旧・札幌ピープル

【特集】超常連客が語る札幌の人気カフェ「森彦(モリヒコ)」の魅力

【特集】森彦がなかったら、、、札幌の人気カフェ森彦珈琲の魅力

札幌で最も有名な自家焙煎珈琲のカフェと言えば、やはり「森彦」でしょうね。

今回は森彦カフェの魅力について、じっくりと解説します。

はじめに「森彦」について詳しく解説します

札幌で最も有名な自家焙煎珈琲のお店「森彦」について解説します。

森彦カフェは店舗ごとにコンセプトが異なっている

ひと言で言うと「森彦」は札幌にあるコーヒー屋さんです。

地元民だけではなく、多くの旅人が訪れる森彦の聖地「森彦本店」地元民だけではなく、多くの旅人が訪れる森彦の聖地「森彦本店」

自家焙煎した珈琲豆のコーヒーを飲ませるお店(つまりカフェ)が、札幌市内の随所にあります。

いわゆるチェーン店スタイルと違うのは、お店のひとつひとつにコンセプトがあること

森彦カフェの支店があちこちにあるのではなく、それぞれの個性と魅力を持った喫茶店が、札幌市内のあちこちにある

共通しているのは、森彦の自家焙煎珈琲を飲むことができるということだけ。

お店ごとに異なったコンセプトで作られているので「森彦のカフェ」と言っても様々な雰囲気のお店が存在しているのです。

深煎りであること、それが森彦の哲学だ

森彦珈琲最大の特徴は深煎りであること。

深煎りであること。それが森彦珈琲の証である。深煎りであること。それが森彦珈琲の証である。

普通の喫茶店のコーヒーしか飲んだことがない人が、初めて森彦のコーヒーを飲んだら「濃くて苦いコーヒー」だと感じるかもしれません。

森彦のコーヒーは何かに挑戦しているかのように徹底的に深煎りのコーヒーなのです。

そして、この濃くて苦いコーヒーの中に、一瞬の甘味や爽やかな香りを感じることができるのが森彦コーヒーの素晴らしいところ。

お気に入りのフードペアリングを探すのも喫茶店の楽しみのひとつお気に入りのフードペアリングを探すのも喫茶店の楽しみのひとつ

ただ濃くて苦いだけじゃない。

この一杯のコーヒーを飲むためだけのために北国の喫茶店を訪れる人の姿は、今日も途絶えることがありません。

なぜ札幌の人々は深煎りコーヒーが好きなのか?

森彦の珈琲はとても深煎りです。

森彦2号店「アトリエ・モリヒコ」では、森彦のコーヒーがまるで美術品のように並べられている森彦2号店「アトリエ・モリヒコ」では、森彦のコーヒーがまるで美術品のように並べられている

そして、この深煎り珈琲を札幌の人たちはこよなく愛しています。

「深煎り珈琲は札幌の文化」とさえ言って良いくらい、この街に定着しました。

寒い冬の夜には濃くて熱い深煎りコーヒーが恋しくなる寒い冬の夜には濃くて熱い深煎りコーヒーが恋しくなる

札幌の人たちが深煎り珈琲を好きなのは、そこが寒くて雪の多い北国の街だから

特にしんしんと雪が積もって最高気温が氷点下を下回るような真冬の寒い日には、熱くて濃い深煎りの珈琲が恋しくなります

北海道の寒さに負けない珈琲が深煎り珈琲なのです。

森彦カフェの楽しみ方

次に、森彦カフェを最大限に楽しむためのポイントについてご紹介します。

コーヒーを飲むだけの空間じゃない、それが森彦カフェ

森彦カフェは店舗ごとに異なるコンセプトを持っています

喫茶店で過ごす貴重な時間を森彦カフェは提供してくれる喫茶店で過ごす貴重な時間を森彦カフェは提供してくれる

そのために、ひとつひとつの店舗がまるで異なるお店のように感じられるくらい。

森彦カフェを楽しむポイントのひとつは、この異なるお店のコンセプトを全身で体感することです。

古民家カフェでは古民家カフェの魅力を、本屋カフェでは本屋カフェの魅力を、街カフェでは街カフェの魅力を。

「さっぽろ雪まつり」にも森彦珈琲が登場「さっぽろ雪まつり」にも森彦珈琲が登場

不思議なことにロケーションが変わるとコーヒーの味までが変わるような気がします。

単にコーヒーを飲むだけの空間じゃない。

それが「森彦」という喫茶店なのです。

コーヒーが運ばれて来るまでの時間も楽しむ

森彦カフェでは旅人と一緒になることが多いです。

「森彦本店」創業時から飾られているアンティーク雑貨は「カバシマヤ」のものだという「森彦本店」創業時から飾られているアンティーク雑貨は「カバシマヤ」のものだという

飛行機の時間を気にしているのか、コーヒーが来るまで何度も時計を見ながらソワソワ。

コーヒーが来たら、味わう間もなくカッと飲み干してそそくさと支払いをして去っていく。

これではきっと森彦の魅力は伝わらないのではないでしょうか。

コーヒーが来るまでの間、旅ノートに思い出を刻んでいく人々も多いコーヒーが来るまでの間、旅ノートに思い出を刻んでいく人々も多い

森彦カフェでは一杯一杯のコーヒーを手作業で淹れるために時間がかかります。

コーヒーが運ばれて来るまでの時間を味わうのも、森彦カフェを楽しむポイントのひとつ。

時間がゆっくりと流れていく森彦カフェは、その空間にいることそのものが豊かで心地良い行為なのです。

森彦カフェのコーヒーは決して高くない

初めてやって来たお客さんがメニュー表を見て驚いていることがあります。

森彦カフェで過ごす時間にはフィルムカメラが似合う。オリンパスのOM-10と一緒に。森彦カフェで過ごす時間にはフィルムカメラが似合う。オリンパスのOM-10と一緒に。

その理由はコーヒー一杯の値段が高いから。

確かに森彦カフェのコーヒーは普通の喫茶店に比べると高価です。

レギュラーコーヒーで580円。

本店オリジナルや季節限定コーヒーの場合は680円。

有名店で札幌ラーメンを食べることができる値段ですよね。

だけど、森彦カフェにはその金額を支払うだけの価値があります

森彦カフェで過ごす時間そのものが貴重な体験である森彦カフェで過ごす時間そのものが貴重な体験である

美味しい珈琲と素晴らしいロケーション。

ひとつのテーブルを一時間貸し切ってわずか600円。

そう考えると、森彦カフェの値段は決して高くないと思いますよ。

季節のコーヒー、コーヒーで感じる新しい季節

森彦珈琲では季節を感じることのできる珈琲豆を提案しています。

新しい珈琲豆の登場によって、札幌の人々は新しい季節の訪れを知る新しい珈琲豆の登場によって、札幌の人々は新しい季節の訪れを知る

札幌のコーヒー好きの人たちは、森彦のコーヒーで季節の移り変わりを楽しんでいるのです。

桜の季節の「サクラ」

北海道に桜が咲く季節がやってくると「サクラ」が登場します。

まろやかでバランスの良いコクと深みは、まるで北海道の早春のように優しい味わい。

スイーツとのフードペアリングの相性も抜群です。

母の日に贈りたい「ママン」

母の日が近付く季節には「ママン」が登場します。

タンザニアをベースにエチオピアモカをブレンド、ローストは中浅煎りで。

まろやかな甘味となめらかで華やかな甘酸味の余韻が特徴。

まるでお母さんみたいに、ほっとする優しさを感じるコーヒーです。

父の日に贈りたい「ダディ」

父の日が近付くと登場する「ダディ」

マンデリンをベースにエチオピア、グァテマラをブレンド、ローストは中深煎りで。

深いコクとキレのある苦味、優しく香る甘いモカの余韻が特徴。

父の日にそっと贈りたい珈琲豆ですよ。

ライラックの季節に「リラ」

札幌の街にライラックの花が咲き乱れる頃、季節のコーヒー「リラ」が登場します。

ライラックの花の4枚の花びらをイメージした4種類の豆がブレンドされています。

甘さ、コク、酸味、苦味のバランスが良く、リラ冷えの季節にぴったりのコーヒーです。

夏を謳歌したい「ヴァカンス」

夏の始まりとともに登場する「ヴァカンス」

マンデリンベースにタンザニア、モカ、コロンビアをブレンド。

トロピカルな甘い香りと爽やかな酸味は、まるでオレンジのようです。

アイスコーヒーにぴったりの夏のコーヒーです。

夏の終わりの「コスモス」

夏の終わりの季節に登場するのが「コスモス」です。

爽やかなタンザニアとグァテマラのふくよかな甘さのブレンドで、芳醇なメープルシロップのような香りが特徴。

夏の終わりのように甘く切ないコーヒーです。

秋の訪れに「オータム」

秋にはコーヒーが恋しくなる。

そんな季節に登場するのが「オータム」です。

ブラジルとグァテマラとコロンビアのブレンドは中深煎りで仕上げられていて、濃厚な香り特徴。

コーヒーとしっかりと向き合いたい季節にぴったりのコーヒーですよ。

芸術の秋に「オペラ」

秋が深まる頃に登場する「オペラ」

モカハラー、コロンビア、ブラジルの絶妙なブレンドで、芸術の秋にピッタリな苦味とコクの重厚感が味わえます。

スムースな口当たりとビターチョコのような長い余韻がお勧め。

クリスマスには「ノエル」

クリスマスシーズンに登場する「ノエル」

マンデリンベースのブレンドコーヒーで、カラメルのような甘い香りとチョコレートを思わせるほろ苦さが特徴。

ケーキやシュトーレンなどのスイーツとのフードペアリングもお勧め。

北海道の冬に「ウィンター」

毎年冬になると登場する「ウィンター」

2コロンビアベースの深煎りコーヒーで、しっかりとした苦味が、舌の上でまるで雪のように溶けていきます。

北国の冬に飲みたい、北国の冬のためのコーヒーです。

バレンタインデーの「ショコラティエ」

バレンタインデーの季節に登場する「ショコラティエ」

ブラジルショコラをブレンドした、まるでダークチョコみたいに大人テイストのコーヒーです。

中深煎りでしっかりとした苦味のあるブレンドはチョコレートとのフードペアリングに最高ですよ。

ホワイトデーの「ミルキー」

ホワイトデーの季節に登場する「ミルキー」

シダモとタンザニアをベースにした、甘くまろやかな口当たりのコーヒーです。

甘味とコクが強目の中深煎りで、普段あまりコーヒーを飲まない方にもお勧めできます。

森彦系列店について

それでは、札幌市内にある森彦系列店をご紹介しましょう。

森彦本店

森彦カフェ最大の人気を誇るのが円山エリアにある「森彦本店」です。

憧れの古民家カフェ「森彦本店」は時間の流れとともに表情を変える憧れの古民家カフェ「森彦本店」は時間の流れとともに表情を変える

森彦本店は昭和27年(1957年)に建てられた古い民家をリノベーションして生まれた古民家カフェ。

平成8年(1996年)の開店以来、確実に顧客を増やしながら北海道を代表する名店カフェへとなりました。

今では毎日多くの旅人が「森彦体験」を目的として、この古民家カフェを訪れています。

札幌にアジア系観光客が増え始めた頃、彼らが真っ先に訪れたカフェが、ここ森彦本店でした。

管理人にとっても最も頻繁に利用している「ホーム森彦」です。

森彦本店限定メニュー「森の雫」は珈琲豆の購入も可能森彦本店限定メニュー「森の雫」は珈琲豆の購入も可能

絶対に飲んでほしいお勧めメニューは本店限定のブレンドコーヒー「森の雫」

古民家の窓、木の香り、柱時計の音、感動の「森彦体験」のすべてがここにあります。

森彦本店については、別記事「札幌の古民家カフェ「森彦本店」を楽しむ67のポイント」で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

https://sukidesu-sapporo.com/2019/08/05/morihico-honten/

森彦本店
札幌市中央区南2条西26丁目2-18
10:00-21:00(L.O 20:30)
年中無休(年末年始休あり)
地下鉄東西線「円山公園駅」④番出口徒歩4分
駐車場あり(9台)

アトリエ・モリヒコ

森彦カフェの2号店が電車通り沿いにある「アトリエ・モリヒコ」です。

爽やかで都会的なカフェ「アトリエ・モリヒコ」爽やかで都会的なカフェ「アトリエ・モリヒコ」

森彦本店が「和」を意識したカフェなのに対して、2号店の「アトリエ・モリヒコ」は「洋」を意識したカフェになっています。

「アトリエ」と言っても、店内に絵画が飾られているわけではありません。

スタッフやお客さんも含めて店内風景がまるで一枚の絵画作品のようになる。

店名の「アトリエ」には、そんな思いが込められているそうです。

どこを撮っても絵になるのが「アトリエ・モリヒコ」どこを撮っても絵になるのが「アトリエ・モリヒコ」

本店と違って札幌の中心部に近い街の中にあるので、都会的な雰囲気が特徴。

イタリアの老舗エスプレッソマシンメーカー「VICTORIA ARDUINO(ビクトリア アーデュイノ)」のレバー式エスプレッソマシンを使ったエスプレッソコーヒーを飲むことができます。

ちなみに、企業としての森彦の会社名は「株式会社アトリエ・モリヒコ」なんだとか。

ATELIER Morihiko(アトリエ・モリヒコ)
札幌市中央区南1条西12丁目4-182 ASビル1F
8:00-22:00(L.O 21:30)
※土日祝日は11:00から
年中無休(年末年始休あり)
地下鉄東西線「西11丁目駅」②番出口徒歩3分
市電「中央区役所前駅」徒歩1分
駐車場あり(4台)

ディーバイエム

森彦3号店としてオープンしたのが「D×M(ディーバイエム)」です。

リノベーションカフェの完成形だった「D×M」リノベーションカフェの完成形だった「D×M」

開拓期から札幌の職人街として発展してきた苗穂エリアの中で、古い工場をリノベーションして誕生したリノベカフェでした。

開店当初からドーナツとコーヒーとのペアリングを提案していて、オリジナルの「ダヴィデドーナツ」は他店では味わうことのできない人気メニューでした。

店名も「D(ダヴィデドーナツ)×M(モリヒコ)」に由来しています。

現在も森彦哲学のひとつとなっている「コーヒー&サムシング」の始まりが、ここ「ディーバイエム」だったような気がします。

「D×M」で購入したオリジナルの木製スプーン。グッズも豊富なカフェだった「D×M」で購入したオリジナルの木製スプーン。グッズも豊富なカフェだった

サッポロファクトリーにも近い人気カフェでしたが、一帯の再開発のため、平成30年10月末日で閉店となりました。

「ダヴィデドーナツ」は円山エリアでドーナツの販売を再開しています。

DAVID DOUGHNUTS(ダヴィデドーナツ)円山Lab直売所
札幌市中央区南3条西24丁目2-11番地
11:00~16:00
不定休
駐車場あり(2台)

Plantation(プランテーション)

森彦4号店「プランテーション」は、豊平川を越えた菊水エリアにあります。

森彦の本社機能を備える「プランテーション」の店内は美しい森彦の本社機能を備える「プランテーション」の店内は美しい

菊水エリアは、歓楽街すすきのから豊平川を越えたところにある住宅街で、中心部にも近いことから、かつては中小規模の工場も多く営業していたそうです。

元はすすきのにあった遊郭が移転してきたのも、ここ菊水エリアでした。

そんな菊水地区に残る古いボイラー工場をリノベーションして誕生したカフェが「プランテーション」でした。

3号店「ディーバイエム」と同様に「プランテーション」も森彦を代表する本格的な都市型リノベカフェと言えるでしょう。

「プランテーション」ではコーヒーとパフェのフードペアリングがお勧め「プランテーション」ではコーヒーとパフェのフードペアリングがお勧め

現在、企業としての森彦の本社機能は、ここ「プランテーション」に集約されています。

かつて円山の「森彦本店」にあった古いオルガンも、現在は「プランテーション」にある本社で保管されているそうです。

札幌市白石区菊水8条2丁目1-32
11:00-18:00(L.O 17:30)
年中無休(年末年始休あり)
地下鉄東西線「菊水駅」 ④番出口徒歩10分
駐車場あり(10台)

Marie Pierre(マリピエール)

電車通り西線エリアにある「マリピエール」は菓子販売の専門店です。

当初は「アトリエ・モリヒコ」で製造されていた森彦のケーキも、現在は「マリピエール」で生産されています。

森彦カフェで食べて美味しかったケーキを、ここでリピート購入したりできます。

お招きの手土産に森彦のお菓子なんて、すごくオシャレですよね。

店内には一応イートインスペースが設けられていて、森彦のコーヒーを飲むことができますが、ここはあくまでも「手作りのスイーツ工房」と割り切って考えた方が良さそうです。

札幌市中央区南8条西14丁目3-12
10:00-17:00(※土日祝18:00まで)
年中無休(年末年始休あり)
市電「西線9条 旭山公園通駅」徒歩1分
駐車場なし

MORIHICO&THE ALTERNATIVE

札幌パルコの地下2階で森彦の珈琲豆を販売しているショップが「MORIHICO&THE ALTERNATIVE」です。

札幌中心部で最も手軽に森彦の自家焙煎珈琲豆を購入できる場所なので、仕事帰りにコーヒー豆を買って帰るにも便利ですよね。

珈琲豆以外にも様々なコーヒーグッズを販売しているので、森彦の世界観に触れてみたい人にはお勧めです。

札幌市中央区南1条西3丁目3 札幌PARCO B2F
10:00-20:00(※土曜のみ20:30まで)
年中無休(パルコ営業日に準ずる)
地下鉄「大通駅」直結
市電「西4丁目」徒歩1分

MORIHICO.TSUTAYA美しが丘店

札幌中心部から「三井アウトレットパーク 札幌北広島」へ向かう途中の羊が丘通りにあるのが「MORIHICO.TSUTAYA美しが丘店」です。

ツタヤ書店の中に贅沢なカフェ空間があるツタヤ書店の中に贅沢なカフェ空間がある

店名のとおり、大規模書店「美しが丘TSUTAYA」に併設されたカフェで、TSUTAYA×MORIHICOのコラボレーションを楽しむことができます。

森彦系列では初めての「キャッシュオン・デリバリー(COD)スタイル」のカフェでした。

バリスタがハンドドリップでコーヒーを淹れる姿が目の前で観れるカウンター。

水出しコーヒーやエスプレッソ、スムージーは、スタッフが最新マシンを使って作ります。

カウンターに埋め込まれた4連のWater filterも、このお店の見所のひとつでしょうね。

日常生活の中に組み込まれたカフェ&ブックストアとしてお勧めです。

札幌市清田区美しが丘3条4丁目1番10号
9:00-24:00
年中無休
地下鉄東豊線「福住駅」よりバス「福95」
三井アウトレットモール(大曲工業団地)行
「美しが丘3条5丁目」下車

MORIHICO.STAY&COFFEE

「MORIHICO.STAY&COFFEE」「コーヒー&ホテル」を提案したホテル併設カフェです。

ホテルはプライベートルームとドミトリールームが用意されていて、外国人観光客にも多く利用されています。

そんなホテル宿泊者の朝食が、森彦が提供するカフェフードです。

もちろん、宿泊客以外でも自由にカフェを利用することが可能。

種類豊富なスープとピッツァのほか、北海道の食材を使ったフードを、朝昼夜とそれぞれの時間帯に合わせたメニューで楽しむことができます。

「コーヒー&スイーツセット」や「クラフトビール&おつまみセット」など、旅の疲れを癒すメニューもうれしい。

「MORIHICO.STAY&COFFEE」については、別記事「札幌の旅の朝食は「MORIHICO.STAY&COFFEE」のモーニングサービスで!」で詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。

https://sukidesu-sapporo.com/2019/02/04/morihico-staycoffee/

札幌市白石区菊水1条1丁目3−17
7:30~22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)
年中無休
地下鉄東西線「菊水駅」2番出口徒歩3分
駐車場あり(13台)

MORIHICO.藝術劇場

2018年10月、札幌の文化芸術活動の新たな中心的拠点として開設された「札幌市民交流プラザ」に併設されているカフェが「MORIHICO.藝術劇場」です。

「札幌市図書・情報館」とカフェが一体となっていて、それぞれ本やコーヒーを持ち込むことが可能です。

森彦が考えた「コーヒー&図書館」の形が、このお店だったということでしょうか。

店内は、これまでの森彦系列店と比較してひと際ゴージャス。

幌文化芸術劇場「hitaru(ヒタル)」でオペラを観覧した帰りにちょっとチルアウトするにもぴったりのホスピタリティですね。

札幌のオフィス街に位置していて、モーニングメニューが用意されているのもうれしいサービス。

森彦が提案する新しい都市型カフェが完成しました。

札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ1F
8:00~22:00(L.O.21:30)
※土日祝のみ9:00から
年中無休(年末年始休あり)
地下鉄「大通駅」30番出口直結
駐車場あり(有料)

JB ESPRESSO MORIHICO 新道東駅前店

「JB ESPRESSO MORIHICO」は森彦珈琲が提案する新しい形態のコーヒースタンドです。

店名の「JB」は「Judgement black coffee」の略で、美味しいブラックコーヒーを提供したいという思いが込められています。

最上級のハンドドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーを手軽に楽しむことができる。

それが「JB ESPRESSO MORIHICO」です。

もちろん、森彦カフェが提供するホスピタリティは、ここでも失われていません。

札幌市東区北34条東16丁目1-1
10:00-22:00
不定休
地下鉄東豊線「新道東駅」2番出口徒歩1分

JB ESPRESSO MORIHICO.+D

大通エリアのファッションビル「ル・トロワ」の地下2階にあるキャッシュオン・デリバリー・スタイルのカフェです。

「MORIHICO.」と「Dgelato」のコラボレーションによる新しいコーヒーカルチャーが誕生しました。

MORIHICO.のコーヒーと焼きドーナツのほか、函館「山川牧場」の濃厚ジャージー乳を使用した「Dgelato」のジェラートを楽しむことができます。

森彦が提案する「コーヒー&ジェラート」のお店です。

ハンドドリップコーヒーとエスプレッソを手軽に楽しめるコーヒースタンドは、日常生活の中で大活躍してくれます。

ビルは大通公園に面しているので、友人との待ち合わせやビジネスの合間など、活用スタイルは無限大。

JB ESPRESSO MORIHICO.+D(ジェービーエスプレッソ プラスディー)
札幌市中央区大通西1丁目13 ル・トロワB2F
10:00-21:00
年中無休(ル・トロワに準ずる)
地下鉄「大通駅」24番出口直結(B2Fエントランス)
提携駐車場あり

まだまだあります、森彦の魅力

森彦珈琲が発信するコーヒーカルチャーは、既に文化都市札幌の魅力のひとつと言えます。

札幌のコーヒー屋「森彦」が発信する新しいカルチャーをぜひ楽しんでみてください。

北の珈琲屋かるた

森彦珈琲は作成したオリジナルかるた「北の珈琲屋かるた(税込1,650円)」です。

森彦が発信するコーヒーカルチャーのひとつ「北の珈琲屋かるた」森彦が発信するコーヒーカルチャーのひとつ「北の珈琲屋かるた」

文案は森彦オーナーの市川草介さんで、イラストは当時森彦本店の店主だった福井舞子さんによるもの。

森彦のコーヒーカルチャーの広がりに無限大の可能性を感じたのが、この「北の珈琲屋かるた」でした。

ひとつひとつ手作業で裁断されたかるたは、もはやアートと呼びたいレベルのもの。

札幌の素敵な季節感がさりげなく描かれている札幌の素敵な季節感がさりげなく描かれている

特に絵札のイラストは、珈琲文化や札幌の魅力が存分に表現されていて、一枚一枚を飾っておきたくなるくらいに素晴らしいものです。

札幌旅行のお土産としてお勧めですよ。

森彦カフェ出身者

森彦カフェで経験を積んだスタッフが、次々と独立して新しいカフェをオープンしています。

季節によって姿を変えるのも「森彦本店」の魅力だ季節によって姿を変えるのも「森彦本店」の魅力だ

これも森彦カフェが培ってきた札幌の珈琲文化の財産と言うべきでしょうか。

「喫茶つばらつばら」「喫茶カルメル堂」「Cafe Tocoche(カフェ・トコシエ)」「Little Fort Coffee(リトル・フォート・コーヒー)」。

森彦の遺伝子は様々な形で受け継がれているのかもしれませんね。

森彦珈琲を飲めるお店

森彦カフェ以外でも、森彦の自家焙煎珈琲を飲むことのできるお店があります。

「CAFE BLANC(カフェ・ブラン)」「ブーランジュリーポーム」。

コーヒー屋としての森彦は、どこまで広がっていくのでしょうか。

ボトル缶コーヒーが「森彦の珈琲」

北海道内のキヨスク限定で発売されているボトル缶コーヒーが「森彦の珈琲」です。

エチオピア産のアラビカ種100%の珈琲豆と北海道ニセコ山系の天然水を使用した森彦こだわりのボトル缶コーヒー。

深煎りの焙煎珈琲は紛れもなく森彦珈琲によるものです。

パッケージにも「森彦本店」の看板がシルエットで描かれているなど、新たなコーヒーカルチャーを提案する森彦珈琲の思いが伝わってきます。

北海道でしか味わうことができない、北海道の風土が生み出すカフェが創ったボトル缶コーヒーです。

森彦の珈琲
ブラック270g150円(税込)
カフェオレ260g160円(税込)
「北海道キヨスク」「北海道四季彩館」各店にて販売中

まとめ

以上、札幌屈指の人気カフェ「森彦珈琲」の魅力についてご紹介しました。

最後に、森彦珈琲のポイントをまとめておきたいと思います。

・店舗ごとに異なるコンセプトがある
・札幌のコーヒーカルチャーを発信している
・森彦体験と呼ばれる不思議な時間がある

札幌に来たときは、ぜひ「森彦体験」を実際に体験してみてくださいね。

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。