今日「雪ミク電車」と「クリスマス電車」を見ました。
冬の札幌の街には、冬らしい路面電車が走っていますね。
冬の札幌をラッピング電車で楽しもう
札幌の街には路面電車が走っています。
札幌市営交通の札幌市電で、地元市民は「市電(しでん)」と呼んでいます。
市電にはいろいろなラッピング電車があります。
ラッピング電車というのは、電車の車体が大きな広告でペイントされている電車のことです。
通常、ラッピング電車は通年で走っていますが、時には期間限定の電車が走る場合もあります。
毎年、冬になると走り始める「クリスマス電車」と「雪ミク電車」がそれです。
コカ・コーラのクリスマス電車はムード満点
クリスマス電車は北海道コカ・コーラボトリングのラッピング電車です。
電車のボディにはベルやリボンなどのクリスマス装飾がペイントされています。
また、吊り革をリボンで飾ったり、運転席の背面にサンタクロースのタペストリーを掲示したりと、電車の車内もクリスマスムードでいっぱい。
コカ・コーラのクリスマス電車は2000年から続いている札幌の風物詩のひとつ。
今年で20回目ということで、札幌市民にはすっかりと恒例のイベントとなりました。
雪が積もって札幌の街が真っ白になったとき、真っ赤なクリスマス電車はとってもインスタ映えしますよ。
クリスマス電車なので12月25日までの期間限定運行です。
「ミュンヘン・クリスマス市」とセットで、札幌の街のクリスマスムードを楽しむのにぴったりですね。
なお、ミュンヘン・クリスマス市については、別記事「1時間で楽しむ!札幌ミュンヘン・クリスマス市の雑貨と飲食の攻略法」をご覧ください。
https://sukidesu-sapporo.com/2019/11/23/munich/
雪ミク電車は3月まで運行
「雪ミク電車」は、雪ミクでラッピングされた電車のことです。
「雪ミク」とは初音ミクの雪バージョン。
札幌の「クリプトン・フューチャー・メディア」が企画・開発した「VOCALOID(ボーカロイド)」の初音ミクは、札幌の街ではすっかりとおなじみの2次元キャラクターとなりました。
毎年冬になると、初音ミクの冬バージョンキャラクラーが、札幌の街に登場します。
「雪ミク」は、北海道を応援するキャラクターです。2010年の『さっぽろ雪まつり』で “真っ白い「初音ミク」の雪像”を作ったことをきっかけに誕生し、それ以来「雪ミク」が主役のフェスティバル『SNOW MIKU』が毎年北海道で開催されています。「雪ミク」に着せる衣装デザインは、毎年様々なテーマに沿ってインターネット上で広く募集しており、2019年は“北海道の雪をイメージした『プリンセス』”がテーマとなっています。(公式サイトより)
https://snowmiku.com/2019/info_snowmiku.html
雪ミクでラッピングされた「雪ミク電車」は、すっかりと札幌の風物詩として定着しました。
雪ミク電車の車内では、広告枠部分に、雪ミクのイラストやポスターなどが掲出され、車内放送では初音ミクのボイス担当声優の藤田咲さんの音声が流れます。
クールジャパンということなのか、この雪ミク電車は外国人観光客にも人気があるみたいです。
ちなみに、今年の「雪ミク」は「北海道の雪をイメージした『楽器』」をテーマにデザインとなっているそうです。
「雪ミク電車」は3月まで通常運行しているので、冬の札幌にお越しの際は、ぜひ乗車体験をしてみてくださいね。
クリスマス電車と雪ミク電車がすれ違う
今日は「クリスマス電車」と「雪ミク電車」という2つの冬のイベント電車がすれ違う場面を見ました。
場所は札幌駅前通りと南一条通りが交差する「4丁目十字街」のところ。
札幌三越と札幌パルコと4丁目プラザが建っているスクランブル交差点です。
南からクリスマス電車が走ってきたと思ったら、西から雪ミク電車が走ってきました。
ふたつの電車は交差点の真ん中で見事にすれ違いながら走りすぎていきます。
まるで映画のワンシーンのように素敵な場面でした。
もしも、札幌市の交通局が計算しているんだとしたら、これは相当にあざといですよね(笑)
残念だったのは、街にまだ雪が積もっていなかったこと。
雪降る札幌の街で、もう一度このシーンを観てみたいと思いました。
可能性があるのは「クリスマス電車」が走る12月25日まで。
12月の札幌でしか見ることのできない季節限定名場面。
ぜひ皆さんもご覧になってくださいね。
