札幌で人気のオシャレな隠れ家カフェをご紹介します。
カフェ巡りの旅も、札幌では楽しめますよ。
隠れ家カフェは2名以下で
札幌には2種類のカフェがあります。
ひとつはグループでワイワイと楽しめるカフェ、もうひとつは少人数で静かに過ごすカフェ。
最近のおしゃれカフェには小さなお店も多く、必然的に少人数で静かに過ごすことが主流のお店も多くなっています。
札幌でカフェ巡りを楽しむなら、一人か二人くらいの人数の方が選択肢が増えますよ。
静謐な空間「喫茶カルメル堂」
電車通りの裏通りにある古くて小さなビルの6階にある隠れ家カフェです。
本当に隠れ家カフェとしてぴったりの雰囲気を持っているお店なのですが、大人気のお店なので、現実的には「隠れ家カフェ」とは言えないかもしれませんね。
だけど、店内はいつでもとても静かで、静謐な雰囲気を求めてやってくるおひとり様の姿が絶えません。
お店の方針として「2人以下」推奨なので、3人以上のグループ利用は難しいと思います。
空席があれば、別々のテーブルに分かれて座ることは可能でしょうが。
ちなみに「静けさ」が売りのお店なので、店内での会話はなかなか響きます。
おしゃべりを楽しみたいときにチョイスするお店ではないかもしれません。
もちろん、決して堅苦しいお店ではないので、小さな声で会話を交わす分には全然問題ありませんよ。
店主はアンティーク雑貨のプロなので、店内のインテリアは心地良いレトロ調。
小懐かしい雰囲気が落ち着きと憩いの時間を約束してくれます。
お勧めメニューは、数量限定のフレンチトーストとコーヒーどら焼き。
開店前から並ぶ人がいるくらいの人気メニューです。
喫茶カルメル堂
札幌市中央区南1条西6丁目20-2 KYビル6F
12:00-21:00(L.O.20:30)
日曜日のみ19:00まで(L.O.18:30)
月曜と第1火曜定休
大正時代のビル「喫茶つばらつばら」
電車通りに面した古いビルの路地にある小さな喫茶店です。
なにしろ、ビルは札幌で最古の鉄筋コンクリート造りのビルで、なんと大正13年建築。
ビルに向かって左側の路地に面して、喫茶店の入り口があります。
こんなビルの一室にある喫茶店だから、お店もまるで時間が止まったかのような静かな雰囲気です。
店内は本当に小さいので、グループの利用は難しいと思います。
と言っても、別に堅苦しい雰囲気というわけではなく、ふんわりと暖かい空気が漂っているお店です。
お店が小さくて距離感が近いので、カップルにもお勧め。
お勧めメニューは喫茶店定番のナポリタンとプリンアラモード。
昭和レトロな雰囲気を楽しみたい方には絶対にお勧めです。
近所のお菓子屋さん「カプセルモンスター」で買ってきたケーキを持ち込むと、ケーキセットになります。
喫茶つばらつばら
札幌市中央区南1条西13丁目317-2 三誠ビル1F
13:00-23:00
火曜と第二水曜定休
レトロでオシャレ「喫茶プール」
二条市場に近い創成川イーストにある小さな喫茶店です。
昭和レトロな雰囲気たっぷりの癒し系カフェで、ゆったりと落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
場所柄いかにも隠れ家カフェなのですが、とにかく大人気なので満席になることも珍しくありません。
特にランチメニューが用意されているので、ランチタイムは早い者勝ちです。
店主の音楽好きがしっかりと伝わってくるくらいに、BGMにはこだわりを感じます。
特に、1970年代に活躍したシンガーソングライター、キャロル・キングは喫茶poolの定番です。
店内のインテリアはリアルビンテージで、体全体が心地良い懐かしさに包まれます。
お勧めメニューは常連絶賛のオムライスとプリン。
オシャレで洗練された昭和レトロ感がたまりません。
なお、喫茶poolについては、別記事「小さな喫茶店「cafe pool」でドライカレーのカフェランチ」も併せてご覧ください。
https://sukidesu-sapporo.com/2019/02/07/cafe-pool/
喫茶pool
札幌市中央区南3条東2丁目9 丸見ビル1F
11:00-20:00
火曜定休(その他不定休あり)
学生街の喫茶店「苺館」
北海道大学の近くにある学生街の喫茶店です。
もっとも、周りにはあまりお店もなくて、まさしく隠れ家カフェの風格を漂わせています。
昭和レトロ調のムードたっぷりですが、実際に1980年に開店したという、創業40年のリアルレトロなお店です。
お店のコンセプトは1980年に流行したイギリスのティールーム。
石造りの小さなお店の中には、オシャレな英国カフェの哲学があちこちに詰め込まれています。
当時としては珍しかった、紅茶メニューが常に3種類揃っているのもイギリスへのこだわり。
BGMはもちろんアイリッシュフォーク。
北大の教授や学生がふらりとやってきては、紅茶を飲んで一休みしていきます。
小さいながらもテーブルは4人掛けなので、グループ利用も可能です。
お勧めメニューはマトンカレーとパンプキンパイ。
40年間変わらない喫茶店の味をご賞味ください。
なお、苺館については、別記事「アイリッシュフォークが流れる「苺館」のチキンカレー」も併せてご覧ください。
https://sukidesu-sapporo.com/2019/01/31/ichigokan/
苺館
札幌市北区北14条西3丁目1-33
11:00-18:00
日曜定休
柔らかい白さに包まれたい「カフェブラン」
藻岩山へ上るロープウェイ乗り場のすぐ近くにある小さな喫茶店が「カフェ・ブラン」です。
「BLANC」とはフランス語で「白」という意味らしいですが、店内は間違いなく真っ白に統一されています。
その白さは純白と言うよりも、人の手の温もりが伝わってくるような柔らかい白さ。
古民家の2階をリノベーションした客席空間は、とっても落ち着きます。
人気の「森彦珈琲」を飲めるということも、このお店が支持されている理由のひとつだと思います。
カウンター席がメインなので、仲良しさんと2人で並んでランチなんていう使い方がお勧めです。
もちろん、一人で本を読みながらのカフェタイムにもぴったりですよね。
人気メニューはパンケーキ。
手作り感のある優しい味わいを、ぜひご賞味ください。
CAFÉ BLANC(カフェ ブラン)
札幌市中央区南十九条西15-5-10
11:00~19:00(L.O18:30)
金・第一木休み
まとめ
以上、お一人様にもお勧めの札幌で人気の隠れ家カフェをご紹介しました。
最後に、隠れ家カフェを利用する際のポイントをまとめてみました。
・2人以下で利用することが望ましい
・小さなお店だからこそのこだわりを楽しむ
・席数が少ないので満席の確率が高い
サービスは必要最小限かもしれませんが、濃密な時間を過ごすことができる。
それが、札幌の隠れ家カフェの魅力なのかもしれませんね。
なお、友だちとおしゃべりも楽しみたいという方は、別記事「仲間との楽しい会話も弾む!札幌で人気のおしゃれカフェおすすめ5選」をご覧ください。
https://sukidesu-sapporo.com/2020/02/16/cafe-group/
