ミニマルライフ

お先にどうぞ。お金がなくてもすぐにできる簡単スローライフ。

お先にどうぞ。お金がなくてもすぐにできる簡単スローライフ。

お金がなくてもすぐにできる、簡単なスローライフ術を集めてみました。

スローライフの考え方は、豊かな暮らしのために大切なもの。

 

スローライフとは?

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

2000年代初頭、スローライフという言葉が流行しました。

当時は、オシャレなライフスタイルの一つとして、商業ベースでも注目されましたが、一過性のブームだったのか、最近はあまり聞くことがなくなりました。

でも、スローライフそのものは、豊かな暮らしを実現する上で、やはり大切なものだと思います。

ポイントは、スローライフとは、少ないモノで暮らすとか、家事の負担を軽減するとか、そういう意味ではなくて、文字どおり「ゆっくり生きる」ことにあるのではないかと思います。

秒刻みのタイムマネジメントが当たり前となったデジタル時代。

時間に管理されない暮らし方こそが、求められているのではないでしょうか。

ゆっくり歩く

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

スローライフの基本は、ゆっくり歩くこと。

藤子不二雄『ドラえもん』で、のび太君の発する名言に「のんびり行こうよ、人生は」というのがあります(てんとう虫コミックス第5巻)。

のび太君のライフスタイルを象徴するような言葉ですが、スローライフの精神は、まさにこの「のんびり行こうよ、人生は」に凝縮されているのではないでしょうか。

created by Rinker
¥528
(2024/05/03 14:52:07時点 Amazon調べ-詳細)

点滅信号は渡らない

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

乃木坂46の「きっかけ」は、「交差点の途中で不安になる あの信号 いつまで青い色なんだろう? ふいに点滅し始め 急かすのかな いつの間にか 少し早歩きになってた」というフレーズから始まります。

横断歩道を渡る前に青信号が点滅し始めたら、次の信号を待ちましょう。

交通ルールでも「道路の横断を始めてはならない」と定められています。

渡っている途中で点滅しそうだったら、次の青信号を待つ。

何事も、心の余裕がスローライフです。

エスカレーターは歩かない

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

エスカレーターに乗るときは、手すりにつかまったまま静かに立っているのが正解。

東芝エスカレーターの公式サイトにも「踏段の上を走ったり、歩かないでください」と明記されています。

「片側は急ぐ人のために空けておく」というのは、単なる暗黙のルール。

スローライフでは、エスカレーターを歩いて昇ることはありません。

万が一、エスカレーターを歩いて昇っているときに事故が発生した場合は、自己責任ということにもなりかねません。

セールは終盤に参加する

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

夏や冬のバーゲンセールは、混雑の落ち着いた終盤に参加しましょう。

セール初日の長い行列に並んでいると、我ながら「スローライフじゃないなあ」と思ってしまいます。

そもそも、「セールまで買わなかったモノ」というのは、逆に言うと「絶対に欲しかったモノ」ではないはず。

本当に欲しいモノはセール前に買う。

そうでないものは「セール終盤まで残っていたらラッキー」くらいの気持ちで、ちょうどいいのではないでしょうか。

飲み放題を利用しない

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

居酒屋のお得な飲み放題システムを利用するのは、スローライフではありません。

好きなドリンクを、好きな分だけ、適度に飲むのが正解。

時間に管理されながら、せかせかと飲むのでは、息抜きにもなりませんよね。

座席利用に時間制限のあるお店も、スローライフ向きではないようです。

電車は一本遅らせる

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

駆け込み乗車は、もちろんNG。

電車やバスは、一本遅らせて、次の電車を待つくらいの気持ちが大切です。

電車を一本見送ったくらい、長い人生ではたいした影響ではありませんから。

まとめ

出典:unsplash.com出典:unsplash.com

作家・井伏鱒二さんの口癖は「お先にどうぞ」でした。

思うに、スローライフというのは、オシャレなライフスタイルのことではなく、井伏さんのような生きる姿勢を表しているのではないでしょうか。

何事も「お先にどうぞ」の気持ちで生きることが、結果として、人生を豊かにしてくれるような気がします。

そのためにも、日常生活では、競争心を捨てて、気持ちのゆとりを持つことが大切。

のび太君のように「のんびり行こうよ、人生は」で、生きていきたいものですね。

ABOUT ME
kels
札幌住み歴38年目。「楽しむ」と「整える」をテーマに、札幌ライフを満喫しています。妻と娘と三人暮らし。好きな言葉は「分相応」。