旧・札幌ピープル

北海道最大の桜の名所!札幌のお花見は円山公園と北海道神宮がおすすめ

北海道最大の桜の名所!札幌のお花見は円山公園と北海道神宮がおすすめ

札幌最大の人気スポットである北海道神宮と円山公園のお花見に関する情報をまとめてみました。

今年のお花見は「北海道神宮・円山公園へ行きたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

円山公園と北海道神宮は違うよ

札幌市民は「円山公園でお花見してきた」とか言う場合が多いですが、正確には「北海道神宮」と「円山公園」のお花見がセットになっていることがほとんどです。

円山公園では散策しながらの花見が楽しめる円山公園では散策しながらの花見が楽しめる

北海道神宮と円山公園は隣接しているので、市民感覚としては、二つをセットにして「円山公園でお花見」と言うことが多いみたいですね。

円山公園や北海道神宮へお花見に行く場合は、両方観ないと損ですよ。

「桜の名所」北海道神宮

そもそも「桜の名所」として名高いのは、北海道神宮の境内です。

北海道神宮の表参道の桜並木は写真スポットとしても人気がある北海道神宮の表参道の桜並木は写真スポットとしても人気がある

北海道神宮の敷地内には1,400本の桜の樹が植えられていて、非常に見応えのある桜スポットになっています。

北海道神宮の最も基本的な参拝ルートは、北一条通りの坂を上って、第二鳥居から表参道に入るというルートですが、この表参道を囲むようにして、北海道神宮敷地内には非常にたくさんのソメイヨシノやエゾヤマザクラが植えられています。

札幌随一の桜の名所と呼ばれ、観光客にも人気がある写真撮影スポットです。

北海道神宮には250本の梅の樹が並ぶ梅林もあります。札幌では桜と梅の花が同時期に咲くので、桜の花見と一緒に梅観を楽しむことができます。

花見宴会は円山公園で

北海道神宮の直下にある公園が、ジンギスカンお花見スポットとして有名な円山公園です。

桜の木の下の花見宴会で盛り上がる円山公園桜の木の下の花見宴会で盛り上がる円山公園

円山公園は、地下鉄「円山公園駅」と北海道神宮とを結ぶルート上にあります。

公園口鳥居を抜けるルートが、地下鉄駅から北海道神宮へ向かう最短ルートになっていて、北海道神宮を目指す多くの参拝客が公園口鳥居を利用しており、桜の季節には公園内の通行量が非常に多くなります。

地下鉄「円山公園駅」を出たら円山公園を抜けて、公園口鳥居から北海道神宮に入ると、円山公園と北海道神宮両方の桜を楽しむことができますよ。

花見の楽しみ方(BBQ、弁当、散策)

北海道神宮や円山公園でお花見を楽しむ方法は、大きく三つあります。

たくさんの花見客で賑わう桜の季節の円山公園たくさんの花見客で賑わう桜の季節の円山公園

一つ目は「屋外バーベキューをしながらお花見を楽しむ方法」、二つ目は「火を使わずにお弁当を食べながらお花見を楽しむ方法」、三つ目は「散策しながらお花見を楽しむ方法」です。

どのお花見にも、それぞれの醍醐味があるので、好きな方法で札幌のお花見を楽しみましょう。

それぞれのお花見の具体的な楽しみ方については、後ほど詳しく解説します。

円山公園の特徴(どうして人気があるのか)

どうして円山公園が札幌随一のお花見スポットとなったのか、その理由はいくつかの条件が重なっているものと思われます。

北海道神宮に隣接していること

まず、ひとつめは、数多くの桜が植樹されている北海道神宮に隣接している、ということです。

北海道神宮の表参道の桜並木。桜の花は北海道神宮の方が楽しめる北海道神宮の表参道の桜並木。桜の花は北海道神宮の方が楽しめる

もしも円山公園の隣に北海道神宮がなかったら、あるいは、北海道神宮にたくさんの桜がなかったとしたら、円山公園もここまで人気のお花見スポットにはならなかったかもしれませんね。

円山公園の人気は北海道神宮とセットのものだと考えても良いようです。

札幌駅から20分のアクセス

二つ目に考えられる理由は、円山公園が札幌中心部から近く、最寄りの地下鉄駅からのアクセスも良好、ということが考えられます。

札幌中心部からのアクセスも便利な円山公園札幌中心部からのアクセスも便利な円山公園

札幌駅から円山公園までは4km程度で、タクシーを利用しても1,500円程度の料金で移動することができます。

地下鉄を使う場合でも「さっぽろ駅」から「円山公園駅」までは、大通駅で乗り換えして20分程度の所要時間、円山公園駅から円山公園までは本当に歩いてすぐです。

地下鉄利用でも札幌駅から20分程度の距離にお花見スポットがあるんだから、人気が出て当たり前なのかもしれませんね。

その日のお天気を見ながら、ちょっとしたお散歩気分で、ぶらっとお花見することができる。

これは、円山公園の非常に大きな強みだと思います。

野外バーベキューができる

最後に三つ目の理由として、円山公園のお花見ではバーベキューが可能だということです。

ジンギスカン花見で賑わう円山公園ジンギスカン花見で賑わう円山公園

通常、円山公園内は「火気使用禁止」とされていて、当然、バーベキューを行うことは認められていません。

ただし、桜が咲いている花見時期に限って火気の使用が認められており、花見客は堂々とバーベキューを楽しむことができます。

北海道の人たちは、もともと野外バーベキューが大好きなので、バーベキューもお花見には欠かすことのできないとても大切なものだと考えています。

もしも円山公園でのバーベキューが禁止されてしまったら、花見客は大きく減少してしまうかもしれませんね。

円山公園が札幌最大のお花見スポットとなった背景には、以上のように複数の好条件が重なったことがある、と考えることができそうですね。

北海道神宮や円山公園までのアクセス

さて、それでは、北海道神宮や円山公園までの移動方法をご紹介します。

桜の季節には多くの外国人観光客も訪れる桜の季節には多くの外国人観光客も訪れる

と言っても、アクセスはすごく簡単ですよ。

北海道神宮と円山公園は隣接しているので、アクセス方法もほとんど同じものになります。

地下鉄を利用する

北海道神宮や円山公園は、地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩圏内にあります。

多くの札幌市民は、この地下鉄東西線を利用して、円山公園へと向かいます。

JR「札幌駅」から地下鉄「円山公園駅」まで行く場合のルートは次のとおりです。

①南北線「さっぽろ駅」から「真駒内行き」に乗車
②「大通駅」で下車して東西線ホームに移動(1駅なので歩く人も多いです)
③東西線「大通駅」から「宮の沢行き」に乗車
④「円山公園駅」で下車

「さっぽろ駅」から「円山公園駅」までの所要時間はおおよそ20分で、料金は250円です。

自動車を利用する

お花見で大がかりな宴会をするときには、荷物搬入のために自動車を利用する場合も少なくないと思います。

北海道神宮や円山公園の近隣には複数の有料駐車場がありますが、花見期間中は鬼のように混雑するので注意しましょう。

また、花見期間中、円山公園周辺では交通規制もあります

本当に必要な場合以外は、自動車利用は控えた方が安心だと思いますよ。

札幌円山公園駐車場

第一駐車場(円山動物園側)
9:00-17:30
普通車700円(1日)

第二駐車場(北海道神宮側)
6:00-17:30
普通車700円(1日)

※いずれも南一条通りから入ります

タクシーを利用する

思い切ってタクシーを利用する方法もあります。

JR札幌駅から北海道神宮まで4kmちょっと、タクシー料金は1,500円くらいの見込みです。

交通規制や渋滞で時間がかかった場合でも2,000円程度で移動できます

4人グループなら1人500円なので、それほど割高でもないですよね。

ただし、円山公園周辺は交通規制が敷かれているので、タクシーを降車する場所は、若干限定されてしまいますが。

天気が良ければ歩いていく

晴れの日で暖かければ、円山公園まで歩いて行くのも楽しいと思います。

近所の人たちは自転車で訪れていた近所の人たちは自転車で訪れていた

札幌中心部の大通から円山公園までは約3kmで、徒歩でも30分程度で移動できます。

大通公園の桜を観賞しながら円山公園までブラブラ散策するのも、意外と楽しいもの。

荷物が少ない人とか、桜の写真を撮りたい人にはお勧めですよ。

円山公園のジンギスカン花見の楽しみ方

円山公園のお花見で最大のイベントはジンギスカンパーティー(通称ジンパ)、つまり、野外での焼き肉バーベキュー(BBQ)です。

円山公園のお花見にジンギスカンは欠かせない円山公園のお花見にジンギスカンは欠かせない

札幌市民の中には「ジンギスカンを食べないと花見をした気になれない」という人がいるほど、野外ジンギスカンはお花見と密接したものとなっています。

ここでは、円山公園でアウトドアジンギスカンを楽しむための、ちょっとしたノウハウについてご紹介しましょう。

指定期間と指定時間を確認しよう

円山公園は、通常の場合、火気の使用が禁止されています(つまり、普段はバーベキューできません)。

お花見の季節に限定して、あくまで部分的に火気が認められているので注意が必要。

火気使用できる期間は、例年ゴールデンウィーク中ですが、桜の開花状況によって、早まったり延長されたりする場合があります。

火気の使用が認められている時間は、例年朝9時から夜8時までなので、夜桜見物の場合は、バーベキューをすることはできません。

指定場所を確認しよう

広い円山公園内で火気使用が認められているのは、ごく限られた空間だけです。

花見区域(火器使用区域)の案内板花見区域(火器使用区域)の案内板

時々、指定場所以外でバーベキューを始めた後で、係員の注意を受けて撤収している人たちを見ることがあります。

炭火に火を付けた後で移動するのは危ないし大変なので、バーベキューの道具を設置する前に、必ず火気使用が認められている場所かどうかを確認しましょう。

基本的に、円山公園内で火気使用が認められているのは、公園管理事務所側の一画のみで、坂下球場(野球グラウンド)側ではバーベキューをすることは認められていません

空いているところを探してバーベキューを始めたら、火器禁止区間だったなんて話も毎年あります。

指定場所の確認は慎重に。

BBQ道具

バーベキューで使用する道具類は、基本的には持ち込みになります。

小グループは七輪や小さなコンロでも焼き肉を楽しむことができる小グループは七輪や小さなコンロでも焼き肉を楽しむことができる

と言っても、バーベキューコンロと炭があれば、焼き肉をすることは可能です。

小さなグループの場合、炭火の七輪を囲んで、こじんまりと焼き肉を楽しんでいる人たちも少なくありません。

ちなみに、発電機の使用は禁止されています

食器や箸は使い捨てのものを使っている場合が多いと思います。

バーベキュー道具を持っていないという方には、レンタルがお勧め。

花見期間中は、公園管理事務所でバーベキューコンロセットのレンタルを行っているんです。

ただし、バーベキューコンロセットのレンタルは非常に人気があるので、毎年、抽選が行われています。

レンタルを希望する場合は、指定期限までに公園管理事務所へ申し込みしましょう。

円山公園のバーベキューコンロセットのレンタル

レンタルできるもの(セット内容)
コンロ、炭、網、着火剤、うちわ、皿と割り箸(5人分)、ごみ袋(2枚)
料金 3,000円(1日)
引き渡し時間 9:00-16:00
返却時間 19:00まで
※例年4月中旬まで抽選申し込み受付

食材

バーベキューの食材やドリンク類は、現地で調達することも可能です。

地下鉄「円山公園駅」直結のマルヤマクラス1階では、イオン系のマックスバリュが営業していて、桜シーズンには多くの花見客で賑わっています。

マックスバリュは朝7時から営業しているので、当日の朝に食材を購入することも可能ですね。

円山公園のパークセンターでもバーベキュー道具や消耗品などを販売しています。

円山公園パークセンターで買えるもの

炭、着火剤、ライター、うちわ、軍手、バーベキュー網、調理用アルミプレート、ごみ袋、火ばさみ、トング、紙コップ、お皿、折り畳みいす(貸出)、レジャーシート、ビニール傘、レインコート、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ、カイロ

※当日の状況で変わる場合があります

荷物搬入

バーベキュー道具を搬入する際は、自動車を使った方が便利ですが、花見期間中は円山公園周辺で交通規制が敷かれます。

交通規制は例年朝8時から開始されるので、可能であれば、交通規制の始まる前の時間帯に、公園横に自動車を横付けして、荷物を降ろしておくと搬入がスムーズです。

花見期間中の休日でも、早朝は全然人がいません。

円山動物園へ上る南一条通り(野球グラウンドの向かい側あたり)に、ちょっと自動車を横付けして、荷物を降ろしている人が多いようですね。

円山公園周辺の交通規制

ゴールデンウィークに実施
8:00-15:30頃
南一条通りは下りのみの一方通行!
円山公園駐車場を利用する場合は、北一条宮の沢通りから迂回する必要あり(北海道神宮の前を通り過ぎて円山競技場側から上り、円山動物園から降りてくるルートが一方通行)

場所取り

混雑するとは言え、円山公園の花見では、それほど激しい場所取りがあるわけではありません

早朝の円山公園には無人のブルーシートが目立っていた早朝の円山公園には無人のブルーシートが目立っていた

「無人での場所取り」や「ロープを使った場所取り」は禁止されているので、当日の早い時間帯に現地入りして、花見の場所を確保するのが王道です。

バーベキューの指定エリア内で、桜の真下を確保できる空間というのは、それほどたくさんあるわけではありません。

どうしても一等地を確保したい場合、前夜から泊まり込むことも考えられますが、そこまでして場所取りをしている人は、ほとんど見たことがありません(笑)

泊まり込み

毎年、大学生くらいの年代のグループが、円山公園に泊まり込んでいるのを見かけます。

桜の季節にはたくさんの思い出がある桜の季節にはたくさんの思い出がある

「場所取りのため」というよりは、純粋に「公園での宿泊を楽しむため」と思われますが、桜の季節、札幌の夜は非常に冷え込むので、万全の防寒対策が必要です。

ちなみに、夜間の火気使用は禁止で、タープやテントの使用も禁止されているので、防寒対策の基本は重ね着と毛布ということになります。

カイロを使ったり、暖かい飲み物を飲んだりして、とにかく体を冷やさないようにしましょう。

北海道は夜露が激しいので、公園にシートを敷いて泊まり込んでいるだけで、予想以上に濡れます

シート周りにスニーカーを放置しておくと、間違いなくびしょ濡れになるので、濡れて困るものはビニール袋などに入れておきましょう。

混雑状況

基本的にお花見は週末に人が集中します。

桜が満開の晴れた週末には大勢の花見客が押し寄せる桜が満開の晴れた週末には大勢の花見客が押し寄せる

ゴールデンウィーク中であっても、土日は特に人出が多いようです。

人出を左右するのは、なんと言っても天候。

いくら桜の季節の週末でも、雨が降っている日には人が集まりません

雨の日でも、日程調整の関係で、その日しか集まることのできないグループが、雨の中でバーベキューをやっていたり、ということはありますが。

天気が良くて気温の高い日には、花見客がどっと押し寄せます。

週末に好条件が重なるときが最高の人出になるみたいです。

一日の中では、やはり昼食時に人が集中します。

バーベキュー組もお弁当組も「お昼ご飯をお花見で食べたい」と考えているようです。

早朝は、ほとんど人がいません。

泊まり込んだ大学生のグループが、ちらほら見られる程度です。

朝9時を過ぎる頃から、少しずつ人が集まり始めます。

11時を過ぎる頃には、園内が大変な賑わいとなっています。

13時くらいまでがお花見のピークタイムで、円山公園全体がものすごい騒ぎになっています。

15時を過ぎると、少しずつ人が減り始め、17時くらいには本格的に撤収が始まります。

ルールとしては、夜8時まで火器使用が認められていますが、暗くなってくるし、寒くなってくるしで、夜まで宴会を続けているグループは少数派だと思います。

円山公園では桜のライトアップはありません

明りは公園内の街灯のみなので、日が暮れるとかなり暗いです。

円山公園のお弁当花見の楽しみ方

ジンギスカンがなくてもお花見を楽しむことはできます(当たり前ですが)。

簡単なお弁当を持って、お花見を楽しむ札幌市民も少なくありませんよ。

お花見弁当

自宅でお弁当を用意しなくても、現地で購入することが可能です。

マルヤマクラスの「すし善 蕾亭」で購入したちらし寿司はお花見にぴったりマルヤマクラスの「すし善 蕾亭」で購入したちらし寿司はお花見にぴったり

地下鉄「円山公園駅」直結のマルヤマクラスでは、マックスバリュをはじめ、いろいろなテナントでテイクアウトのお弁当を販売しています。

桜の季節には、花見客を対象にしたお花見弁当も数多く登場するので、地下鉄を降りた後に、お弁当とお茶を買ってから、円山公園まで移動することも可能です。

近年、管理人は、この方法でお花見を楽しむことが多いですが、バーベキューにこだわらなければ、桜を楽しめる場所も増えるので、お花見としてはより充実したものになりますよ。

マルヤマクラスのテナント

マックスバリュ、おにぎりのありんこ、小樽飯櫃(テイクアウトの中華)、すし善 蕾亭(寿司)、とんよし(とんかつ)、農家の息子 屋台屋亜細亜(アジア料理)、pain au traditionnel(パン)、もりもと(菓子・パン)、町村農場(スイーツ)

露店

桜の季節、円山公園から北海道神宮へ続く坂道には、たくさんの露店(屋台)が並びます

露店の賑わいも北海道神宮のお花見の楽しみのひとつだ露店の賑わいも北海道神宮のお花見の楽しみのひとつだ

露店は夏祭りのときに登場するお店とほぼ同じで、焼きそば・たこ焼き・おでん・焼き鳥・フランクフルトなどといった定番メニューがあるので、露店で食べ物を用意する方法も可能です。

飲食スペースを提供している露店もあるので、おでんを食べながらお酒を飲んでいる人も多いです。

いかにも「昔ながらのお花見」という雰囲気があって、管理人的にはお勧めですが、非常に人気があってかなり混雑しているんですよね……

ひたすら歩く

ジンギスカンを焼かなくたって、お弁当を食べなくたって、桜を眺めて楽しければ、それがお花見です。

桜の季節にはカメラを持った写真愛好家も円山公園に集まってくる桜の季節にはカメラを持った写真愛好家も円山公園に集まってくる

ゆっくりと公園内を歩く家族連れやスナップ撮影に熱心なアマチュア・カメラマン。

それぞれの楽しみ方で、桜を観に行ってみましょう。

円山公園の花見の服装

桜の季節、気持ちはすっかりと春ですが、実際の気温はまだまだ冬の延長線みたいなところがあります。

天気が良ければ半袖姿の人たちも多くなる天気が良ければ半袖姿の人たちも多くなる

防寒対策をしっかりとして、風邪を引かないように注意しましょう。

札幌の花見の季節の気温

過去5年間のゴールデンウィーク期間中の札幌の気温は次のとおりです。

2019年は、最高気温23.6℃、最低気温7.9℃。
2018年は、最高気温17.2℃、最低気温6.9℃。
2017年は、最高気温26.1℃、最低気温6.5℃。
2016年は、最高気温24.1℃、最低気温1.7℃。
2015年は、最高気温24.1℃、最低気温8.8℃。

昼間は20℃を越える時間帯も珍しくなくて、半袖でも過ごせるような暖かさです。

一方で、朝夕を中心として、コートが必要になるような気温10℃以下の時間帯も多いというのが、この季節の札幌の特徴です。

春の円山公園は風が強い日も多いので、暖かいように見えても春コートやライトアウターを用意しておくことをお勧めします。

札幌の花見の季節の天気

過去5年間のゴールデンウィーク期間中の札幌の天気は次のとおりです。

2019年は、前半が雨模様、後半が快晴
2018年は、連休中を通して、ほとんど雨模様
2017年は、前半曇りがち、後半は快晴
2016年は、前半晴れて、後半に雨
2015年は、連休中を通して晴れ、一時雨の日あり

桜の季節の札幌は「意外と雨の日が多い」という印象です。

一方で「連休のどこかで晴れの日がある」という感じなので、お花見の日程はギリギリ直前まで検討していることが多いです。

大人数が参加するなど、たくさんの人の日程調整が必要な場合は、天候に関係なく日取りを決めるしかないと思いますが、少人数の場合は、晴れそうな日を選んでお出かけするのがお勧めです。

2018年のように連休中ずっと天気が悪い年は珍しくて、どこかできっと晴れますから(そう信じたいです)。

お勧めの服装

それでは、札幌のお花見にお勧めの服装は、どんな服装でしょうか。

最も注意しなければいけないことは「桜の季節は一日の気温差が大きい」ということです。

「気温が20℃を超えたら上着を脱いで薄着になる」「気温が10℃以下になったら春コートを羽織る」など、臨機応変な対応ができるコーデが一番理想的だと思います。

多少気温が高いようでも、春の円山公園は風の強い日が多くて、屋外でじっと座っていると、意外と寒くなってくることがあります。

ライトアウターを使って、レイヤードコーデできるようにしておくと安心ですね。

まとめ

以上、札幌随一の桜スポット「北海道神宮」「円山公園」でのお花見の楽しみ方についてご紹介しました。

最後に、北海道神宮や円山公園でお花見を楽しむときのポイントをまとめてみました。

・BBQは指定期間・指定区間・指定時間に注意
・場所取りは当日の早朝がお勧め
・食材やお弁当はマルヤマクラスで調達

北海道神宮や円山公園のお花見は、本当に気軽に楽しむことができるので、札幌市民の方にも旅行者の方にもおすすめですよ。

新型コロナウイルスで花見宴会の自粛を要請!

2020年3月27日、秋山札幌市長は、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、花見宴会の自粛を全札幌市民に対して要請しました。

2020年春のお花見では、バーベキューコンロのレンタルや指定区域における火器使用許可なども実施されないものと思われます。

花見宴会ができないのは残念ですが、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するためにも、全市民の協力が必要不可欠なものでしょう。

一方で、公園内の散策に特段の制限は行われない見通しです。

北海道神宮の露店等の情報については、確認ができ次第更新していく予定です。

2020年春、円山公園の花見宴会は自粛しましょう!

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。