今夜は平成最後のクリスマスイブですね。
我が家では、毎年クリスマスケーキを買うお店が変わります。
割と、その時々の話題のお店で予約していることが多いです。
2017年のクリスマスは「カプセルモンスター」。
2016年は「ジェラテリア・クレメリーチェ」のアイスケーキでした。なかなか通なチョイスだと思います(笑)
さて、2018年のクリスマスケーキは「Bon Vivant(ボン・ヴィバン)」のお世話になりました。
今回は「ボン・ヴィバン」のクリスマスケーキについて書いてみたいと思います。
来年のクリスマスケーキを買う際の参考にしていただければと思います(笑)
「Bon Vivant(ボン・ヴィバン)」とは

「パティスリー ショコラティエ ボン ヴィバン」は、中島公園のすぐ近くにある小さなケーキ屋さんです。
シェフ久保健寛さんのプロフィールについては、公式サイトで詳しく紹介されています。
2005年に息子の小学校入学に合わせて大阪から移住。大阪ではフランス菓子の名店「なかたに亭」で6年間勤務。内4年をスーシェフとして働き、Chocolatier Nakataniの立ち上げを経験しチョコレートの魅力を知る。
移住から4年目、当別町の家具職人・須田修司氏との出会いをきっかけに札幌での独立を考え物件探しを開始。まだまだフランス菓子が受け入れられない札幌で独立するなら、わざわざ足を運んでもらう場所にしようと、緑豊かで静かな中島公園横に店舗を構える。須田氏協力のもと、店舗はウォールナットを基調にして落ち着いた雰囲気を演出。
店名『Bon Vivant』は師匠である「なかたに亭」の中谷が名付け親です。フランス語で「楽天的・良い人生・美食家」という意味の言葉です。『Bon Vivant=人生を楽しもう!!』常にケーキ作りを楽しむことを忘れず、素材を生かした表現で『ボン・ヴィバン 』らしさをお客様に感じて頂きたいと思っております。
当店の家具やクラフトは心に豊かさを、気持ちに安らぎをもたらしてくれる「家具工房旅する木」さんのものを使用させて頂いております。流行に流されず、追わず、飽きのないシンプルなデザインは、ちょっとした遊び心や、愛着を持てるポイントを、量産ではできない技術を使って表現されているため、当店も温もりが感じられる優しい空間に仕上がりました。
小さなお店ですが、札幌でも非常に人気のあるケーキ屋さんで、いつもお客さんで賑わっています。
我が家でも週末のケーキはこのお店で買うことが多いです。
ケーキは500円と少々お高めですが、それだけの価値はあると思います。
お店はホテルライフォート札幌の南側の中小路を入ったところにあります。
駐車場はありません。
ホテル側に路上駐車している車が多いようですが、ホテルに出入りする自動車の邪魔にならないように注意しましょう。
ちなみに、本日午前にクリスマスケーキを受け取りにいったとき、お店の周りには路上駐車の自動車が溢れていて、パトカーが来ていました。
ボン・ヴィバンのクリスマスケーキ予約
2018年のクリスマスケーキの予約は3種類(新作アントルメ3種。他に1番人気「グラッパ」も予約可能)。
「ルージュ」は、酸味の効いたイチゴとチョコレートのムースの中に、カルヴァドスとアニス・シナモンに漬け込んだドライイチゴと杏仁風味のアーモンドクリームを忍ばせたもの。
アルコールを使用しているので大人向きだと思います。
「キャラメル・ユズ」は、柚子の香るミルクチョコのムースに濃厚なキャラメルクリームと自家製高知県産柚子ピールを忍ばせたもの。
「ドゥ・ショコラ」は、ヴァローナ社のミルクチョコとダークチョコの2層からなるほんのりオレンジの香るケーキです。
中にはフィアンティーヌでザクザクした食感を与え、お子様でも召しあがれるケーキに仕上がっています。
お値段はいずれも3,400円+税。
今回我が家では大人の「ルージュ」を予約しました。
クリスマスイブのボン・ヴィバン
今日は、朝イチで丸井さんで買い物をした帰り道に、ボン・ヴィバンに寄って予約していたクリスマスケーキを受け取ることにしていました。
11時30分頃にお店に到着すると、お店の周りには既にたくさんの自動車が止められています。
本来の開店時刻は11時ですが、開店30分ほど前からお客さんが並び始めたために、急きょ開店を15分ほど早めたらしいです。
さすが人気店です。
あまり広くない店内は、たくさんのお客さんでびっしり。
予約のケーキの受け取りばかりではなく、当日販売分のケーキを買いに来ているお客さんも多いみたいです。

クリスマスのケーキ屋さんの店内って、本当に楽しくていいですよね。
いろいろ欲しいものがありすぎて困っちゃいます(笑)
オーナメントショコラ、買った方が良かったかな?
ボン・ヴィバンのクリスマスケーキ「ルージュ」
さあ、いよいよ今年のクリスマスケーキ「ルージュ」の登場です。
はじめに、公式ブログを読んでみましょう。
「ルージュ」完成に至るシェフの思いが綴られています。
ドライフルーツをお酒に付けてみた。そこにスパイスを入れてみた。求める味にならないので新しい材料を探し求めてみた。これとあれは合うんちゃうかなあ、おもて。そんな直感的なひらめきから始まり、味の追求を進めてたどり着いたのが「ルージュ」。
果実を食べているような酸味を感じられるチョコレート「ヴァローナ・インスピレーション・フレーズ」を使用し、杏仁のような甘さを感じつつも、お酒とスパイスのドライ苺で締めてくれるメリハリのあるケーキに仕上がりました。ドライ苺はりんごのお酒「カルヴァドス」とスパイス3種類で漬け込みました。
いやー、ブログ読んでいると、期待で胸が膨らんできますね(笑)
はい、我が家に到着した実物の写真がこちらです。

長さ11センチメートル、小ぶりのアントルメです。
それにしても美しいですねー。映えてます(笑)

仕事ぶりは断面図からも伝わってきます。
上から2層目の色の濃い部分が、カルヴァドスで漬けたドライ苺の部分ですね。
お酒の香りがたっぷりで、まさしく大人のデザートケーキです。
ほんのり甘く、ほんのり酸味があり、そしてふわっとお酒の香りが漂ってきます。
最後に残るのは、爽やかな洋酒の余韻。
めっちゃ上品で心地良い余韻です。
今年も無事に穏やかなクリスマスイブを過ごすことができました。
ありがとうございます!
まとめ
初めて予約した「パティスリー ショコラティエ ボン ヴィバン」のクリスマスケーキ、結果は大正解でした。
テーマを「大人のケーキ」に絞ったのが良かったのかも。
逆に、他の甘いケーキも食べてみたいとも思いました。
きっと全部美味しいんだろうなあ(大きな期待感)。
クリスマスケーキって1年に1度のものだから、やっぱり特別感がありますよね。
ケーキは毎週食べていても、誕生日ケーキとクリスマスケーキは特別な存在。
それだけに「外してはいけない」という大きなプレッシャーが生じます(ショップ選びは、なぜか自分が担当する場合が多い)。
ボン・ヴィバンのクリスマスケーキは、そんなプレッシャーを吹き飛ばしてくれる、安心と信頼のクリスマスケーキだと思いました。
良かったあ、家族にも好評で(笑)
などとブログを書いているうちに、あっという間にクリスマスケーキは完食(もちろん家族で)。
まあ、小ぶりなケーキですから(笑)
これにて、我が家のクリスマスディナー、終了です。ごちそうさまでした。
それでは、皆さん、良いクリスマスイブをお過ごしください!
