クリスマスに冬休み、お正月休み、初売り、バーゲンセールなど、札幌市内でお買い物する機会が増える季節ですよね。
今回は、札幌でショッピングを楽しみたいけど、どこで買い物していいのか分からない、という方のために、札幌中心部にあるショッピングモールやデパートをまとめてみました。
冬のお買い物の参考にしてくださいね。
公式サイトへのリンクを貼っていますので、札幌ショッピングモールのリンク集としてもお使いいただけます。
なお、初売りやバーゲンセールの情報は、別記事「2019-2020 札幌の初売り・冬のバーゲンセール情報総まとめ」をご覧ください。

札幌の商業施設は札幌駅から大通にかけて集中
札幌のショッピングゾーンを大きく分類すると、「札幌駅エリア」「大通エリア」「その他のエリア」になります(かなり大雑把ではありますが)。
「札幌駅エリア」と「大通エリア」は隣接しているので、現実的には、札幌のショッピングゾーンは札幌駅から大通にかけて集中している、ということになります。
今回は札幌の代表的なショッピングゾーンである「札幌駅エリア」から「大通エリア」「すすきのエリア」までを対象として、ショッピングモールやファッションビル、デパートなど、大規模なショッピングスポットをご紹介したいと思います。
近年一番人気は「札幌駅エリア」
札幌市内で近年一番人気のあるショッピングゾーンは「札幌駅エリア」です。
地元の札幌市民は「サツエキ」と呼んでいます。
札幌駅がある札幌JRタワーには「札幌ステラプレイス」「パセオ」「エスタ」「アピア」という超人気の4施設が集まっています。
さらに、JRタワーに隣接する形で、札幌市内のデパートでは最も人気のある「大丸札幌店」があります。
札幌JRタワーと札幌大丸は一体型の施設なので、サツエキエリアのショッピングはほぼこの2施設に集中していると言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、札幌エスタの正面向かい側には、古くからの札幌市民に根強い人気を持つ「さっぽろ東急百貨店」もあります。
札幌駅エリアはJR札幌駅や札幌市営地下鉄「南北線」「東豊線」にも接続しているほか、札幌駅バスターミナルもあるので、公共交通機関での移動が非常に便利です。
また、大規模駐車場がいくつも用意されているので、自家用車利用の場合でも、大きく困ることはほとんどないと思います。
札幌ステラプレイス
札幌JRタワーの中核的な施設で、日本最大級のファッションビル。
おそらく札幌で一番人気のある商業施設だと思われます。
中心は若い女性をターゲットにしたファッションブランドですが、お店の種類はかなり多様で、幅広い年代のライフスタイルに対応したアイテムが入手可能です。
決してチープではないものの、デパートのように敷居が高いわけでもなく、札幌市内の高校生が学校帰りに普通に買い物をしています。
セレクトショップも「ジャーナルスタンダード・レリューム」「ユナイテッド・アローズ・グリーンレーベル・リラクシング」「アーバンリサーチ・ドアーズ」など、メインラインよりはセカンドラインの方が多い印象。
つまり、若い世代の方やオシャレ初心者の方が、気軽に入りやすくて気軽にお買い求め安いというのが、札幌ステラプレイスの基本的なコンセプトなんだと思います。
パセオ
札幌JRタワーの中でも、特に若い女性に人気のショップが集まっているショッピングモールです。
一つ一つのお店は決して大きくはありませんが、スタッフの丁寧な接客を受けられるイメージがあります。
パセオでは10代後半から20代前半の女子を多く見かけます。
そうした年代の女性をターゲットにした人気ショップが、数多く集まっているということだと思います。
確かに商品価格も札幌ステラプレイスに比べると、低廉でお買い求め安くなっているようです。
アピア
札幌JRタワーの中で、最も地下鉄駅側の地下街にあるショッピングモールです。
もともと札幌駅の名店街だった歴史を持つので、地元市民としては何となく小懐かしいイメージがあります。
地下街のショッピングモールなので、札幌JRタワーの中では最も敷居が低くて入りやすい施設です。
エスタ
札幌JRタワーの中で、最も西側にあるショピングモールです。
かつて「そごう札幌店」だった名残から、ビルの内部はなかなかに年季が入っています。
中核となっているのは「ビックカメラ」で、その他「札幌ロフト」「ユニクロ」「ジーユー」「ABCマート」「ニトリ家具」といった人気店も営業しています。
特に「ユニクロ」は北海道最大規模を誇る旗艦店「札幌エスタ店」があって、道内ではこのお店、外国人率が非常に高いゾーンです。
人気のグルメスポットである「札幌らーめん共和国」も、このビルの中にあります。
ラーメン以外の飲食店があることは、あまり知られていないかも?
大丸札幌店
札幌で最も新しくて、最も豪華、最もトレンドの先端を走っているデパートです。
札幌市内でハイブランドを購入するなら大丸をお勧めします。
しっかりとした品格を保っているので、安心してショッピングが楽しめます。
https://www.daimaru.co.jp/sapporo/
さっぽろ東急百貨店
古くからの札幌市民(つまり中高年の方々)に根強い人気を誇るデパートです。
近年は若い世代に向けたブランドも増えつつありますが、メインターゲットはやはり高齢層だと思います。
https://www.tokyu-dept.co.jp/sapporo/
若者に人気の「大通エリア」
札幌駅エリアに押され気味の「大通エリア」ですが、近年は若い世代や外国人観光客の支持を受けて、かつての人気を盛り返しつつあります。
大通エリアで特に人気があるのが「札幌PARCO」と「4丁目プラザ(4pla)」です。
いずれもトレンドをリードする人気ショップがテナント営業しているので、流行に敏感な層がパルコや4プラに集まってきています。
「PIVOT」や「IKEUCHI」といったファッションビルも、人気ショップを抱えて若い世代に人気です。
一方で、古くからの札幌市民は「札幌丸井今井」や「札幌三越」といった老舗百貨店に対する信頼が非常に厚く、中高年層はこうしたデパートに足を向けることが多いようです。
さらに、「狸小路商店街」や「さっぽろ地下街」といった昔ながらの商店街は、気軽に商品を見やすいといった環境から、札幌市民や外国人観光客に人気となっているようです。
大通エリアは地下鉄「南北線」「東西線」「東豊線」が接続するとともに、路面電車の札幌市電の電停があるなど、札幌市民にとって公共交通機関の利便性が非常に高い地域です。
提携駐車場の共通チケット「カモンチケット」が用意されているので、自家用車利用の場合でも使いやすく配慮されています。
札幌PARCO
流行の最先端を走るトレンドファッションビルです。
「ユナイテッド・アローズ」や「シップス」「トゥモローランド」「ジャーナル・スタンダード」といったメジャーセレクトショップから、モードなブランドストアまで、注目のファッションアイテムがここに集まります。
札幌市内でもオシャレ度の高い空間で、パルコに入るときはちょっと緊張感があります(笑)
一方で「無印良品」や「JINS」のようなコスパブランドも充実していて、実際には気軽に利用できるショッピングスポットです。
1階では外国人観光客が買い物を楽しんでいる姿を良く見かけます。
「コム・デ・ギャルソン」や「イッセイ・ミヤケ(パオパオ)」など、外国の方に人気のブランドにも力を入れているようです。
4丁目プラザ(4pla)
10代を中心とする若い女性に人気のファッションビルです。
小さいながらに個性的なショップが多く、それぞれのお店にコアなファンが付いています。
札幌のファッションビルとしては珍しい古着屋もあったりして、他のファッションビルとは少し違ったオシャレ空間という印象。
6階の「自由市場」は超個性派ストアの集まりなので、4プラに行ったときは必ずチェックしてくださいね。
PIVOT
札幌駅前通りに面して建つ、若者に人気のファッションビルです。
「ユニクロ」や「ジーユー」「ムラサキスポーツ」などといった親しみやすい人気ブランドが入っています。
4プラの南隣にあるので、いろいろと見たいときには便利かと。
IKEUCHI GATE
池内デパートのひとつで、こちらが本家です。
アウトドアやスポーツ関係のブランドが多く入っています。
古本屋やアンティークショップがあったりして、なかなか個性的です。
ちなみに、ここの「ドトールコーヒー」は穴場的に落ち着けますよ。
IKEUCHI ZONE
池内デパートの別館で、「IKEUCHI GATE」の南向かいにあります。
中核テナントは人気ブランドの「ZARA」。
札幌丸井今井
札幌市内では最も歴史のあるデパートです。
「大通館」と「一条館」の2館体制で、テナントはしっかりと充実しています。
「一条館」にはメンズフロアが3フロアあるなど、デパートとしては珍しくメンズファッションに力を入れています(伊勢丹の影響かと思われますが)。
ベーシックな定番ブランドは、ほとんど丸井今井で揃ってしまいそうな印象です。
https://www.maruiimai.mistore.jp/sapporo.html
札幌三越
札幌市内でも古い歴史を持つ老舗デパートです。
伊勢丹グループの再編により、札幌丸井今井とは兄弟デパートになってしまいました。
「丸井今井」以上にハイブランドを意識しながらも、意外と庶民的な雰囲気も残しています。
大通エリアでハイブランドを探すなら札幌三越がお勧め。
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/sapporo.html
ポールタウン
地下鉄開業と同時にオープンした歴史ある地下商店街です。
大通駅とすすきの駅を繋ぐ地下通路にお店が並んでいるので、敷居は全然高くないです。
曜日や時間帯によっては地下街の混雑が激しいので、お店をゆっくり見て歩くという雰囲気ではないかもしれません。
ひとつひとつの店舗が小さいので、丁寧な接客を受けることができますよ。
https://www.sapporo-chikagai.jp/
オーロラタウン
大通駅とさっぽろテレビ塔を繋ぐ地下通路にお店が並んでいます。
昔ながらの商店街といった雰囲気。
ポールタウンに比べると通行量が少ないので、比較的に落ち着いてゆっくりと見て歩くことができます。
老舗の地下商店街ですが、近年は若い世代をターゲットにしたショップも増えつつあります。
https://www.sapporo-chikagai.jp/
狸小路商店街
札幌で最も歴史ある老舗の商店街です。
昔は細かい個人商店が中心でしたが、近年は「ウィゴー」や「ABCマート」「セカンドストリート」のような全国展開のチェーン店が多くなりました。
個性派の古着ショップなどもあるので、地元の若者は意外と狸小路に集まっていますよ。
大通ビッセ
札幌駅前通りと大通公園とが交差する超利便地に建つテナントビルです。
「都市」と「人」そして「文化」の交わる「札幌のクロスポイント」がコンセプト。
ファッションメインというわけではありませんが、雑貨やカフェなど、トレンドに敏感なオシャレさんが集まっています。
観光スポットなので、観光ついでにちょっと立ち寄ってみてください。
赤れんがテラス
北海道庁赤れんが庁舎の前に立つテナントビルです。
「新しい感性と出会う、札幌の中庭」がコンセプト
超観光スポットなので観光客は多いですが、「モンベル」などの人気ショップも入店しています。
観光や散策の際はグルメスポットとしても注目したいところ。
https://mitsui-shopping-park.com/urban/akatera/
サッポロファクトリー
サッポロビール工場跡地に造られた造られた大型複合商業施設です。
工場時代のレンガ建築や巨大アトリウムなど7棟の施設に、多くのショップやレストランが集まっています。
アウトドアやスポーツに興味のある方は必見。
Le trois(ル・トロワ)
「キレイ」「ステキ」「オイシイ」の「3つのシアワセ」がコンセプトのファッションビルです。
「ル・トロワ」の名称は「3」を表すフランス語に由来するそうです。
若い女性が喜びそうなショップが中心で、「コスメには特に強い」と評判。
札幌シャンテ
レストランとショッピングと美容室と岩盤浴とゴルフが楽しめるファッションビルです。
ショップ数が限定されているので「行ったことがない」という方も多いかも?
札幌中心部にあって地下街からも直結ですが、意外と穴場的な存在です。
https://www.toho.co.jp/company/group/chanter/sp/shop.html
LA GALLERIA(ラ・ガレリア)
本来は大型オフィスビルみたいですが、大人気の「H&M」が入店しています。
「H&M」はストリートに面しているので、気軽にショッピングを楽しめますよ。
すすきのエリア
ススキノと言うと飲食店街とか歓楽街のイメージですが、ファッション関係のビルもあります。
大通エリアとは少し違った個性ある空間が楽しめますよ。
すすきの観光やグルメスポット巡りと併せてご利用ください。
ノルベサ
ボーリングやゲーム、カラオケ、グルメ、ショッピングまで幅広く楽しめるエンターテイメントな複合商業施設です。
屋上にある大観覧車「ノリア」は、札幌中心部のランドマーク的な存在。
北海道をテーマとしたライフスタイルショップやアパレルセレクトショップなど、バラエティーに富んだショップが集まっています。
古本の「まんだらけ」があったり、コスプレ・イベントがあったりと、サブカルチャーに強い空間でもあります。
すすきのラフィラ
食とグルメ、ファッション、美と健康をテーマにしたショッピングモール。
「ラフィラ」は、フランス語で「紡ぐ」を意味する「FILER」(フィラ)に女性冠詞の「LA」(ラ)を組み合わせた造語です。
地下鉄「すすきの」駅直結、大通駅とも地下街「ポールタウン」で繋がっているので、利便性はすごく良いです。
地下鉄「すすきの」駅構内の「ラフィラ前」は、飲みに行く人たちの待ち合わせのメッカです。
まとめ
以上、札幌中心部にあるショッピングスポットをまとめてご紹介いたしました。
札幌の中心部には、大きなファッションビル以外にも、個性的なショップがたくさんあります(路面店や小規模ビルなど)。
こうした個性派ショップについては、また別の機会にご紹介する予定です。
初売りやバーゲンセールは、札幌のファッションスポットで、どうぞお楽しみください。