大学入学、就職、転勤、、、春は新生活の季節ですね。
僕もこれまでに、札幌市内を中心として、かつて10回以上の引越しを経験してきました。
もちろん、そのほとんどが賃貸マンションや賃貸アパートでの生活ですが、率直に言って、お部屋探しって難しいですよね。
今回は、僕の失敗体験をご紹介しながら、札幌市内におけるお部屋探しの注意点を考えてみたいと思います。
冬に寒いと生活費が余計かかる
お部屋探しって、多くの場合、雪のない季節にすることが多いと思いますが、北海道内での住まいのトラブルの多くっていうのは、冬に発生しているような気がします。
一番ありがちなのが、良い部屋だと思ったんだけど、冬になってみると、想像した以上に寒い、というやつ。
寒ければ暖房器具で対応することになりますが、当然、暖房経費がかかります。
つまり、寒い部屋に当ってしまうと、生活費が余計にかかってしまうことになります。
特に、一階と角部屋は、下や隣に部屋がない分だけ寒いと言われています。
マンションは、真ん中の部屋を選ぶと、暖房代を節約することができそうです。
ただし、下の階が空き部屋だったために一冬寒かったという経験もあるので、ご注意を。
部屋の造りが悪いと水道管が凍る
北海道では寒い日が続くと、水道管凍結トラブルが続出します。
水道管が凍結すると、水が出ません。
さらに、凍結を放置しておくと、水道管が破裂して大惨事になります。
だから、水道管が凍結したら、すぐに対処しなければなりませんが、寒い夜の翌朝はあちこちで水道管が凍結しているので、水回り業者も簡単には来てくれません。
僕が昔住んでいたアパートは、一階部分に車庫、二階・三階部分に住居があるような造りでしたが、頻繁に水道管が凍結しました。
一階の車庫を通して上から下への水道管が通っていたため、車庫の気温が低いと、ここで水道管が凍ってしまうからです。
業者さんからは「構造上の問題だから凍結防止は難しい」と言われてしまい、次の春にとっとと引っ越しました。
車庫付きで値段の安い部屋には、ちゃんと理由があるものですね。

周辺道路に除雪が入らない
これも冬の生活トラブルですが、札幌市内でも大きな道路には札幌市による除雪が入りますが、小さな道路には除雪が入りません。
基本的に町内会などの住民で対応してねということですが、独身アパートなどが多い地域では、町内会活動も十分ではないので、除雪もあまりできません。
だから、自動車を持っている人は、小道に入って行くようなアパート街を選ぶと、冬になってから、かなり苦労すると思います。
自動車を使うという人は、冬の除雪体制を必ずチェックするようにしましょう。
除雪が十分ではない小道では、頻繁に自動車が雪に埋まっています。
そもそも、車二台がすれ違うことも難しいような道路なので、一台でも自動車が埋まってしまうと、あっという間に通行止め状態になります。
出勤時に自動車が出せなかったときは、さすがに焦りました、、、
隣の建物の窓に注意する
大学生のとき、暮らしていたアパートの隣に新しいアパートが建ちました。
こちらの窓と隣の窓は高さがズレているので、真正面を向いている分には壁しかありませんが、少し顔を上下すると隣のアパートの窓が思いきり目に入ります。
しかも、隣との距離はめっちゃ近くて、窓を開けていると、隣の部屋の会話が普通に聞こえてきます。
特に隣の上の階からは僕の部屋が丸見えで、僕の部屋からは隣の下の部屋が丸見え。
どちらにも若い女性が暮らし始めて、以来、窓辺に近寄ることはできなくなり、一日中カーテンを閉めて暮らす羽目になりました。
あの女の子たちも、よくあんな部屋を選んだなあと思います笑(新築とはいえ)

廊下に窓が面している
古い造りの部屋だったのですが、部屋の前に廊下がありました。
廊下は屋外に面していて、部屋の大きな窓は明かりを取るために、この廊下に面していました。
つまり、廊下を通る人からは、部屋の中が普通に全部見ててしまうという構造です。
当然、カーテン暮らしですよね。
辛かったのは、夜に明かりを付けていると、居留守を使うことができないということです。
独身アパートって、新聞とか宗教とかの勧誘がすごく多いので、基本的に居留守対応なんですが、部屋の灯りが付いていると、勧誘の人たちはなかなか簡単には帰りません。
治安上もよろしくないので、女性は絶対に裂けた方がいいですね。
まとめ
ということで、以上、今回は、僕の失敗体験から賃貸探しをするときの注意点をご紹介しました。
トラブルの多くは冬に発生するので、可能であれば、真冬の状況を調べておいた方が安心ですよ。