札幌に残るレトロな喫茶店「喫茶キング5」に行ってきました。
意外と大通からも近くて、朝から営業しているので、リアルに重宝しています。
店名:喫茶キング5
住所:札幌市中央区南4条東2丁目
営業時間:9:00-
駐車場:隣にコインパーキングあり
「喫茶キング5」は二条市場のすぐ近く
「喫茶キング5」は、札幌市中央区南4条東2丁目にある喫茶店です。
少し遠そうな雰囲気ですが、観光スポットの「二条市場」が南2条東2丁目までなので、実際には二条市場のすぐ近くで、同じ通りを少し北(南3条東2丁目)へ行くと、人気カフェ「pool(プール)」があります。
信号をひとつ越えますが、本当に「pool」と同じ並びなので、「pool」をご存じの方は、そのまま南へ歩いて行きましょう。
駐車場はありませんが、「キング5」の真横にコインパーキングがあるので、自動車でも困ることはありません。
キングコーヒーの「喫茶キング5」
外観はかなり年季が入っていて、初めての方は戸惑うかもしれません。

かつてあっただろう店舗テントはすっかりと失われて、錆びた骨組みだけが無機質に遺されています。
かろうじて「キングのコーヒー」のブランドネームが入った「喫茶キング5」の行灯だけが、ここに喫茶店が営業していることを示しています。
ドアや窓からは店内の様子をうかがい知ることもできないので、僕も最初に入る時は、かなり不安でした(笑)
だけど、店内は設備は古いものの清掃が行きとどいていて、非常に清潔に保たれています。
古くて小さな喫茶店にありがちな、微妙な匂いが店内に漂っていることもありません。
常連客の多い喫茶店
年配の女性(ママ)が一人で切り盛りしている喫茶店です。

店内はカウンターとテーブルゲームの席のボックス席との3層構造になっています。
令和の時代に、テーブルゲームを置いている喫茶店が、まだあるということに感動します。
僕は一番奥のテーブルゲームの席に座ることが多いのですが、今日は先客がいたので、少しロフトっぽくなったボックス席に座りました(ママさんは「上も空いてますよ」と言った)。
先客は年配の女性一人で常連客らしく、「お母さん(喫茶店のママ)」と元気なおしゃべりが続いています。
喫茶店のママも、すごく元気な方なので、二人の元気な会話を聞いているだけで、すごく楽しかったです。
ドリンクもフードもメニューが豊富
「キング5」は、昭和時代に多かった「軽食と喫茶」のお店という感じで、ドリンク・フードともにメニューが豊富です。

モーニングサービスが用意されているところも、昔の喫茶店らしいですね。
最近のおしゃれカフェにはないメニューの多さです。
僕が好きなのは「喫茶キング5」の焼きそば(600円)です。

もともと喫茶店で食べる焼きそばが大好きなのですが、「喫茶キング5」の焼きそばは自分の好みにぴったりなので、すっかりと定番になってしまいました。
目玉焼きの乗った焼きそばにサラダとスープがついて600円。


サイフォン式の浅焙りコーヒーは飲みやすい
食後に「食後のコーヒー(150円)をオーダー。
「喫茶キング5」のコーヒーは、これも懐かしいサイフォン式抽出コーヒーで、流行りの深焙り珈琲ではなくて、あっさりとした浅焙り珈琲なので、ゴクゴクと飲むことができます。

昭和の頃は、こういう飲みやすいコーヒーが主流だったので、何杯もお代わりすることができたんでしょうね。
ママさん一人で切り盛りしているお店ですが、すごく手早いらしくて、コーヒーも焼きそばもさっと提供されます。
食事が終わると、すぐにやって来て、空いたお皿を下げてくれるのも、気持ちが良いですね。
漫画を読みながらゆっくりと休息したい
窓際のボックス席に座ったのですが、窓のすぐ向こう側に通りが面していて、たくさんの人たちが通り過ぎて行きます。

落ちつけるようにレースのカーテンを引いているので、外から店内を覗くことはできません。
店内の本棚には漫画がびっしりと収納されているので、「漫画を読みながらゆっくりと休息したい」というビジネスマンの憩いの場にもなりそう。
僕は仕事の都合で、土曜日に利用することがほとんどですが、平日のランチタイムにも来てみたいなと思いました。
会計を済ませてお店を出る時の、ママさんの明るい「ありがとうございました~!」の声も最高。
モーニングやランチで使ってみてください。
まとめ
「喫茶キング5」は、札幌でお勧めのレトロ喫茶です。
ドリンク・フードともにメニューが豊富。
モーニングもやっています。