道庁赤れんが庁舎の前庭を散策してきました。
札幌の秋も、もうそろそろ終わりですね。
冬が始まるまで、もう少しだけ名残りの秋を楽しみたいと思います。
週末の散策はメンタル・マネジメント

日常生活の中で欠くことのできないものの一つに、週末の散策がある。
別に運動不足を解消するようなウォーキングではない。
どちらかというと、日頃のストレス解消を図るようなメンタル・マネジメント。
できれば、自然空間の中を歩いた方が、リフレッシュ効果は大きいような気がする。
自然空間というのは、とにかく季節の移り変わりに敏感だから、自分が四季の中で生きているということを、はっきりと感じさせてくれる。
日々変化していく季節を五感で感じる。
そんなとき自分は、日常のちょっとしたつまらないことを、一瞬忘れることができるような気がする。
そして、そんな季節の移り変わりを感じることのできる自然空間が、都心部にたくさんあんるのが、札幌の街だ。
なんだかんだ言って、札幌は自然豊かな北の街だと思う。
秋風とウェディングドレスを着た若い女性

北3条西6丁目にある道庁赤れんが庁舎は、札幌駅から歩いて10分のところにある、都会のオアシスだ。
明治時代の歴史的建造物・道庁赤れんが庁舎は、現在、メンテナンス工事中で見学することはできないけれど、池のある広い前庭を自由に散策することはできる。
ここは週末のサードプレイス。
外国人観光客に混じって、池の畔を歩いているだけで、遠くまで旅をしてきたような気持ちになることができる。
冷たい秋風と、散りゆくイチョウの葉。
これ以上ないくらいに、秋の終わりの日曜日。
真っ白いウェディングドレスを着た女の子が、風の中で記念写真を撮っている。
北3条広場に伸びるイチョウ並木も見ごろを過ぎて

赤レンガテラス前の北3条広場に伸びるイチョウ並木は、どうやら見ごろを過ぎたらしい。
北海道の秋は短いから、ちょっと油断をすると、あっという間に季節が移り変わってしまう。
北3条通りのイチョウ並木は、1988年(昭和63年)の「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選ばれている、札幌を代表する街並みの一つだ。
もっとも、あの頃はまだ、赤レンガテラスも「日本生命札幌ビル NOASIS3.4(ノアシス3.4)」もなかったけれど。
季節だけでなく、街の景観もまた、時代の流れとともに移り変っていくものなのだろう。
まとめ

昨日までと一転して、今日は秋風の冷たい一日だった。
11月の札幌は、日一日と冬へのカウントダウンを繰り返していく。
ちょっと風邪気味の感じはあるけれど、明日も厚着をして散歩へ出かけよう。
