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【GoToトラベル除外】コロナ第3波で札幌市民や観光客への影響は?

【GoToトラベル除外】コロナ第3波の札幌で市民生活や観光客への影響は?

コロナの第3波が本格化する中、とうとう札幌ではGoToトラベル除外の判が出る見通しとなりました。

全国に先駆けて、第3波が本格化している札幌の街は、実際に現在どのような様子なのか、今日現在の様子をまとめておきたいと思います。

体調が悪い場合の外出自粛(第1期集中対策期間)

そもそも、北海道で第3波の懸念が表面化したのは、10月下旬のこと。

鈴木知事は1028日から1110日までの2週間を「集中対策期間」に指定して、コロナの第3波が本格化する前に、これを阻止しようと対策を打ちます。

第1期集中対策期間の取組(10/28-11/10)
体調が悪い場合の外出自粛
・飲食の場での新北海道スタイルの実践
・マスクの着用
・テレワークの推進
・接触確認アプリの活用

ポイントは「体調が悪い人は外出を自粛してください」という部分でした。

北海道の第1期集中対策期間の取組北海道の第1期集中対策期間の取組

体調が悪くなければ、新北海道スタイルを実践している限り、日常の生活に特段の支障はなかったわけです。

感染リスクを回避できない場合の外出自粛(第2期集中対策期間)

集中対策期間の取組にもかかわらず、コロナの感染状況が悪化する中、鈴木知事は北海道の警戒ステージを「ステージ3」へと移行し、117日から27日までを「集中対策期間」に指定します。

第2期集中対策期間の取組(11/7-11/27)
・感染リスクを回避できない場合の札幌往来自粛
・飲酒の場での感染リスク回避の徹底
・すすきのでの酒類提供は22時まで

ポイントは「感染リスクを回避できない場合の札幌往来自粛」です。

警戒ステージ3を踏まえて、感染リスクを回避できない場合の外出自粛を要請警戒ステージ3を踏まえて、感染リスクを回避できない場合の外出自粛を要請

「感染リスクの回避」とは、マスクの着用や換気の徹底など、新北海道スタイルの実践ということなので、新北海道スタイルを実践できている場合は、外出自粛など特段の制約を受けないということになります。

「GoToトラベル」の利用も、新北海道スタイルを徹底していれば、特に制約を受けることはないので、この3連休の間も、札幌市内の観光地では多くの観光客の姿を見られたようです。

北海道の要請に従って、新北海道スタイルを実践しながら観光旅行をしていれば、観光客の方々に非は何もありませんよね。

急速に本格化する北海道内のコロナ第3波

北海道や札幌市が次々と対策を打ち出す中、コロナの第3波は急速に本格化していきます。

10月下旬には、すすきのの接待を伴うお店が主要な感染源と指摘され、11月上旬にはすすきのエリアに限定して22時以降の営業自粛要請を行うなど、焦点を絞ったコロナ対策が勧められてきましたが、コロナ陽性患者は、これまでにない勢いで伸びていきました。

札幌は「警戒ステージ4相当」で感染リスクを回避できない場合の外出自粛を要請札幌は「警戒ステージ4相当」で感染リスクを回避できない場合の外出自粛を要請(北海道新聞)

第1期集中対策期間では、新たなクラスタの発生や医療現場への感染拡大を警戒する動きが強まっていたのですが、あれから1か月も経たない現在、コロナ第3波は札幌から北海道内各地へと広がりを見せています。

コロナの感染拡大が急速に進んでいることから、札幌市は3連休を控えて、「警戒ステージ4相当」であり「感染リスクを回避できない場合の外出自粛」を要請します。

次から次へと発生するクラスタ、ひっ迫する医療現場、毎日200人を超える陽性患者など、現在のところ「集中対策期間」の効果は、目に見える形では現れてはいないようです。

札幌ステラプレイスが独自の営業自粛を開始

大きな問題は、経済活動への影響を懸念する行政が、有効な対策を打てないことです。

現在、北海道は「第2期集中対策期間」の取組中であり(11月27日まで)、感染リスクを回避できない場合でなければ、特段の活動自粛を求められている状況ではありません。

極端な話、マスク着用と手指消毒に注意していれば、一般市民としてはいつもと変わりのない生活をすることができるわけです。

こうした中で、札幌ステラプレイスやパセオ、エスタ、アピアで構成する札幌JRタワーが、独自の営業自粛を打ち出したことは衝撃的でした。

札幌ステラプレイスが営業時間の短縮を発表札幌ステラプレイスが営業時間の短縮を発表

実は、多くの従業員を抱えるJRタワーでもコロナ陽性患者の確認が相次いでいます(ユニクロ、ジーユー、ギャップ、レストラン街など、多くの店舗のスタッフが陽性確認されている)。

コロナの感染拡大が進む状況を踏まえて、札幌JRタワーでは、営業時間を午前11時から午後8時までとする、営業時間短縮という営業自粛を開始しました(道の「集中対策期間」の終わる11月27日まで)。

「感染リスクを回避できない場合外出自粛」は継続

札幌でも有数の集客力を誇るJRタワーでは営業自粛を開始しましたが、その他の商業施設では、通常営業が続いており、市民生活に大きな影響は生じていません。

北海道の「警戒ステージ3」に対応した「第2期集中対策期間」の主な取組は、現在も継続しているからです(札幌市は警戒ステージ4相当)。

札幌の外出自粛要請を伝える新聞報道(北海道新聞)札幌の外出自粛要請を伝える新聞報道(北海道新聞)

ポイントは「感染リスクを回避できない場合の外出自粛」ですね(札幌市のみ)。

飲み会は22時まで、人数は4人以下、時間は2時間以内という一定の条件を満たしていれば、大きな制約は生じないと言っても良さそうです。

GoToトラベルで札幌除外へ

北海道で本格化したコロナ第3波は、既に全国的な拡大を見せていて、政府はついにコロナの感染が拡大している地域における「GoToトラベル除外」へと、方向転換を表明しました。

北海道では、特に感染拡大が進んでいる札幌が対象になる模様です。

ただし、当初、東京都内が対象外であったときと同様に、宿泊先を札幌市内に選定しなければ、特に大きな影響もなく、GoToトラベルを利用して、北海道旅行を行うことができそうです。

そもそも、新千歳空港を利用する観光客のほとんどは、札幌市内を通過することになるはずで、宿泊はともかく、飲食店や観光スポットなどを利用する場合には、特段の問題も生じないと思われます。

3連休の札幌、コロナの影響は?

札幌では、コロナの感染拡大が急速に進んでいるということで、行動制限の有無にかかわらず、自主的な自衛策として活動を控えている札幌市民が増えているような印象を受けます。

札幌市内の観光スポット(二条市場や羊が丘展望台など)では、多くの観光客の姿を見かけましたが、商業施設などでは一般市民の来客数が減っている感じ。

馴染みの美容室では、予約のキャンセルが相次ぎ、新たな予約がまったく入らなくなったと嘆いていました。

稼働率6割程度まで復活したところで、このコロナの急速拡大、現在は稼働率3割程度にまで落ち込んでいるそうです。

傾向としては、観光客の動きは比較的活発に続いているものの、札幌市民の活動は急激に停滞しているといったところでしょうか。

「感染リスクを回避する行動を取っていれば、大きな問題はない」という情報がある一方で、医療現場がひっ迫し、各地で新たなクラスタが発生している状況が、市民生活に不安と混乱を広げる要因となっているような気がします。

まとめ

現在、北海道の警戒ステージは「ステージ3」で(札幌市は警戒ステージ4相当)、11月27日(金)までの集中対策期間が継続しています。

GoToトラベル除外を受けて、北海道の警戒ステージが、さらに引き上げられるのか、あるいは、市民生活に影響を及ぼす活動制限が導入されるのか。

今後のニュースにも注目していきたいと思います。

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ひつじ
ひつじ
札幌大市民。18歳のとき、住みたい街ランキング1位の札幌に移住。カフェ巡りと文学散歩を軸に、季節の札幌散策を楽しんでいます。札幌ステラプレイスが大好き。
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