少し前の話ですが、電車通りの「アトリエ・モリヒコ」に寄ったとき残念ながら満席でした。
いつものことなので慣れています(笑)
作戦を変更して、和菓子を買って帰って、自宅で美味しいコーヒーを淹れることにしました。
「アトリエ・モリヒコ」の真向かいに、ちょうど和菓子のお店があったからです。
お店の名前は「三八」。
老舗のお菓子って、何だかほっとしますね。
三八とは
「札幌菓子處 三八菓舗」は明治38年に創業した札幌でも老舗の和菓子屋さんです。
長く和菓子専門メーカーだったようですが、平成2年、新しい洋菓子ブランド「札幌菓子處 菓か舎」を開設、オシャレな「札幌タイムズスクエア」が大ヒット商品となり、一躍有名になりました。
三八本社店

「アトリエ・モリヒコ」の向かい側にあるのが、三八本社店(南1条西12丁目)です。
もともとは昭和3年に開店した分店だったらしいですね。
写真からも分かるとおり、店内はとてもきれいな雰囲気です。

向かって右側はイートインスペースになっています。
入り口には「無料のコーヒー、お茶、天然水などをご用意しています。お気軽にお立ち寄りくださいませ。」の看板あり。
この日はお菓子をテイクアウトしたのですが、店内でコーヒー飲めば良かったかな(笑)
ちょっとした時間つぶしや、市内散策での休憩などに使えそうです。
ノープランでお店に入ったので、店内をウロウロして商品を品定め。

定番の「札幌タイムズスクエア」の他に「どらやき」「レモンケーキ」「雪太郎」を購入。
「雪太郎」というのは、北海道産の小豆で炊いたこしあんをふんわりとしたマシュマロで包んだ、三八伝統の和菓子だそうです。
確かに他のお菓子に比べて昔風のムードたっぷりです。
「どらやき」は安定のおいしさ。「レモンケーキ」はフワフワしていて、何だか昔のイメージの固いレモンケーキとは違う食べ物でした。
レモンケーキなんて、なにしろ何十年ぶりに食べたので、他と比べようがありませんが(笑)
「札幌タイムズスクエア」は口当たりのやさしいカスタードケーキ。
「菓か舎」のあるススキノ交差点からネーミングされたみたいです。
いつの日か、お店の前の交差点が「札幌タイムズスクエア」と呼ばれる日は訪れるのでしょうか。
いろいろな種類がありますが、個人的にはカスタードクリームをスポンジ生地で包んだ「プレーン」味が好きです。
っていうか、「三八」にも置いているんですね(一応「菓か舎」ブランドのお菓子なので)。
お年賀の羊羹

家に帰って袋を開けたら「お年賀」と書かれた箱が入っていました。
箱の中身は羊羹です。
こっそりと袋の中にお年賀が入っているなんて、なかなか粋な演出をしますね、三八さん。
羊羹も美味しかったです。
まとめ
三八は札幌市民には馴染み深い庶民派のお菓子です。
派手さはないけれど、普段使いのおやつとして食べ続けていきたいお菓子だなあと思いました。
森彦本店限定ブレンドコーヒー「森の雫」を飲みながら美味しくいただきました。
あ、三八本社店イートインコーナーの無料のコーヒー、いずれ飲んでみたいです(笑)
おまけ

お菓子じゃないですが、三八の紙袋のデザインも良いですね。
札幌らしくスズランの花が描かれています。
こういうの大好きです(笑)
https://sukidesu-sapporo.com/2019/11/17/wagasi-kashin/
