札幌市内の調剤薬局にて無料で配布している「血圧手帳(ノート)」をたくさんもらってきました。
どんな「血圧手帳(ノート)」があるのか、レポートします。
健康診断で「血圧が高い」と言われたら
会社の健康診断で「血圧が高い」と指摘されてしまいました。
健康診断時の数値は「上135、下100」で、特に「下の血圧が高すぎる」ということで、精密検査送りとなってしまいました。
別に太っているわけでもなく(普通体重よりやや少ない)、塩辛い食べ物が特に好きというわけでもないのですが、数値が高いのはどうしようもないので、精密検査へ行く前に、自分でも血圧の測定を始めることにしました。
家庭で血圧を測定するために必要なのが「血圧計」ということで、早速、Amazonで調べて、価格が安くて人気商品になっていた「オムロン 上腕式血圧計 ホワイト HCR-7104」を購入。
本当はスマホと連携できるやつが欲しかったんですが、値段が高いし、どこまで本気で使うことになるのか、現段階では不明なので、とりあえず一番安いやつにしました。
さて、血圧計を購入したら、血圧の数値を記録するノートが必要になりますが、Amazonで検索してみたところ、意外と値段が高くて、どんなタイプが使いやすいのかも不明。
「血圧手帳」でGoogle検索してみると「血圧手帳 ダイソー」のキーワードが検索候補に出てきます。
100円で買えるんだったら、ダイソーでいいやということで、早速、近所のダイソーまで行ってきました。
ダイソーの健康管理ノートを購入
商品の置き場所が分からないので店員さんに尋ねると、丁寧に調べて「最後の1冊」だという血圧手帳を持ってきてくれました。

商品名は「健康管理ノート」で、B5版の大きなサイズです。

「日付」「天気」「脈拍」「体重」を記載する欄があって、「血圧」はグラフの中に数値を記入するようになっています。
その下に「朝食」「昼食」「夕食」の記入欄、右側のページには「日付」「メモ」蘭があります。
100円なので、とりあえず購入。
家で使ってみましたが、「血圧」以外に記入する必要がない(必要があっても面倒くさくて書かない)ことと、「血圧」の数値をグラフ欄に直接書き込むと数値が読みにくいことで、何だかイマイチです。
仕方がないので、またまたGoogle検索してみると、調剤薬局で無料で配布しているとの情報を発見。
無料配布しているものの方が簡素で使いやすいのではないかと考え、早速、札幌市内の調剤薬局を回ってきました。
札幌市内の調剤薬局で「血圧手帳(ノート)」をもらう
もっとも、札幌市内の調剤薬局で、「血圧手帳(ノート)」を無料配布しているかどうか、確かな情報が不明だったので、とりあえず、近所の調剤薬局で「血圧手帳みたいやつ、置いていますか?」と訊ねると、すぐに「ありますよ~」という反応。
念のため「おいくらですか?」と訊ねると「あ、無料ですから、このままどうぞ~」とのこと。
調剤薬局で「血圧手帳(ノート)」を無料配布しているという情報は本当だったんですね。
一応、近所にあるもう別の調剤薬局に寄ってみると、ここでも「血圧手帳(ノート)」を無料配布していましたが、さっきもらったやつと別のタイプのノートです。
もしかすると、お店によって、いろいろと異なる「血圧手帳(ノート)」があるのかもしれないと思い、近所にある調剤薬局をいろいろと訪ね歩いてみると、本当にお店ごとにいろいろなタイプの「血圧手帳(ノート)」が出てきました。
奥が深いんですね、「血圧手帳(ノート)」の世界も。
調剤薬局で無料配布している「血圧手帳(ノート)」レビュー
調剤薬局で無料でもらってきた「血圧手帳(ノート)」にも、いろいろなタイプのものがあることが分かりました。
せっかくなので、それぞれどんな特徴があるのか、レビューしておきたいと思います。
一目で分かる血圧手帳
まず、今回集めた中で一番小さいメモ帳サイズの「一目で分かる血圧手帳」。

慶応義塾大学名誉教授の猿田亨男先生の監修で、「この手帳は、受診の際に必ずお持ちください」と書かれているので、病院で配付しているものみたいです。

「日付」「測定時(朝昼夕)」ごとに血圧の数値のグラフの中に直接書き込むタイプ。
他に「脈拍数」「服薬チェック」「メモ」欄があります。
グラフの中に数値を記入するタイプは、数値によって記入する場所に迷いそうな気がするのですが、、、
グラフ式血圧管理手帳(東和薬品)
次に、少し大きなメモ帳サイズのもので、「グラフ式血圧管理手帳」。

東和薬品という会社が製作しているもので、2019年6月改訂とあります。

内容は「日付」「時刻(朝・夜)」「血圧値(最高・最低)」「脈拍」「服薬チェック」「血圧」「メモ」となっていて、血圧の数値を記入する欄とグラフとが別々になっています。
ただし、血圧を記入する欄がひとつしかありません。
最近は2回計測して、その平均を記録しておくのがスタンダードな方法だと聞いていたので、できれば2回分の血圧値と平均値を記入する欄があると良かったのですが、、、
家庭血圧管理手帳(エーザイ)
次に、同じくメモ帳サイズの「家庭血圧管理手帳」。

エルメッド エーザイ株式会社とエーザイ株式会社の名前が印刷されていて、2014年6月製。
慶応義塾大学名誉教授の齊藤郁夫先生の監修です。

「日付」「計測時刻(朝・晩)」「血圧値1回目」「血圧値2回目」「血圧値平均」「脈拍1回目」「脈拍2回目」「脈拍平均」「お薬チェック」の記入欄の下に「血圧グラフ」の欄があります。
さらに、一週間の右端に「メモ」「体重チェック」欄。
血圧は2回分の数値と平均値を記入した上でグラフに落とし込むタイプなので、今までの中で一番使いやすそうです。
さらに「体重チェック」も一週間に一度の記録だし、メモ欄も必要に応じて書けばいいので、これで必要十分だと思いました。
わたしの血圧手帳(ノバルティス・ファーマ)
続いて、少し大きなサイズの「わたしの血圧手帳」。
ノバルティス・ファーマ製で、獨協医科大学名誉教授・宇都宮中央病院院長の松岡博昭先生の監修です。

「受診日(○印)」「日付」「血圧1回目・2回目・平均値(朝・晩)」「メモ」「血圧グラフ」「脈拍」「体重」「食事のメモ」「運動のメモ」「服薬チェック」。

右上には「HbA1c」「血糖値」という欄があって、いかにも病院で使いそうな専門的な感じがします。
血圧2回分の数値と平均値を記入した上で、グラフに落とし込むタイプは、やっぱり実用的で使い勝手が良さそうです。
食事とか運動のメモは、特記事項があるときだけ使う分には良いかも。
血圧手帳(協和発酵キリン)
続いて、同じサイズの「血圧手帳」。

協和発酵キリン製で、2009年12月作成とあります。
千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学・大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学教授の小室一成先生の監修。

内容は「測定日」「血圧(朝昼晩)グラフ」「脈拍」「服薬」「最高血圧」「最低血圧」「メモ」で、「最高血圧」と「最低血圧」を特記する欄があることが特徴。
血圧の数値はグラフ上に直接記入するタイプです。
健康血圧手帳(コルボ)
最後は、今回収集した中で一番大きなサイズの「健康血圧手帳」。

株式会社コルボ製で、Meiji Seika ファルマ株式会社が協賛となっています。
2014年4月改訂で「高血圧治療ガイドライン2014対応」とのこと。
監修は、東北大学大学院薬学研究科医薬開発構想寄附講座教授の今井潤先生。

内容は「日付」「体重」「測定時刻(朝・夜)」「血圧(グラフ)」「血圧測定値(朝・夜)」「脈拍」「服薬チェック」「メモ(体調・運動・酒量など)」となっています。
血圧測定値は1回分のみ記入。
ひとつひとつの枠が大きいので、細かい字で書かなくても済みそうです。
まとめ
以上、札幌市内の調剤薬局で無料配布している「血圧手帳(ノート)」をまとめてご紹介いたしました。
僕自身の結論としては、「血圧の数値2回分と平均値を記載できる」「その上でグラフに落とし込むことができる」という2つのポイントを重視して、さらに「サイズが小さい」ということで、当面はエーザイの「家庭血圧管理手帳」を使ってみたいと思います。
いずれにしても、精密検査を受診する必要があるので、1か月分くらいの血圧を測定してから、病院へ行こうと思いますが、、、
文房具好きの方は、ぜひお気に入りの「血圧手帳(ノート)」を見つけてくださいね。
っていうか、くれぐれも健康には十分にご留意ください。
