旧・札幌ピープル

道民のソウルフード「やきそば弁当」と「しょうゆ味ラーメン」の実力

北海道民のソウルフード、まるちゃんしょうゆ味ラーメン

忙しいときにも重宝するお手軽なインスタントラーメン。

中でも、札幌市民のソウフルフードとも言うべき存在が「やきそば弁当」と「マルちゃんしょうゆ味ラーメン」です。

今回は、北海道民で食べたことのない人はいないだろうという、この二つのインスタント食品についてご紹介します。

やきそば弁当

北海道民が愛してやまないカップ焼きそばがマルちゃんの「やきそば弁当」です。

通称「やき弁(やきべん)」。

北海道のカップ焼きそばナンバーワン「やきそば弁当」北海道のカップ焼きそばナンバーワン「やきそば弁当」

とにかく北海道でカップ焼きそばといったら「やきそば弁当」一択だべやというくらい、圧倒的に多くの地元民に愛されているカップ焼きそばです。

あまりにもメジャーなので、全国発売されていると思い込んでいる北海道民もたくさんいます

東京の大学へ進学したときに、関東地方では「やきそば弁当」が発売されていないという事実を知って、絶望する若者が続出しているんだとか。

東洋水産の「やきそば弁当」は北海道限定東洋水産の「やきそば弁当」は北海道限定

東洋水産の公式サイトを見たら、確かに「販売エリア 北海道」と明記されていました。

東洋水産の公式サイト「やきそば弁当」
https://www.maruchan.co.jp/products/search/205405.html

北海道以外の方は、カップ焼きそば問題をどうしているんでしょうか(笑)

北海道内ではタカトシの「♪やきべん、とまらん、やきべん、とまらん~」のテレビCMも有名。

きっと北海道限定のCMなんでしょうね。

某イオンのカップ焼きそばコーナー。上から2段目の左側にペヤングがある。その他は全部「やきそば弁当」という驚異。某イオンのカップ焼きそばコーナー。上から2段目の左側にペヤングがある。その他は全部「やきそば弁当」という驚異。

レギュラー味の「やきそば弁当」は辛すぎず甘すぎず、くどすぎずあっさりしすぎず、子どもからお年寄りまで、年齢を問わずにおいしいと感じる味です。

多くの北海道民は、「やきそば弁当」の味を、カップ焼きそばのスタンダードな味だと信じているはずです。

「やきべんより辛い」とか「やきべんよりくどい」とか。

麺は細めでどんな人にも食べやすく工夫されています。

「やきそば弁当」は北海道民にとってカップ焼きそばのスタンダードだ「やきそば弁当」は北海道民にとってカップ焼きそばのスタンダードだ

ソースに絡みやすい麺です。

熱湯でもどした熱々の麺にソースをかけたら、湯気がなくなるまで麺をかき混ぜるのが、管理人の流儀。

麺はグチャグチャと絡めるのではなく、底からすくい上げるようにして何度も何度も麺を持ち上げて絡めます。

すべての麺を空気に触れさせることで、余分な水分が飛んでおいしく仕上がりますよ

やきそば弁当の特徴といったら中華スープです。

「やきそば弁当の中華スープは絶品」との評価が高い「やきそば弁当の中華スープは絶品」との評価が高い

焼きそばとスープがセットになっているから、まさに「お弁当」。

中華スープなくして「やきそば弁当」を語ることはできません。

粉末スープを全部使うと、かなりしょっぱいので、粉末スープとお湯の量を調節して好みの濃さを見つけましょう。

大人気の「やきべん」は数多くのバリエーションが出ていますが、管理人はオーソドックスなレギュラー味をお勧めします。

北海道旅行の際は、ホテルの夜食で食べるのはもちろん、友達や家族へのお土産にしたりしても喜ばれそうです。

北海道内のコンビニやスーパーマーケットなどで普通に買えます。

定価193円(税抜き)ですが、運が良ければ特売価格の100円で買えることもあります。

100円の特売のときに買い溜めしておくのが道民ルールです。

マルちゃんしょうゆ味ラーメン

北海道民が最も愛する袋ラーメンが「マルちゃんのしょうゆ味ラーメン」です。

通称「マルちゃん」

マルちゃんの「しょうゆ味ラーメン」は北海道民のソウルフードだマルちゃんの「しょうゆ味ラーメン」は北海道民のソウルフードだ

なにしろ北海道はラーメンの名産地

ラーメンにはこだわりがあるという人が多い土地柄です。

その北海道で圧倒的に愛されているインスタントラーメンが、この「しょうゆ味ラーメン」なのです。

実は「しょうゆ味ラーメン」は、東北や甲信越、静岡でも販売されています。

ただ、北海道内で販売されているものは、北海道限定販売の北海道オリジナル商品なんです。

「しょうゆ味ラーメン」の特徴は、とにかくシンプルでオーソドックスなところ。

しょうゆ味ラーメンはシンプルでオーソドックスだから、長年食べ続けても飽きないしょうゆ味ラーメンはシンプルでオーソドックスだから、長年食べ続けても飽きない

スープは鳥と豚のダシであっさりとしながら深みがあります。

何十年食べ続けても全然飽きない味です。

クセのない真っ正直なスープだからこそ、いつまでも食べ続けられるのでしょう。

スープの濃さは、お湯の量で調節可能です。

はじめは規定の量で試して、少しずつ自分好みに調節していきましょう。

管理人はルールどおりの量がいちばんおいしいと思います。

スープはあらかじめ丼に入れておきます。

麺がゆであがったら、お湯と一緒に丼へ注ぎます。

麺は細めでほどよく縮れています。

スープに絡まりやすいように工夫されています。

昔はちょっと固めが好きでしたが、最近は柔らかめも好きです。

ツウはその日の気分でゆで時間を変えます。

初心者の方は時計を使って時間を測定した方が安心です。

スタンダードの固さを覚えた後で、少しずつアレンジしていくと良いと思います。

最後に粉末の薬味を振りかけます。

この薬味がおいしいんですよね。

「しょうゆ味ラーメン」の薬味、大好きです。

シンプル派は具なしでいきます。

寂しいという方は、お好みで具材を乗せましょう。

具材を加えるとインスタントラーメンも豪華になる具材を加えるとインスタントラーメンも豪華になる

チャーシュー、メンマ、ゆで卵があると、もはやお店の味です。

焼き海苔とホウレンソウがあってもいいですね。

北海道民のラーメンのスタンダードは、この「しょうゆ味ラーメン」です。

専門店でラーメンを食べたとき、「マルちゃん」よりおいしいかどうかが判断基準となります。

おかしなラーメンを食べるくらいだったら、家に帰ってマルちゃん食べよう。

それが北海道民のシビアなラーメン観というもの。

子どもの頃から「マルちゃん」を食べているから、北海道民の味覚は肥えているんですね。

実際、ラーメンの好みは人それぞれ。

どんな人気店であっても万人においしいというラーメンは難しいと思います。

店主こだわりのラーメンであればなおさらですよね。

マルちゃんの「しょうゆ味ラーメン」はとにかくシンプル

子どもからお年寄りまで、どんな年代の方が食べても、ちゃんとおいしいと思えるオーソドックスな味です。

シンプルだからアレンジも自由自在。

スパイスや具材で変化を付けることも可能です。

アレンジなしで、そのまま食べるのが一番お勧めなんですけどね。

東洋水産の公式サイト「しょうゆ味ラーメン」
https://www.maruchan.co.jp/products/search/211272.html

気になるお値段は111円(税抜き)。

北海道内のスーパーマーケットで買えます。

コンビニは袋麺の充実しているお店だったらあると思います。

運が良ければ5食パック300円くらいで買えることもあります。

特売のときに5食パックを買い溜めしておくのが道民あるあるです。

袋麺を旅行中に調理して食べるのは難しいと思います。

親戚や友人の家へ遊びに行ったときに作ってもらいましょう。

5食パックを持ち帰りできると、お土産にも使えそうです。

北海道限定のインスタントラーメン、きっと喜ばれそうです。

マルちゃんしょうゆ味ラーメン5食入り1袋

まとめ

以上、北海道民のソウルフードとも言うべきインスタント食品2つをご紹介いたしました。

もちろん、道内では他にもいろいろなメーカーのいろいろな商品が販売されています。

だけど、長年に渡って多くの道民に愛され続けているのが「やきそば弁当」と「マルちゃんのしょうゆ味ラーメン」なんですね。

どちらも北海道限定発売なので、北海道旅行の際にはぜひ食べてみてくださいね。

https://sukidesu-sapporo.com/2019/01/08/jintare/

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kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。