皆さん、今年の冬道ではもう転びましたか?
僕は今シーズンまだ一度も転んでいません。
年明けまで一度も転倒していないなんて、僕にとっては記録的な善戦です(笑)
昨シーズンは11月だけで3回転びましたから。
今回は、もう毎シーズン、冬道との激闘を繰り広げている僕が考える、北海道の冬道を歩くための冬靴対策についてご紹介したいと思います。
北海道旅行の際の参考になれば幸いです。
なお、管理人が実際に冬靴を買ってきた別記事「雪道で滑らない靴がほしい!イオン冬靴祭で最強のブーツを探してきた」も併せてお読みいただくと、より分かりやすいかと思いますので、ぜひ(笑)

また、冬のバーゲンセールで冬靴を購入予定の方は、別記事「バーゲンセールで失敗しない!賢くお得なショッピングのコツ」も併せてご覧ください。

北海道の冬靴に求められるスペック
冬靴を選ぶときに重要なポイントは防寒性・防水性・防滑性の3つです。
「最高気温が氷点下で当たり前」という北海道の真冬には、防寒性が絶対に必要です。
また、雪の中を歩くような場合には防水性も求められます。
僕のようによく転ぶような人は滑らないソールの靴を履いた方が良いと思います。
3つのポイントがバランス良く整っている靴が理想的ですが、どのようなロケーションで使用するかということも考慮しながら、実際の靴選びをすると安心です。
例えば僕の場合は「滑らない靴」という部分が絶対条件です。
靴屋さんで靴を選ぶ際には「滑りやすくないかどうか」を確認します。
まあ、「絶対に滑りません」と答えてくれる靴屋さんはありませんが(笑)
冬の北海道のロケーション
一口に「冬の北海道」と言っても、そのロケーションは様々です。
僕の場合、自分の日常生活を分析して、そのロケーションを3つに区分しています。
1番目はほとんど屋外を歩かない場合、2番目は主に札幌中心部を歩く場合、3番目はしっかりとした雪道を歩くような場合です。
札幌で生活をしていると、実はNo.1からNo.3までのロケーションが様々に登場してくるので、その日の自分の行動スタイルにマッチした靴を用意することが重要です。
以下、具体的に見ていきたいと思いますが、本日の写真はいずれも僕のインスタのアーカイブをちょっと加工したものです。
靴がメインの写真ではないので、若干分かりにくい部分があるかもしれませんがご了承ください。
ほとんど屋外を歩かない場合の靴
自動車でJRタワーの立体駐車場まで行って札幌ステラプレイスを見たりする場合や、大通の地下駐車場に自動車を止めて地下街で買い物をしたりする場合など、現代の札幌では意外と雪道を歩かないでもショッピングをしたり食事をしたりすることは可能です。
こういう場合、本格的な冬靴は必要ありません。
ただ、ビルや地下街のフロアが雪で濡れている場合は多いので、木底の革靴は絶対にアウトです。
最低でも雨の日に履くようなゴム底の靴が必須。なんならスニーカーでもいけます。

例えばバンズのふわもこスニーカーは冬でも比較的暖かいので、降り積もった雪の中を歩くのでなければ冬でもいけます。
ただ、ローカットのスニーカーは足首の部分が冷気にさらされているので、やっぱり寒いですけど。

コンバースのオールスターで、ハイカットのスニーカーは足首を冷気から守ってくれるので、意外と暖かいです。
ただ、いかんせんオールスターは生地がぺラいし、通気用の穴が空いているので、屋外に出るとかなり寒いです。

屋外でも対応できるリーボックのハイカットスニーカー。
思い切り白なのでコーデが難しいですが、冬でも安心です。
僕の場合、足元が寒いのは嫌なので、スニーカーを履く場合もハイカットの靴を履くようにしています(若い人の中には、ローカットスニーカーを履いている人たちもいますが)。
実際には一番活躍しているのは、雪道でも歩けるような革靴ですね。
予想外に路面を歩く場合にも対応できますから。
詳しくは次の項目でお話ししたいと思います。
札幌中心部を歩く場合
札幌中心部の商店街というのは、真冬であっても本格的な雪道というのは少ないです(ドカ雪が降っている場合などは別ですが)。
だから、街で食事をしたり買い物をしたりするときにガンガン雪の中を歩いて行けるような靴を履いているとオーバースペックということになります(大は小を兼ねるという考え方もありますけど)。
僕の場合は、冬道でも歩けるような革靴をメインに使っています。

冬のメインはパラブーツのシャンボード。
札幌パルコにある「ユナイテッド・アローズ」のお兄さんは、「これで札幌の冬も乗り切れます!」と断言していましたが、僕もそう思います。
シャンボードを履いて冬道で転んだことはまだありません。
まあ、注意しながら歩いているということもありますが、パラブーツにはやはりブーツという安心感があります。

ビジネスでのジャケパンスタイルにもパラブーツは対応できるので、僕の場合はオンオフともに活躍してくれる心強い相棒です。
僕の冬靴問題はパラブーツの導入でほぼ解決しました。
なお、パラブーツが札幌の冬で通用するのか問題については、別記事「パラブーツの革靴は冬の札幌の雪道でも通用するのか検証してみた」で詳しく紹介しているの、併せてご覧ください。


もうひとつ、頼りになる革靴がドクターマーチンで、シャンボード以上に暖かいというメリットがあります。
見た感じがゴツいのでオフ専用にしていますが、雪道でもガンガン歩いていけます。
上の写真はマーチンのギリーシューズ。
見た感じもスマートなので幅広に活躍してくれます。

こちらはマーチンの3ホール。ゴツい感じがしますが、重いコートなどと合わせたときにバランス良くなります。
ということで、札幌の冬道で革靴を履きたい人には、「パラブーツ」と「ドクターマーチン」をお勧めします。
ちなみに、ドクターマーチンについては別記事「人気のドクターマーチンの3ホールは冬の札幌の雪道でも最強だった」で詳しく紹介しているので、よろしければ併せてご覧ください。


ちょっとカジュアルダウンしたいときはクラークスのデザートブーツ。
ビームス別注のゴアテックス仕様のデザートブーツは冬道でも暖かい優れ物ですが、デビュー戦の日に北海道大学から北18条の地下鉄駅まで歩いているときに思い切り転倒しました。
以来、冬靴としては二軍生活が続いています(笑)
本格的な雪道を歩く場合
さっぽろ雪まつりを観て歩く場合やドカ雪が積もった日などは、本格的なスノーブーツがあると安心です。

ナイキのスニーカーブーツは、雪の降った日の通勤用にも導入しています(オフィスで革靴に履き替える)。
ちなみに、札幌のビジネスマンは、「通勤用」と「オフィス用」で靴を履き分けている場合が多いです。
暖かいし滑らないので、かなり強力なレギュラー選手です。
雑誌ビギンで紹介されているのを見て購入しましたが正解でした。
さすがビギンです(笑)

さらに雪まつり用、コロンビアのムートンブーツ。
ムートンブーツといえばUGG(アグ)が有名ですが、冬用の靴ではないため北海道の雪道では対応できません。
僕はソールを雪道用に貼り替えて1シーズン履きましたが、何度も転びました(貼り替えたソールが良くなかったということもありますが、、、)。
ソールを貼り替えていないUGGで北海道の冬を過ごすのはほとんど自殺行為です。
実は高校生や大学生が履いているティンバーランドの黄色いブーツも選択肢に入れたことがあるのですが、お店のお姉さんに「冬靴じゃないんだから、やっぱり滑りますよ」と明るく言われたので購入をあきらめました(笑)
ちなみに今シーズンはソレルのウインターブーツの購入を検討しましたが、お店のギャルなスタッフに「ニセコのスキー場でアルバイトするんですか?笑笑」と言われて断念しました。
都市生活者には完全にオーバースペックです。
でも、ソレルのブーツ、いつかはほしいなあ。
まとめ
以上、北海道の冬靴の選び方について、自分の実践を交えながらご紹介してみました。
機能性だけではなくファッション性が求められるという意味で、冬靴の選び方ってなかなか難しいですよね。
機能性とファッション性のバランスを考えながら冬のオシャレを楽しみましょう。
参考になれば幸いです!

