電車通りを行ったり来たりしているうちに、市電の写真をたくさん撮ったので、まとめてアップしておきます。
ちなみに、全部、今日撮った写真です。
同じ一日でも、天候がずいぶん異なることに気が付くと思いますよ。
冬の札幌市電を撮るカメラマンたち
冬になって、市電の写真を撮る人たちが増えたような気がする。
夜に雪が降った翌日は、ササラ電車の写真を撮ろうと、朝早くから多くのカメラマンが出動している。
ササラ電車っていうのは、雪をまき散らしながら走っているところが、一番カッコいいからね。
寒くないかと思われるかもしれないけれど、もちろん寒い。
だけど、好きな写真を撮っているときというのは、不思議と寒さなんか気にならなくなってしまうものだ。
僕もそうやって、冬の札幌の街をずいぶんと撮り続けてきたけれど、最近はすっかりとインドア派になってしまった。
たまに外に出ると、路面電車が走る街が新鮮な気がして、ついスマホで写真を撮ってしまうくらいだ。
なにしろ、iPhoneさえあれば、特別に立派な一眼レフカメラがなくても、それなりの写真が簡単に撮れてしまう。
つまらないと言えばつまらないし、楽しいといえば楽しい。
マニアックな世界というのも、なかなか大変なものなのかもしれない。
晴れたり、吹雪いたり、冬の札幌の天気は変わりやすい
冬の札幌の天候は変わりやすい。
というか、あまりに変わりすぎるので、うかつに「今日の天気は、、、」なんていう言葉を使うことさえできないくらいだ。
30秒前まで青空が見えていたと思ったら、30秒後には吹雪でホワイトアウトになっている、なんてことは全然珍しくない。
吹雪だからといってあきらめる必要はないし、青空だからといって油断することは危険だ。
だいたい、冬の札幌で、雪が降らない日なんてあるわけがない。
天気予報がなんと言おうと、一日のどこかで必ず雪が降る。
それが、真冬の札幌の天気だ。
もっとも、さっぽろ雪まつりの始まる2月に入ると、札幌のお天気事情は、かなり改善する。
一日中ほとんど青空を見ることのできなかった1月とは違って、2月には青空の好天が多くなる。
冬の青空が見えるようになると、札幌市民は春が近いことを体で感じることができる。
もちろん、実際の春は、まだまだ遠いんだけれどね。
北海道の人間にとって、冬に青空が見えるということは、そのくらい嬉しいことなのだ。