2月5日の朝。
朝焼けの気配を感じながら出勤。
今年初めて「冬を乗り切った」という実感があった。
札幌の冬を象徴するものは、気温や天候ではない。
太陽の出ている時間だ。
仕事へ出かける時間帯に、太陽が出ているか。
仕事から帰る時間帯に、空は明るいか。
空が明るいと、それだけで気持ちが柔らかくなる。
もちろん、気温は相変わらず真冬日だし、雪だって降り積もる。
それでも、日照時間が長いというだけで、札幌の人たちは、春の訪れを感じることができるのだ。
曇天ばかりの1月と違って、2月になると青空の日が増える。
青空が、北国の春の訪れを予感させてくれる。
氷点下だって、雪が降り積もったって、春は近い。
そう感じさせてくれる2月の朝だった。
相変わらず、凍結路面には注意が必要だったけれどね。
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