりと食べたい人は「サッポロビール園」。
クリスマス市定番のホットワインを始め、人気フードが揃っているので安定の人気ぶりです。
ロースト・アーモンドやドイツの郷土料理も
飲食の屋台はいろいろな種類があるので、お好みで楽しみましょう。
ドイツ郷土料理とドイツビールの専門店「シュネーヴァイス」。
ドイツ伝統のパン・プレッツェルの専門店「マーカスのクリスマスカフェ」。
クリスマス市の名物となっているロースト・アーモンドの「ハンセンのアーモンド工房~ドイツ since 1930」。
時間やお腹具合と相談しながら、お店を選ぶのがポイントですよ。
まとめ
いかがでしたか?
個性的な屋台がたくさん並ぶクリスマス市ですが、ポイントさえ押さえておけば1時間で充分に楽しむことは可能です。
最後に、クリスマス市を短時間で楽しむためのポイントをまとめておきましょう。
・基本は「雑貨を買って飲食を楽しむ」
・雑貨は外国製の珍しいものを探す
・飲食はクリスマススモアに注目する
本当に寒い札幌の12月ですが、皆さんも1時間1本勝負のつもりで、札幌ミュンヘン・クリスマス市を楽しんでみてくださいね。