藻岩山麓のカフェ「喫茶つばらつばらクラシック」に行ってきました。
山の上にある心地良いリラックスカフェでした。
店名:喫茶つばらつばらクラシック
電話:011-206-9754
住所:札幌市中央区伏見2丁目2-90(宮越屋珈琲バリアッチ店跡)
最寄駅:慈啓会前(伏見稲荷神社近く)
駐車場:5台
営業時間:平日/10:00〜20:00、土日/9:00〜20:00
定休日:水曜定休
「喫茶つばらつばらクラシック」は藻岩山のカフェ
「喫茶つばらつばらクラシック」は、藻岩山麓通りにあるカフェです。
もともと、ここには「宮越屋珈琲バリアッチ店」という喫茶店がありました。
「宮越屋珈琲」とは言いながらも、エスプレッソマシンを使ったコーヒーを提供する変化球なお店で、ちょっとクセのありそうなマスターの元に、ちょっとクセのありそうな常連客が集う、そんな雰囲気の喫茶店だったような気がします。
その「宮越屋珈琲バリアッチ店」が閉店して、その後に新たに誕生したのが「喫茶つばらつばらクラシック」です。
ちなみに「喫茶つばらつばら」は、南一条の電車通り沿いに建つ古いビルの一隅にある、人気カフェの名前です。
かつては、円山にある「森彦本店」で店長をしていた女性が独立して始めたお店で、すごく小さいのに、すごく居心地が良いという、素敵なお店作りが成功して、今では多くのファンを持っている、札幌の人気カフェのひとつです。
その「喫茶つばらつばら」の系列店として、突如藻岩山麓に登場したのが「喫茶つばらつばらクラシック」。
旧「宮越屋珈琲バリアッチ店」の面影を遺しつつ、「喫茶つばらつばら」の伝統を受け継いだ「喫茶つばらつばらクラシック」は、既に札幌人気カフェの仲間入りを果たしつつあります。
ナポリタンは11時30分から
さて、とある日曜日の午前遅く、藻岩山の山麓通りを自動車で「喫茶つばらつばらクラシック」へと向かいます。
札幌旭丘高校や伏見稲荷がある山麓通りですが、主な公共交通機関はバス利用。
体力に自信のある人は、下界を走る市電の停留所から歩くという方法もありますが、山麓通りは山の中を走っているので、ちょっとした登山になります。
山麓通りから、さらに山の中へ上って行く小道を少し入ったところに「喫茶つばらつばらクラシック」があります。
駐車場があるので、ドライブ途中で使うにも都合が良いですね(ただし、利用台数は決して多くないです)。

店内に入ると、左手にカウンター席、右手にボックス席、カウンター席の向う側に大きな窓があって、藻岩山が美しく見えています。
昼前だったけれど、朝食を食べていなかったので、つばらつばら名物のナポリタンをオーダーしようと思ったら、フードメニューは11時30分からとあります。
まだ11時15分くらいだったので、どうかなと思いましたが、11時30分以降の提供で良ければオッケーとのことだったので、ナポリタンとコーヒーを注文しました(良かった!)。
佐藤珈琲の「ごくり(深煎り)」
カフェの楽しみはゆっくりと雑誌を読めること。
いかにもカフェ向きの本がたくさんあったので、ちょっと古い「暮しの手帖」をチョイス。
先に、ホットコーヒーが運ばれてきました。

珈琲豆は「喫茶つばらつばら」と同じく佐藤珈琲のもので、コーヒーメニューも「喫茶つばらつばら」と同じです。
「するり(浅煎り)」「さらり(中煎り)」「ごくり(深煎り)」と揃っていますが、いつものように「ごくり(深煎り)」をチョイス。
札幌市民は、深煎りコーヒー飲んでいると、カフェに来たなあって気持ちになるんです。
モチモチトロトロのナポリタン
やがて11時30分になって、ナポリタンを調理する匂いが漂ってきました。
レトロ風の喫茶店らしく銀色のお皿にたっぷりと盛られたナポリタンが登場。

サラダがセットになっています(レタスとポテサラ)。
ナポリタンはモチモチトロトロのタイプで、湯気がすごい。

お好みでタバスコと粉チーズをかけて、やけどしないようにフーフー食べます。
ナポリタンというと、昭和レトロ喫茶店の定番メニューですが、このナポリタンはかなり本格派です(本格派ナポリタンの意味が分かりませんが)。
喫茶店というよりも、洋食屋さんのナポリタンという感じ。

そして、予定していたよりボリュームが多い。
これは満腹になりますね、絶対。
コーヒーは美味しいし、ナポリタンは本格派だし、窓から見える景色がきれいだし、これはかなりのクオリティの喫茶店ですね。
「暮しの手帖」のホームスパン工房の記事を読みながら、そろそろ冬に備えてニットでも買いに行きたい、そんなことを考えていました。
まとめ
「喫茶つばらつばらクラシック」は、藻岩山山麓通りにあるカフェです。
週末は朝9時から営業していますが、軽食は11時30分からの提供。
大きな窓が特徴の、山の上の喫茶店です。
