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豊かなおうち時間。原田知世の新作カバーアルバム『恋愛小説4~音楽飛行』全曲レビュー。

おうち時間を豊かにする。原田知世の新作カバーアルバム『恋愛小説4~音楽飛行』全曲レビュー。

原田知世さんのニューアルバム『恋愛小説4~音楽飛行』を購入しました。

暮らしに癒しを与えてくれる原田知世さんの音楽。

全曲解説を含めて、早速レビューしたいと思います。

『恋愛小説4~音楽飛行』とは?

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

本作『恋愛小説4~音楽飛行』は、2023年10月に発売された原田知世さんのアルバムです。

『恋愛小説4』とあるのは、過去に発売されている「恋愛小説シリーズ」の第4作目に当たるから。

「恋愛小説シリーズ」は、原田知世さんのカバーアルバムのシリーズで、洋楽カバーは、2015年に発売された第1作目の『恋愛小説』以来となります。

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サブタイトル「音楽飛行」は、懐かしい音楽を聴いて、昔の思い出まで飛んでいって、という意味が込められています。

原田知世「今回のアルバムのサブタイトルは「音楽飛行」なのですが、音楽を聴くと一瞬で思い出の場所に連れていってくれることがあるじゃないですか? アルバムを聴いていただいた方にも、いろんな心の旅をしていただければいいなって思っています」(出典:vogue.co.jp)

CDの帯にも「連れていって、あの歌の記憶へ」とあります。

収録曲は、1960年代から1970年までの曲が中心で、一番新しいビリー・ジョエルが1977年。

リアルタイムで聴いてこなかった人にも「懐かしい」と思える曲ばかりではないでしょうか。

『恋愛小説4~音楽飛行』全曲レビュー

サブスク解禁以来、毎日『恋愛小説4~音楽飛行』を聴いています。

どれだけリピートしても、飽きることがありません(今のところ)。

原曲がどんな曲だったのかを含めて、全曲レビューしてみました。

ヒア・カムズ・ザ・サン(ザ・ビートルズ)

1曲目は、ザ・ビートルズ「ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes the Sun)」です。

1969年(昭和44年)発売のアルバム『アビイ・ロード』収録曲。

作詞作曲はジョージ・ハリスンでした。

知世さんのインタビューによると、今回のアルバムで一番最初に決まった曲だそうです。

原田知世「アルバム制作がスタートしたとき、最初に決めた曲が『ヒア・カムズ・ザ・サン』でした。プロデューサーの伊藤ゴローさん、レーベルの斉藤嘉久さん、私、3人とも同意見でした」(出典:goetheweb.jp)

朝にぴったりの爽やかナンバーですね。

デイドリーム・ビリーバー (ザ・モンキーズ)

2曲目は、ザ・モンキーズの「デイ・ドリーム・ビリーバー(Daydream Believer)」です。

1967年(昭和42年)に全米1位を記録した大ヒット曲。

作詞・作曲は、元キングストン・トリオのジョン・スチュワートでした。

知世さんは、インタビューで「中学生の頃を思い出す曲」と言っています。

原田知世「モンキーズの『デイドリーム・ビリーバー』もそう。確か中学生のころ、フィルムのCMに使われていました。この曲を歌うと、その当時が思い出され、その当時の私も思い出されます。そういう曲が、時代を超えて聴き継がれ、歌い継がれていくと思う。『恋愛小説4』のリスナーの皆さんにもそういう体験をしていただきたいですね。アルバムのサブタイトルは“音楽飛行”ですが、音楽によっていろいろな土地、いろいろなときを旅してほしい」(出典:goetheweb.jp)

リアルタイム的には、原田知世さんが生まれた年の曲なんですけどね。

日本では、1989年(平成元年)に、忌野清志郎率いるザ・タイマーズが日本語でカバーした曲が有名。

「♪ずっと夢を見て~」っていう歌詞は、セブンイレブンのCM曲でもおなじみですね。

知世さんバージョンも、すごく爽やかで、朝からずっと聴いていたくなる優しい曲です。

遙かなる影 (カーペンターズ)

3曲目は、カーペンターズの「遥かなる影(Close to You)」です。

1970年(昭和45年)に全米1位を獲得した大ヒット曲で、年間チャートでも2位を記録しています。

落ち着いたメロディと知世さんのボーカルがぴったり。

オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート(ニール・ヤング)

4曲目は、ニール・ヤングの「オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート(Only Love Can Break Your Heart)」です。

1970年(昭和45年)発売のアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』収録曲。

知世さんはインタビューで「ニール・ヤングを聴くと、10歳上の兄を思い出す」と語っています。

原田知世「私には10歳上の兄がいて、ニール・ヤングの『オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート』が好きでした。私が7つくらいのころ、当時高校生だった兄がこの歌をよく歌っていました。部屋にこもってギターを弾きながら。家族に聴こえないように、小さい声で。それを姉と私は壁に耳をあてて聴いていました。そのことを私はずっと忘れていて。でも、今回何十年ぶりかで思い出しました」(出典:goetheweb.jp)

伊藤ゴローさんとの対談では、故・高橋幸宏さんの思い出に触れる場面も。

原田知世「そういえば、幸宏さんもニール・ヤングの「Only love Can Break Your Heart」をカバーされていましたよね(1991年のソロアルバム『A Day In The Next Life』収録)。私たちの、今回のカバーも聴いてほしかったですね」(出典:rollingstonejapan.com)

しっとりとした名曲で、個人的にもすごく好きな曲です(ニール・ヤングのオリジナルもいいですよ、もちろん)。

今回のアルバムの中で、イチオシの曲ではないでしょうか。

イン・マイ・ライフ(ザ・ビートルズ)

5曲目は、ザ・ビートルズの「イン・マイ・ライフ(In My Life)」です。

1965年(昭和40年)に発表されたアルバム『ラバー・ソウル』収録曲。

知世さんは、インタビューで「私の希望でセレクトした曲」と言っています。

原田知世「この曲は私の希望でセレクトしました。歌いたかった曲です。ビートルズの曲もカーペンターズの曲も、私はリアルタイムでは聴いていません。それなのに、いつのまにか身近にあって口ずさむようになっていました。こういう曲をスタンダードとかエヴァーグリーンとかいうのでしょうね。私の甥もよくビートルズを口ずさんでいますが、もちろんリアルタイムでは聴いていません。中学校のときに音楽の教科書に載っていたそうです。そういう歌ばかりを『恋愛小説4』では9曲レコーディングしました」(出典:goetheweb.jp)

アレンジがかわいくて、ほのぼのとしています。

青春の光と影(ジョニ・ミッチェル)

6曲目は、ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影(Both Sides, Now)」です。

1969年(昭和44年)発売のアルバム『青春の光と影』収録曲。

一般的には、1968年(昭和43年)のジュディ・コリンズのヒット曲として知られています。

伊藤ゴロー「ちなみに今作で一番音数が多いのは、ジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now」です。最初から歌にまとわりつくような緻密なアレンジを目指していて、よくこのオケの中で歌ってくれたなと思うくらい、トリッキーなアレンジになっています。「Both Sides Now」は僕も知世ちゃんも好きすぎて、なかなかカバーする機会がなかった。いざやろうと思った時に自分はどんなアレンジができるのか、知世ちゃんはどんなアプローチで歌を入れてくるのか、色々考えました。結構シリアスにカバーしている人が多い印象だったのですが、僕にとってはもっとキラキラした楽曲なんですよ」(出典:rollingstonejapan.com)

ちなみに、知世さんが、この曲をカバーするのは2回目になります。

原田知世「そう。1994年にリリースしたミニアルバム『カコ』に収録された曲だから、かれこれ30年くらい前になります。ライブでも当時歌っていたので喉の使い方の癖が残っていて、それを全て取れたらいいなと思いながら臨みました。結果、30年前とは全然違うボーカルになったので、今回トライした甲斐がありました」(出典:rollingstonejapan.com)

知世さんのカバーは、すごく清楚。

透明感のあるボーカルは、ピアノとの相性もばっちりですね。

ビー・マイ・ベイビー(ザ・ロネッツ)

7曲目は、ザ・ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」です。

1963年(昭和38年)全米2位の大ヒット曲。

当時の邦題は「あたしのベビー」で、弘田三枝子や伊東ゆかりなんかがカバーしています。

近年では、浜田省吾さんが、アルバム『青空の扉』でカバーしたバージョンもいいですね。

伊藤ゴロー「ロネッツの「Be My Baby」は楽しかったですね。僕は「過剰なアレンジ」オタクなんですよ(笑)。この曲をプロデュースしたフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドもそうですが、最近の音楽でも、いろんなものを詰め込みすぎて「どこを聴いていいのかわからない」みたいな(笑)。そういう曲が好きなんです」(出典:rollingstonejapan.com)

本作『恋愛小説4~音楽飛行』の中で、一番ノリノリの曲です。

マイ・シェリー・アモール(スティービー・ワンダー)

8曲目は、スティービー・ワンダーの「マイ・シェリー・アモール(My Cherie Amour)」です。

1969年(昭和45年)全米4位の大ヒット曲。

シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン(ビリー・ジョエル)

9曲目は、ビリー・ジョエルの「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン(She’s Always a Woman)」です。

1977年(昭和52年)発売のアルバム『ストレンジャー』収録曲で、1978年にシングルカットされてヒットしました。

いやいや、ここでビリー・ジョエルかあ、という感じ。

本作『恋愛小説4~音楽飛行』収録曲の中で、圧倒的に一番新しい曲ですよね(ほとんどは、1960年代の曲なので)。

でも、このビリー・ジョエルがすごくいい感じで収まっているんですよね、アルバムの最後に。

原曲も好きだけれど、知世さんバージョンは、しっかりと原田知世の音楽。

すごく好きです。

まとめ

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

僕は、原田知世さんと同世代なので、懐かしいと感じるものは、時代的に似ている部分があるのかもしれません。

個人的に好きな曲ばかりで、あるいは、これは、多くの人に愛されている定番曲ばかりということなのかもしれませんね。

自分は、特典のメガジャケ目当てで、初回限定盤をAmazonで予約購入しました(笑)

Amazonの場合、発売日の商品発送となるので、札幌から予約注文すると、手元に届くのは発売日の2日後ということになります。

まあ、先にサブスクで聴けるから、別に問題はないのですが。

秋から冬にかけて、おうち時間が増える季節。

原田知世さんの音楽を聴きながら、のんびりと過ごしたいと思います。

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kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。