札幌中央図書館は、読書と自然をダブルで楽しむことのできる空間です。
本を読んだ帰り道に、イチョウの紅葉を眺めながら散歩。
日常生活の中にも、自然を楽しむ方法って、意外とありますよね。
図書館の本はネット予約が基本
読書が趣味だから、週末の行き先はほぼ中央図書館。
週末に借りて、平日に読んで、次の週末に返す。
そんなサイクルができあがっている。
もっとも、図書館で本を読むことはほとんどない。
読みたい本は、その都度、ネットで予約しておく。
多くの場合、本というものは、読んでいるうちに、次に読みたい本が見つかるものだ。
一週間も本を読んでいると、次に読みたい本が、次から次へと出てくる。
ネットや新聞で、自分の知らない本に関する情報を得ることもある。
ネットで予約した本は、カウンターで借りることができるから、閲覧室に入ることはない。
返却カウンターで本を返して、貸出カウンターで予約済みの本を借りる。
滞在時間は、約3分。
それが、最近の、自分の図書館の利用方法だ。
札幌市中央図書館のイチョウの樹
札幌の中央図書館は電車通りにある。
電車通りは歩いているだけで楽しい道だ。
特に、南21条通りを西へ向かって歩いていくと、突き当りに藻岩山が見える。
藻岩山は季節によって姿を変える。
すっかりと黄色くなった山を眺めて、もうすぐ冬だなあなどと考えながら、図書館へ向かう。
図書館の敷地内にも樹木が多い。
駐車場には、大きなイチョウの樹があって、秋になると金色に輝く。
昔は、もっとたくさんのイチョウの樹があった。
駐車場の拡張工事で、古いイチョウの樹は切られてしまったのだ。
それでも、まだ大きなイチョウの樹が、図書館の駐車場にはある。
もともと、この場所には、1987年(昭和62年)まで北海道教育大学札幌校があった。
教育大跡地に、現在の中央図書館が建設されたのは、1991年(平成3年)のこと。
それまで、中央図書館は、北2条西12丁目にあったらしい。
現在も、中央図書館近辺に古いアパートが多いのは、もしかすると、ここに教育大学があった時代の名残りだろうか。
電車通りに、学生街などと呼べるような面影は、もうすっかりとないけれども。
まとめ
散歩とおやつと読書。
それが、僕のウェルビーイングの基本。
中央図書館は、散歩と読書の二つを満たしてくれる、素敵な空間だ。
図書館内のカフェでお菓子を食べたら、三つ全部を満たすこともできる。
そういう空間が近所にあるというだけで、僕の暮らしは豊かだということができるのかもしれない。
