旧・札幌ピープル

【料金値上げ】札幌JRタワー駐車場を利用する際に注意すべきポイント

【料金値上げ】札幌JRタワー駐車場を利用する際に注意すべきポイント

札幌JRタワー駐車場の利用料金が、7月1日から1時間600円へ値上がりしました。

センター屋外駐車場の閉鎖、西側出入り口の封鎖と、利用制限がどんどん続いています。

自動車でサツエキエリアを利用する人は注意しましょう。

札幌JRタワー立体駐車場の利用料金、1時間600円へ値上げ

2023年(令和5年)7月1日から、札幌JRタワー立体駐車場の利用料金が、1時間600円へと値上がりしました。

JRタワー愛用者として、この価格変更は、かなり痛いですね~。

以前は、買い物前の下見なんかも、気軽に行けたのですが、1時間600円だと、ショッピングの用事がないと、行くのにも躊躇しそうです。

アピア、エスタ、札幌ステラプレイス内で、一店舗で2,000円以上の買い物をすると、2時間まで無料サービスがありますが、2時間を超えると20分ごとに200円の料金がかかります。

本日は、駐車料金値上げの初日でしたが、夏のセールが始まって最初の週末ということで、JRタワー駐車場は相変わらずの混雑でした。

札幌ステラプレイスは午前10時開店ですが、午前10時直前に到着しても、駐車場に入るまでにかなりの時間がかかりそうです。

札幌JRタワー駐車場「センター屋外駐車場」の閉鎖

駐車場が混雑している理由には、収容台数が激減したという事情もあります。

もともと、札幌JRタワーの立体駐車場は、それほど大きくないので、センターの屋外駐車場で台数を稼いでいたのですが(332台収容)、そのセンター屋外駐車場が閉鎖されてしまったので、現在、札幌JRタワーの駐車場は、かなり小規模の駐車場なのです。

さらに、パセオの立体駐車場(80台)も、昨年9月末のパセオ閉館に伴い閉鎖。

今年の8月末には、エスタの閉店に合わせてエスタ駐車場(248台)も閉鎖予定。

エスタの東側にあるレールパーク札幌駐車場(275台)も、10月には閉鎖予定となっています。

うーん、札幌駅近隣の駐車場不足は、まだまだ序章にすぎなかった、という感じになりそうですね(笑)

札幌JRタワー駐車場「西側出入り口」の封鎖

駐車場が使いにくくなったもう一つの理由は、西側(札幌大丸の駐車場の出入り口側)の出入り口が封鎖されてしまったことです。

以前は2か所の出入り口があって、立体駐車場内部で合流する形態を採っていたのですが、現在は、東側(JRタワーホテル日航札幌の駐車場の出入り口)のみ。

しかも、南側から走ってきての左折入場は禁止で、北側から右折して入場しなければならないという、非常に複雑なルールになっています。

収容台数が減ってパンクしている上に、入場方法も複雑なので、混乱するのも当たり前かもしれませんね。

北海道新幹線の札幌駅開業は2030年(予定)

こうした一連の変更の背景には、北海道新幹線の札幌延伸があります。

札幌駅に新幹線のホームを作るための大工事が、現在の札幌では始まっているのですね。

パセオがなくなったのも、JR札幌駅の東西コンコースの連絡通路が閉鎖されたのも、東側の交通規制が始まったりしたのも、新幹線工事の影響。

新函館駅から札幌駅まで新幹線が開通するのは、2030年度末(2031年3月)の予定なので、あと7年くらいは不便な状態に我慢するしかなさそうです。

札幌JRタワーの提携駐車場の状況

参考までに、札幌JRタワーの提携駐車場をメモしておきます。

名 称 料  金
札幌大丸地下駐車場 1時間450円
札幌駅北口地下駐車場 30分170円(1時間340円)
レールパーク札幌駐車場 20分130円(1時間390円)
近隣のタイムズ 1時間440円

JRタワーの駐車場を利用するよりは、コスパが良い感じですね。

まとめ

札幌JRタワー駐車場における一連の改正の目的は、収容台数が少なくなったので、駐車場利用者を抑制しようということだと思います。

公共交通機関を利用できる方は、公共交通機関を利用した方が良いかもしれませんね。

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。