旧・札幌ピープル

旭川「大雪地ビール館」でジンギスカンランチを楽しむ

今回は、引き続き旭川から、大雪地ビール館のジンギスカンランチの様子をお届けしたいと思います。北海道第2の都市・旭川の魅力が少しでも伝わるといいなあ。好きですよ、旭川も

大雪地ビール館とは

はい、我々は今、美味しいジンギスカンランチを求めて、大雪地ビール館前に来ています。高砂酒造から旭川駅に戻る直線の途中にあるので、場所はすごく分かりやすいですね。真冬の北海道あるあるで、ものすごい吹雪に巻き込まれたのはちょっと誤算でしたが、どうにか無事に到着することができて良かったです。

こちら大雪地ビール館は、旭川の地ビール(クラフトビール)を実際に楽しむことができる大規模なレストランで、明治・大正時代に建てられた煉瓦造りの倉庫群「蔵囲夢」の中にあります。札幌で言うと「サッポロファクトリー」みたいなイメージでしょうか。

もっとも、大規模な商業施設というよりは、しっとりと落ち着いた雰囲気で、まだまだ発展途上の観光スポットなのかもしれませんね。それにしても、しんしんと雪の降りしきる煉瓦造りの倉庫群の中にいると、自分がどの時代にいるのか分からなくなってしまうような感覚があります。全国の建築マニア必見です!

ジンギスカンホール

さあ、それでは早速店内に入ってみましょう。ここは、1階が普通のレストラン、2階がジンギスカンホールとなっています。ランチ含めたフードメニューが非常に充実しているのですが、今回の目的はジンギスカンランチです。

迷わず受付のお姉さんに「ジンギスカンお願いします」を声をかけると、そのまま2階のジンギスカンホールへと案内されます。札幌で言うと、サッポロビール園みたいな感じですね。既に年末の休みに入っていますが、店内に先客は2組のみで、ゆったりと食事できそうです。コートはビニールケースの付いたコートハンガーに吊るしておけるので、匂いを心配する必要もありません。

さてさてオーダーです。フードメニューを見ながら単品でビールとジンギスカンを注文しようとすると、ホール係の女性が「ランチセットの方がお得ですよ」と教えてくれました。すごく親切だし、配慮が行き届いています。なるほど、まずはランチセットをオーダーして、その後は単品でジンギスカンを追加するという戦略が正しいみたいです。ランチセットには好きなドリンクが付いてくるので、下戸の自分はウーロン茶を、飲兵衛の相棒は大雪ピルスナーを注文します。

ランチのジンギスカンセット

ランチのジンギスカンセットが揃いました。ご飯、味噌汁、生ラム、漬物、そしてお好きなドリンクがセットになって1,200円。確かにこれはお得ですね。お肉には、十分な量の焼き野菜も付いてきました。

生ラムはタレに付けながら食べる

生ラム肉はジンギスカン鍋で焼いて、タレに付けながら食べます。タレは札幌で食べているよりも甘くないドライな風味で、生ラムがいくらでも食べられる感じです。肉がなくなったら、単品で追加していきます。羊肉の単品メニューには、生ラムの他にロールスライス肉もありましたが、ランチセットの続きということで同じく生ラム肉を追加。ビール好きの相棒は「ケラ・ピルカ」も追加オーダー。飲み放題コースでも良かったかもしれません(笑)

ジンギスカンの食べ方

ちなみに、ジンギスカン鍋はこんな感じ。鍋の真ん中に肉を、周りに野菜を乗せて焼いていきます。僕は焦げるまで焼き上げるよりも、さっとレアな感じで食べる方が、肉のジューシーな感じも楽しめるので好きです。

まとめ

初めての大雪地ビール館でしたが、すごく楽しむことができました。サッポロビール園と同じように観光客向けの施設だと思いますが、観光気分を味わうにはぴったりだと思います。特に真冬の旭川で、明治時代の歴史的建造物でジンギスカンを楽しめるなんて、すごく贅沢な気持ちになりました。

最後までお客さんが少なかったおかげで、のんびりと食事をすることができたことも、自分的には満足感が高かったポイントです。夏の観光シーズンにはきっと団体客とかで混雑するのかもしれませんが。旭川駅からも近いし、気軽に地ビールとジンギスカンを試してみたいという方には、ランチセットお勧めですよ。

以上、真冬の旭川からお伝えしました。現場からは以上です!

おまけ


倉庫群「蔵囲夢」の中には市民ギャラリーがあって、地元旭川の画家の作品が展示されていたので、見学してきました。特に気になった作品は、高橋北修の「残雪の市役所」。作品の製作年代は不明らしいですが、古い時代の旭川市役所の様子が、かつての旭川の雰囲気をしっかりと伝えてくれていました。こういうローカルな芸術家の作品を地元で触れることができるのって素晴らしいなあと思います。

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。