「自家焙煎珈琲 菊地珈琲本店」は、昔ながらのごく普通の喫茶店です。
今風のオシャレカフェでもなく、わざとらしい昭和レトロな純喫茶でもない、どこの街にも一軒はあるだろう、ごく普通の喫茶店。
この「普通な感じ」が、菊地珈琲を居心地の良いお店にしてくれるんですよね。
今回は、普通の喫茶店「菊池珈琲本店」で名物「厚焼きトースト」を食べてきたので、ご紹介します。
なお、「菊地珈琲」については、別記事「「一力」の紅白饅頭も!「菊地珈琲」で創業33周年感謝セール開催中」でも詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。
https://sukidesu-sapporo.com/2019/12/02/kikuchi-coffee33/
菊地珈琲本店へのアクセス
菊地珈琲本店は、札幌市中央区の北1条西20丁目にあります。
自動車で行く場合は、西20丁目の道を南から北へ向かって走っていくと、北1条通りを越えてすぐ、左手にお店が見えてきます。
菊地珈琲本店は自動車で訪れる人も多く、店舗南側に駐車場(8台分)が用意されています。人気店なので、駐車場がいっぱいになることも珍しくありません。
地下鉄で行く場合は、地下鉄東西線「西18丁目駅」が最寄り駅で、駅から歩いて10分程度のところにあります。
菊地珈琲本店の営業時間
菊地珈琲本店は、朝7時から夜19時まで営業しています(ラストオーダーは18時30分)。早朝から営業しているので、朝ご飯を食べたい人にもぴったりですね。
なお、定休日ですが、菊地珈琲本店は、日曜日と祝祭日がお休みなのでご注意を。
菊地珈琲本店の店内
菊地珈琲本店は、住宅街の中にある普通の喫茶店です。
基本的には1人客想定で2人掛けテーブルが中心ですが、3人以上の場合もテーブルを付けて対応してくれます。

新聞や雑誌も豊富に用意されています。客層に合わせて、オジサン向けの週刊誌とかあります。
そして客層はほぼほぼ中高老年の男性一人客です。
近所のお年寄りがモーニングコーヒーを飲んでいます。
タクシー運転手が一休みしています。
サラリーマンが一服しています。若いカップルとかいません。オシャレ女子もいません。
管理人も早起きなんですが、菊地珈琲本店はいつも朝早くから常連のお客さんで賑わっています。
昔からの常連がお店と一緒に年齢を重ねたといった感じの風情です。
マスターはいかにも「喫茶店のマスター」といった雰囲気の素敵な初老の男性で、白シャツにネクタイ姿がビシッと決まっています。
ちなみに、店内は全面的に禁煙になりました!
菊地珈琲のコーヒー
菊地珈琲のコーヒーは自家焙煎珈琲です。
実は菊地珈琲の本業は喫茶店ではなく、自家焙煎珈琲の卸売りで、喫茶店は自家焙煎珈琲を気軽に飲んでいただくための試飲スペース的な感じで始めたのだとか。
焙煎はダブルローストで、優しくてすっきりと飲みやすいコーヒーが特徴です。
ところで、菊地珈琲本店にいわゆる「モーニングコーヒー」はありません。
なぜなら、そもそものコーヒーの価格が超お得だから。
菊地珈琲本店では、朝でも夜でも美味しい珈琲を低廉な価格で飲むことができるのです。

菊地珈琲のお勧めは、ブレンドコーヒーです。
1杯320円で、ハンドドリップの美味しいコーヒーを飲むことができるなんて、札幌市内ではかなり希少だと思います。
菊地珈琲本店のブレンドコーヒー
ちなみに、札幌の人気カフェのコーヒーの相場は500円程度で、それ以上のお店も珍しくありません。
また、菊地珈琲本店には、昔ながらの喫茶店らしくアメリカンコーヒーがあります。懐かしい感じがしますね。
そして、菊地珈琲本店では、なんと「ブルーマウンテンNo.1」を飲むことができます。
しかも、1杯たったの680円。
自称オシャレカフェのブレンドコーヒーと変わらないお値段で、ブルマンが頂けちゃうなんて、ほとんど奇跡です(笑)
菊地珈琲本店には、普通の喫茶店らしく「コーヒーチケット」があります。
10枚綴り3,000円なので、ブレンドコーヒー10杯飲むと200円のお得です。
その他、菊地珈琲本店は普通の喫茶店なので、ちゃんとジュースも用意されています。
しかも、100%ジュース。品揃えもオレンジ、アップル、グレープフルーツ、トマトと充実。
菊地珈琲の厚焼きトースト
菊地珈琲本店に、いわゆる「モーニングサービス」はありません。
なぜなら、超お得なトーストセットを終日で提供しているから。
時間に関係なく、コスパの高い食事ができるなんて、これはかなりの魅力ですよね。

菊地珈琲本店の人気フードメニューが「厚焼きトースト」です。
メニュー名はトースト単品のようですが、実際は厚焼きトーストにゆで卵とバナナがセットになっています。

しかも値段は280円と、超びっくり価格です。
菊地珈琲本店にモーニングセットがないのは、この「厚焼きトースト」を一日中オーダーすることができるからなんだそうですよ。
さすがです、菊地珈琲。
菊地珈琲の珈琲豆販売
菊地珈琲本店の本業は珈琲豆の販売なので、店頭で自家焙煎珈琲を購入できます。

我が家のコーヒーも、菊地珈琲のブレンドコーヒーが中心で、毎週末に大量に購入して一週間で消費しています。
価格が安いので、ためらいなくたくさん飲めるんですよ(基本のオリジナルブレンドで200グラム960円)。
ちなみに、菊地珈琲本店には会員制度があって、会員になると毎回会員価格で珈琲豆を購入できます。
また、菊地珈琲本店では、年に数回、珈琲豆のセールを実施しています。
普段から安い珈琲豆が、さらにお買い得に購入できます。
なお、菊地珈琲では、多くの喫茶店に珈琲豆の卸売りを行っています。
円山にある人気カフェ「カフェエデン」でも、 菊地珈琲のコーヒーを飲むことができるそうですよ。
菊地珈琲本店のお勧めポイント
最後に、菊地珈琲本店3つのお勧めポイントをまとめてみました。
・早朝7時から営業している
・価格が安い
・コーヒーが飲みやすい
おしゃれカフェが注目される時代ですが、普通の喫茶店にも良いお店はたくさんあります。菊地珈琲本店の美味しいコーヒーとトーストで癒やされましょう。
