札幌丸井今井一条館で開催中の「こだわりの手仕事ー陶器と硝子」展で、中島知之さんの器を購入しました。
今回は地元・北海道の陶芸家である中島知之さんの器の魅力について、ご案内したいと思います。
カフェ好きの方も必見ですよ。
小樽市銭函の陶芸作家 中島知之さん
本日ご案内する中島知之さんは、札幌の隣町・小樽市の銭函で活動している陶芸家です。

中島さんは、1975年(昭和50年)群馬県の高崎生まれで、倉敷芸術科学大学の大学院を修了後、道都大学で非常勤講師を務めていましたが、2006年(平成18年)以降は陶芸活動に専念、各地で個展を開催しています。
現在、中島さんの作品は、札幌市内の人気カフェでも用いられているなど、若い世代の間でも、静かなブームとなっています。
喫茶カルメル堂のコーヒーカップ
おひとり様専用のカフェとして人気の「喫茶カルメル堂」でも、中島知之さんの器を使用しています。

静かで落ち着いた雰囲気のお店の雰囲気に、中島さんのクールな器は、とても良く似合っています。
どんな器を使っているのかを見ることで、カフェのオーナーの考え方はおおよそ分かるもの。

中島さんの器でおいしいコーヒーを飲んでいると、日常生活を離れて、実にゆったりとした気持ちで寛ぐことができるのです。
我が家の中島知之コレクション
我が家でも中島さんの器は大活躍してくれています。

僕が中島さんの器を集め始めたのは、ちょうど「喫茶カルメル堂」が開店したのと同じような時期だったと思います。
もともとコーヒーカップが好きで、アンティークとかビンテージの古いものを集めていたのですが、現代作家の器に興味を持ち始めたのが、ちょうど3年くらい前からで少しずつ勉強しながら、いろいろな陶芸作家の作品を集めてきました。

我が家で使う器として最も出番が多いのは、やはりコーヒーカップで、最近はもっぱら中島さんの器ばかりをヘビロテして使いまくっています。
花瓶とか一輪挿しもあります。
小さな一輪挿しを集めるのも好きなんです(笑)
中島知之さんの器の魅力
中島さんの器は陶器なのに陶器っぽさをあまり感じさせません。

むしろメタリックのような輝きが、中島さんの作品の特徴だと思います。
渋くゴールドに輝く様子は極めてクールで、確かに静かなカフェにぴったりの趣き。
技術的には「炭化焼成」と言って炭や貝殻なんかと一緒に焼き上げる方法らしいのですが、詳しいことは分かりません(笑)

渋くてモダンでオシャレ。
そんな感じで愛用させていただいています。
中島知之さんの器を売ってるお店
器専門店「陶遊」
中島さんの器の品揃えで言うと、札幌市内の環状線沿いにある器専門店「陶遊」が一番だと思います。
「陶遊」では様々な陶芸作家の作品を扱っていますが、中島さんの器もたくさん並んでいます。
毎年5月のゴールデンウィークには個展も開催しています。
札幌丸井今井「北海道クリエーターズ」
札幌丸井今井百貨店の一条館7Fのリビングフロアに「北海道クリエーターズ」という名前のコーナーがあります。

その名のとおり、地元北海道の様々な作家作品を一堂に取り扱っているコーナーですが、ここでも中島さんの器の取り扱いがあります。
確認したことはありませんが、おそらく常設ではないでしょうか(いつ行っても置いてあるので)。

僕が今日買い物をしてきたのも、ここ「北海道クリエーターズ」です。
現在、上杉高雅さんのガラスと一緒に「こだわりの手仕事ー陶器と硝子」展が開催中です。
「こだわりの手仕事ー陶器と硝子」
日時:2020年6月24日(水)〜30日(火)
会場:札幌丸井今井一条館7F「北海道クリエーターズ」
まとめ
以上、今回は中島知之さんの器についてご案内いたしました。

極端な話、百均でも揃えられる食器ですが、毎日使うものにこだわると、生活に張りが出るというか、暮らしが豊かになります(いわゆる「丁寧な暮らし」というやつですか)。
決して安価な買い物だとは思いませんが、日々の暮らしを豊かにするという観点で考えると、決して高くはないというか、器集めというのは、ずいぶんコストパフォーマンスの良い趣味だなあと思うのです。

もちろん、暮らしの器は使ってなんぼで、使わなければどんなにたくさんの器を持っていたって、決して豊かな暮らしとは言えません。
気持ちの持ち方次第とも言えますが、コーヒーカップにこだわる暮らしから得られるものは、決して少なくないような気がします。
皆さんも中島さんのコーヒーカップ、いかがですか?
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