ミッドライフ

通勤読書が楽しくなる。軽くてオシャレなワンポイントの文庫本カバー。

通勤読書が楽しくなる。軽くてオシャレなワンポイントの文庫本カバー。

通勤時間を有意義に使いたいと考えている人には、読書がおすすめです。

そして、通勤の読書では必需品となるブックカバー。

今回は、僕の通勤読書と愛用しているブックカバーをご紹介します。

通勤時間は、読書のための時間

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

今年からJR通勤をしている。

乗車時間は約15分間だから、別に長時間というわけでもないけれど、せっかくの通勤時間を有効に使いたいと考え、本を読むことにした。

いろいろ試してみたけれど、通勤に持ち歩くのは、やはり文庫本が便利だ。

リュックの中で邪魔にならないし、JRの中で読むときも大げさな感じがしない。

最近の通勤電車では、ほとんどの人がスマホを見ていて、本を読んでいる人は、かなりレアだから、大きな単行本なんか読んでいると、かなり目立ちそうな気がする。

さりげなく読めるという点でも、文庫本は優秀だ。

読んでいるのは、日常生活の中で読む機会のなかった、近代日本の名作文学シリーズ。

つまり、夏目漱石とか島崎藤村とか志賀直哉とか川端康成とか谷崎潤一郎とか、そんな文豪の小説を、ここぞとばかりに読み返しているわけだ。

片道15分、待ち時間を入れて20分だから、往復で40分。

昼休みにも少しだけ読書タイムを入れて一日で約1時間。

それだけの読書時間があると、週に2冊程度の文庫本を読むことができる。

ちなみに、自宅では文庫本以外の本を読むので、読書時間の計はもっと多いけれど。

今や、通勤時間は、通勤のための時間ではなく、読書のための時間となっている。

ブックカバーの選び方

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最初の頃は、ジュンク堂書店のブックカバーをそのまま使っていた。

本を買うのは、大通のジュンク堂書店と決めているから、それで別に困ることはない。

ただ、紙カバーが、ちょっとガサガサ音を立てるのが気になるのと、やはり紙なので雨に濡れたりすると、本まで濡れてしまいそうな気がする。

なにより、いい年をした大人が、書店の紙カバーを使っているというのも、何となく恥ずかしいような気がして、途中から市販のブックカバーを使うようにした。

ブックカバーを買うときに気を付けたことは、シンプルなものであることと、目立たないものであること、そして軽いことだ。

通勤電車で本を読むためのものなので、あまり高機能なものは必要ない。

オシャレなものがいいけれど、JRの中で目立つようなものは困る(本を読んでいるというだけで、ただでさえ目立つような気がするので)。

そして、毎日持ち歩くものだから、当然に軽いものがいい。

自分は革製品が好きなんだけれど、レザーというのは素材そのものが重い。

見た目におかしくなければ、あえてレザー以外の商品を探そうと思った。

エルコミューンのワンポイント ブックカバー

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最終的に、自分が買ったのは、楽天市場の「EL COMMUN online shop」で売っている「エルコミューン」というブランドのワンポイント ブックカバーだ。

まず、素材は合皮/合成皮革(PVC)だから軽くて丈夫(重さは35グラム)。

ビニール素材だからツルツルというわけではなく、むしろしっとりとしていて、手馴染みがいいから持ちやすい(落としにくそうだ)。

カラー・ラインナップが豊富で、全20種類あるから、好みのものが必ず見つかりそう。

自分は、「目立たないこと」を考えて、ジュンク堂書店の紙カバーと同じベージュ色をチョイス。

遠目にはブックカバーを使っているとは思わないかもしれない。

そして、この商品のポイントは、カラーごとに異なる動物のワンポイントが、箔押しで入っているということ。

自分の買ったベージュ色には、シバイヌのワンポイントが、金箔押しで入っている(だから商品名は「Shiba」)。

シンプルなのにかわいいから、小説を持っていても堅苦しい感じがしない。

大きさは、横幅32cm×高さ16.2cmのワンサイズだけど、文庫本の背表紙の幅に合わせて折り返しを調節するタイプなので、いろいろな厚さの本に対応できる。

これまでに使った中で一番厚かった本は、新潮文庫の『或る女』(有島武郎)で、740ページ以上ある文庫本にも問題なく使うことができた。

最初のうちは、前に読んだ本の厚さに合わせて、癖が付いているような気がするけれど、素材が合皮だから、読んでいるちにカバーが本の大きさに馴染んでくる。

原産国は、安心の日本製で、お値段は1,210円(送料込み)。

楽天市場のポイントアップ期間を選んで買うと、よりお得に購入することができるのでおすすめだ。

まとめ

かつて、自分も、通勤時間はスマホでニュースをチェックするための時間だと思っていた。

だけど、自分に必要なニュースなんて限られているし、スマホの場合、自分に必要のない情報まで好き勝手に提供されてくる。

それよりも、日常の中で読むことのなかった文学作品を読む時間を作ることができたことは、自分にとって大きな収穫となったような気がする。

知っているようで知らない文学作品というのは、案外多いものだ。

生涯で読むことのできる本の数は限られているし、現役ビジネスマンであるうちに、必要な文学作品は全部読んでしまいたいと考えている。

今後の目標は、海外の名作文学にまで幅を広げること。

長すぎるという理由で敬遠していた小説も、毎日の通勤時間の中では読み進めることができそうだ。

シバイヌのブックカバーは、これからも活躍してくれることだろう。

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。