旧・札幌ピープル

日本茶専門店「玉翠園」の雪萌えパフェはデラックスを食べるしかない

日本茶専門店「玉翠園」

老舗の日本茶専門店「玉翠園」では、日本茶を使用したパフェも大人気。イートインできるので、創成川イースト散策の際はお忘れなく。

老舗の日本茶専門店

「玉翠園」は、札幌では貴重な日本茶の専門店です。創業はなんと1933年(昭和8年)で、戦前から現在地で営業を続けている、まさしく老舗。意外と札幌は、街の移り変わりが激しいところなので、こういう老舗は本当に貴重です。しかも、日本茶専門店というのが、また素晴らしいです。

日本茶専門店「玉翠園」日本茶専門店「玉翠園」の外観

「玉翠園」には、3名の日本茶インストラクターの方がいて、美味しい日本茶の飲み方や日本茶の効能などについて、アドバイスをしてくれます。さすが専門店! しかも、3名のうち一番若いインストラクターの方は、なんと「日本最年少」の日本茶インストラクターなんだとか。地元ではイケメンの日本茶インストラクターとして、ちょっと有名な方なんですよ(笑)

パフェが人気の日本茶専門店

そんな老舗の日本茶専門店「玉翠園」ですが、近年は意外なスイーツで注目を集めています。それはなんとパフェ(ソフトクリーム)! そうです、ここ「玉翠園」では、「雪萌えパフェ」なるオリジナルパフェでブレイク中で、最近は、このパフェ目当てのお客さんもかなり多くなっているみたいです。

玉翠園「雪萌えパフェ」のポスター玉翠園「雪萌えパフェ」のポスター

新緑をイメージして「北海道完熟抹茶」をたっぷりと練り込んだ贅沢な抹茶アイスと、十勝産の牛乳をたっぷりと使ったオリジナルのソフトクリーム。ワッフルコーンにも抹茶が練り込まれているところに、日本茶専門店のこだわりを感じます。

雪萌えパフェはデラックスを選ぶ

「玉翠園」の雪萌えパフェには「スタンダード(380円)」と「デラックス(470円)」があります。せっかく「玉翠園」まで行ったのであれば、迷わずに「デラックス」を選びましょう。スタンダードとデラックスの違いは、大きさではありません。ちなみに、大きさはどちらも同じ。つまり、スダンダードとデラックスは「量」ではなく「質」が違うんです

玉翠園「雪萌えパフェ」のデラックス玉翠園「雪萌えパフェ」のデラックス

雪萌えパフェのデラックスの抹茶アイスはスタンダードに比べて、より上質なものが使用されています。さらに、抹茶ワッフルに練りこまれている抹茶も極上のものにランクアップしています。

この季節であれば新茶が使われているなど、抹茶へのこだわりがギュウギュウに詰め込まれているのが、「雪萌えパフェのデラックス」なのです。「玉翠園」では、ぜひぜひ「デラックス版」の雪萌えパフェを食べてみてください。

雪萌えパフェのレシピは毎日違う

なんと「玉翠園」の雪萌えパフェはレシピが毎日違うそうです。つまり、そのときの気温や天気などで一番おいしいお茶の条件が変わるため、その時の最適の条件にマッチするように、雪萌えパフェのレシピも変えているんだそうです。

さすが、3名もの日本茶インストラクターが在籍する専門店ならではのこだわりよう。いつも微妙に味が異なるから、何度通って食べても飽きないということなんですね。

「玉翠園」は朝8時から営業中

日本茶専門店「玉翠園」は毎日朝8時から営業しています。なんだか老舗らしい営業姿勢ですよね。旅の朝ごはんを食べた後に、ちょっと散策しながらソフトクリームを食べたいというときにもぴったり。

ちなみに「雪萌えパフェ」ひとつで朝食1食分のビタミンを摂取することができるそうです。さらに、抹茶のダイエット効果に注目して、たくさん食べた後には、このお店に来て「雪萌えパフェ」を食べていかれる常連のお客様も多いんだとか。抹茶効果ヤバすぎですね。

観光客で賑わう日本茶専門店

二条市場の付近をフラフラと散歩していて、店頭に人だかりのできているお茶さんがあったら、それは間違いなく「玉翠園」です。当初は隠れた名店だったこのお店も、現在ではすっかりと観光名所のようになってしまって、観光客がソフトクリームを食べに立ち寄る観光コースのひとつになっています。

日本茶専門店「玉翠園」の店内日本茶専門店「玉翠園」の店内

観光で二条市場に立ち寄る予定があるんだったら、お茶さんでちょっと一服するのも良いと思います。まして、北海道がたっぷりと詰まったオリジナル抹茶パフェ。これは札幌のこのお店でなければ食べることができません。日本茶専門店のソフトクリームを味わうなんていうのも、夏の札幌ならではだと思いますよ。

ちなみに、雪萌えパフェをイートインしていると、抹茶アイスにマッチする美味しいほうじ茶をサービスで提供してくれたりします。このほうじ茶があんまり美味しいので、ついついお土産に買ってかえりたくなってしまうんです。

本格派のお茶なのにお値段も全然普通なので、我が家のお茶はいつも、この「玉翠園」のお世話になっています。

まとめ

北海道と言えばソフトクリーム。北海道らしいソフトクリームを食べたいけれど、ちょっと工夫を凝らした本格的なものがほしい。そんなときにぴったりなのが、「玉翠園」の「雪萌えパフェ」です。

北海道らしさ満載で、しかも完全無欠の本格派。このパフェを食べるためだけに訪れる価値のあるお茶屋さんですよ。

日本茶専門店「玉翠園」
・住所/札幌市中央区南1条東1丁目1番地
・電話/011-231-1500
・営業時間/8:00-18:00(土曜日は16時まで)
・定休日/毎週日曜日、祝日
・アクセス/地下鉄「大通駅」から徒歩10分程度
・駐車場/近くのコインパーキングを利用

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。